奈良千春のレビュー一覧
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2010年9月に刻印が出版され1年強で5作という著者の執筆ペースの凄さもさることながら、どの巻もぐいぐいと物語に読者を引っ張りこんでいく吸引力は感嘆に値する。人員不足となりながら結束を強めていく薔薇騎士団と着実に成長を遂げていく啓。彼がどっちとどうなるのかというのより、物語そのものの行方に気持ちが持っていかれる。エリックから啓へと託されたメッセージに胸がつまった。エリックの謎が何を指しているのか、アダムとの決着が啓に、そして世界に何をもたらすのか、次の完結編に期待が高まる!でも終わるのは寂しい。
奈良さんの絵は、今回も素晴らしい!カバーイラスト、口絵もしばし見入ってしまう。そして、見開きの挿絵ですよ!すごい迫力!モノクロでもすごいけど、カラーだったらどれほどだろう。カラーでも見てみたいー! -
Posted by ブクログ
二人の守護者に愛されているだけでも苦悩があるのにそこへ三人目の守護者マリオが現れてそれぞれの想いが交差します。
相変わらず自分に向けられる想いに無頓着な啓。
啓の明るい穏やかな性格に皆惹かれてしまうのでしょうね。
マリオの気持ちや激しくなっていくアダムとの戦闘。身近な大切な人々との別れ。
今回も息をつく暇もなく一気に読みました。
アダムとの戦いが迫る緊迫した雰囲気の中、あのラウルが自分の持ち物を整理して身軽にしていたり、レヴィンが啓から距離を置きだしたり皆これから起こる事へ自然に対処しています。その事が一層緊迫している状況を物語っています。
マリアの存在も話の中にちらりと出てきますし、啓の父エリックからの贈り物もありました。
それにしてもアダムの計り知れない能力に挑むのは並大抵の事では済まないでしょう。
数々の経験をふんで啓は総帥としての義務を果たします。
辛い決断でした。
毎回内容の濃いめまぐるしい展開に読み終わると思考が止まってしまいます。
そしていよいよ次巻、最終巻です。
今回の「薔薇の守護」次巻「薔薇の誕生」二冊で完結記念小冊子全サあるそうです☆
厳かに来年の夏を待ちます。 -
Posted by ブクログ
長い年月過剰なストレス下に置かれると人は精神に異常をきたす。または別の人格を生み出すのかもしれない。自分を守る為に。
白金台で殺人事件が起きた。医師とその助手が殺されたのだ。政治家に多数の身内を持つ篠原家に起きた殺人事件に疑問を抱き、上司の汚職で濡れ衣を着せられ社会部のデスクから一転、文芸部へと左遷されていた貴志はエリート警視篠原に接触し事件の真相を探る。
そんな時、財布を擦られてバーを出た貴志はその男に拉致されて...
リョウと名乗る野性味溢れる男に二度も陵辱され「篠原には近づくな」と言われても命がけで事件を追う貴志は次第に篠原家の隠す秘密に近づいていく。
左遷され、新聞社内にも味方は無く上司からも釘を刺され、妖しい男に暴行されながらも真実を求めて行動する貴志。
暴力団の本部にまで取材を申し込む無謀さに冷や汗が出ました。
余りにも目紛しく進む内容に一気読みでした☆
面白い〜♫ -
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面白さは4.6.レヴィンもラウルも前半出てこないのでちょっと↓。でも、新登場人物は◎アデラひいばあちゃんもスティーブンじいちゃんもマリア母さんも個性豊かです。マリア×エリックやアダム×房江も充分背徳感たっぷりだから、ちょっと物語に入れて欲しいな。奈良さんのイラストも素晴らしいです。アシュレイのお説教シーンも楽しかったです。前は文也だったし、次の巻では誰の説教シーン?はっ!!もしやアダムの説教とか?期待してます。「ダメじゃないか啓、早く美味しい曾孫をつくらなきゃ」とか?。レヴィンも同居したら、しょっちゅうラウルと啓がくっついてるのを見てショーックとか。
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Posted by ブクログ
ラウルがアダムに攫われてから三年の月日が経った。
啓は消息を断ち、レヴィンは啓の血を飲んだ時から眠り続ける。総帥になったルイスは独断と偏見で行動し、薔薇騎士団は揺らいでいた。そんな時、ルイスの策略により不死者に襲われていたアシュレイ達を危機一髪で啓は助ける。愛犬サンダーと共に。
前作から三年が経って啓は逞しくなりました。啓の祖父スティーブンや曾曾祖母アデラ(先視の声を持つ不死者)が啓に力を貸してくれ、啓の母マリアも啓の為に動いてくれます。
そんな中、レヴィンは目覚め、三年もの間鎖に繋がれアダムに血を飲み続けられても生きていてくれたラウルを奪還し、いよいよ核心へとお話は進みます。息をのむ暇もない程面白い☆
中でもラウルとレヴィンの啓へのライヴァル心むき出しがいいですね〜取り合っています、二人で。
かなり濃い三人の絡みもありましたが、ラウルに言わせると、まあ儀式だそうです。
皆の願いを聞き入れて六代目総帥を受ける条件がレヴィンの騎士団復帰でした。ほんとによかった〜☆
再び騎士団が纏まりつつあるのにラウルとの情事を[神の眼]を持つアシュレイに見られて咎められるのですが(ラウルがガード機能を使うのを忘れたから)レヴィンとの関係も発覚して「三重苦」と唸って失神したアシュレイが気の毒ではありました(笑)
晴れて守護者二人に守られてアダム討伐となるのでしょうが、アダムがまた水面下で画策しているようです。
本当にこのシリーズは毎回面白い。
次巻が待たれます☆ -
Posted by ブクログ
これまで読んだ中で1番面白かった!先生の言動にハラハラドキドキしつつも笑ってしまった〜(笑)予想の上をゆく先生のそういうところが最高です!そんな先生に振り回されてるみんなが気の毒だけど可笑しい(笑)藤堂との揉め事も一応はケリがついて良かった〜。まだ不安ではあるけども(苦笑)それに桐嶋がすごくいい奴で見直した。憎めないキャラというか。1番ドキュンときたのが、滝沢の流れからの街中でのキス///イラストがまた素晴らしくて!ここからの、結婚式〜でみんなとわいわいしてるところもすごい好き。
あと、途中のリキが死んだっていう展開が衝撃でした…結局は嘘だったけど(苦笑)見事に騙された!