奈良千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ヘブンノウズ」「足跡」「赦罪」ときて、今回が完結編となってしまいました…!センセのシリーズものは、いつも最後に名残惜しくさせられます。今回も読み終えてしまうと、やっぱり寂しくなってしまいました…
やさしくて、赦されて、そして癒される、魂の再生の物語でした。
最後に来てようやくあの事件の真実が明らかになりました。誰が悪いとか、誰のせいとか、あれこれ突き詰めて考えれば苦しみや悲しみをいっそう深くするだけの真相でした。
それより目の前にある小さな幸せを大事にしていこう、という考えにたどり着いた旭の前向きな気持ちは読んでいてとても心に響きました。
泣かずにはいられなかったです。
そういう気持ちになれたのは、やっぱり渋澤の愛のパワーと、旭をとりまく個性的な仲間のおかげですね。
渋澤の一言一言が、心に響いてきました。作家だけあって、ちょっと小難しいことを旭に語りかけてて、テレパシーの話から量子力学に飛躍して驚かせるんだけど、最終的になるほどと思わせるものがあるんです。
含蓄のある、印象的な言葉がいっぱいでした。
…まあ、そんな胸に響くような話を旭にしておいて、いつのまにかエロい展開になっていくのはちょっとツッコミたくなりましたけどww
新しい執事が登場していていろいろ期待しちゃいました!不慣れなところもある若い眼鏡執事さん。薫となんらかの展開があるのかと思ったり…スピンオフとか?
渋澤の浮気疑惑も面白かったです。旭はほんとにかわいいですね~
ミツルも無邪気な子供らしさを取り戻していて、本当によかったです。まだこれから苦悩することもあるかもしれないけれど、旭たちまわりがしっかり彼を支えるだろうと思えます…
そっちより、渋澤と旭の関係に衝撃受けたりしてwwすごいブラコンに育ちそう…
悲惨な事件を核にしたミステリー&スピリチュアルなストーリーでありながら、擬似家族ものにもなっていて、温かみが感じられる人間関係に和みました。なんだか渋澤家の一員として過ごしたような錯覚を起こしてしまうほど引き込まれました… -
Posted by ブクログ
思ったよりも早く出た少年神シリーズ新刊。「少年は神の花嫁になる」「少年は神に嫉妬される」に続く3巻目です。
今回も期待を裏切らない面白さでした。神話や伝説がモチーフとなった冒険ファンタジーは夢中になれる魅力が盛り沢山で、ほんとに惹き付けられてしまいます。
前回からの流れで、樹里をめぐってアーサーとランスが対立してしまうのでは…とハラハラさせられましたが、こうきたかと。
ランスルートじゃなかったですね。残念なような、ホッとしたような…
ランスが素敵でした!カッコいいです。まさに騎士の中の騎士ですね。樹里が好きなのに、ガツガツ迫らないで恋心を胸に秘めたまま忠誠を貫くそのストイックさに萌えます。領地を大事にしていて領民からも愛されてるのもすごく伝わってきました。
一方、アーサーの樹里に対するストレートな愛情表現も本気度が増してきてどんどん好印象になってきました。樹里にあんなに素気無くされてもへこたれない強靭な精神力は、相当真剣に愛してる証拠ですよね~
樹里は気持ちに嘘がつけないから、ついはねっかえりな言動や態度をとっちゃうんだろうけど、その飾らないところにアーサーもランスも信じられるものを見い出しているのだと思うんですよね…
捕らえられて牢に閉じ込められたシーンは辛かったです。でも樹里はちゃんと愛されているなと後々感じられて結果的には安堵できました。
全体的な話の展開は、もう片時も目が離せない状態です!
マーリンの独白から始まるけど、この話がコワいです。モルガンは、アーサーたちに倒す事なんてできるのかと思ってしまうほど、用意周到な恐ろしい魔女なんですよね。
ジュリの復活にはやっぱりなと思ったけど、ここまで邪悪だとは想像してませんでした。
ただエクスカリバーも登場してきたし、妖精王も最強だし心強いものもありました。
イラストは今回違和感なくて、案外いいのではと思ったりしました。
人間関係があまりにも複雑に変化してきてるので、次回どうなるのか固唾を呑んで見守ってしまいそうです。住む世界の違うアーサーと樹里の恋の行方もどうなってしまうのか気を揉みます…!心配な事がてんこ盛りなので、一刻も早く続きプリーズ!! -
Posted by ブクログ
アーサー王伝説がモチーフとなっている異次元ファンタジーの2巻目。
とてもきれいな表紙です。がしかし、ちょっと話の雰囲気とはズレを感じないでもないです。ストーリーは樹里の超はねっかえりな性格や、アーサーのおおらかな下半身ぶりでもう少しコミカルでスリリングで、こんなに荘厳じゃないかんじ。
今回も樹里のアーサーに対するこわいもの知らずな言動、暴力が光っていました。もっとやれw
女々しくなくて、スカッと爽快な気持ちにさせてくれます。
とても男らしいヒロイン。やりすぎちゃったかな…と反省するところがまたかわいいです。
リュックの中身を上手く利用して機転がきくところも、利発でやるなと思わせてくれます。
ちょっと危なっかしくて、ほっとけない…というか、親しみがわいてしまう樹里に、気がついたらまた一人トリコになってる人物が!!
え、いつから片想いだったのと、ちょっと興奮してしまいました…!
弟王子はスカしたタイプで、まあこれはアーサーのライバルにはならないなと踏んでいましたが。
ランスは、ちょっと強敵じゃありませんか!
太陽と月、光と影、白と黒。正反対の魅力が二人にはあるので、ステキすぎてどっちが良いか迷いますね←
樹里もランスのことを憎からず思っているようだけど、アーサーにも確実にほだされていってるのが伝わってきます。
ランスはアーサーに忠誠を誓っているのでまさか樹里とあそこまでいくとは予想外でした。しかし、ストイックに頑張っていた気持ちが途切れた瞬間、というのはグッときますね~
萌えました。
アーサーは頼もしいけど、王子的結婚観を樹里に言ってしまったり気配りゼロですよね。その気にしない豪胆ぶりがまた魅力でもあるので、そのままぐいぐいオレ様で樹里に迫ってほしいと思います。
ストーリー的には、樹里の幼い時の出来事と不思議な力や父親の謎なども含め、マーリンの脅威や新キャラの中島などてんこ盛りで興味津々になりました。
でも、一番はやっぱり恋愛面でこれからどうなっていくのか、です!あれこれ妄想が止まりません。脳内分岐点が多くてBLゲーみたいになっています。アーサールートか、ランスルートか…3Pか??
続きをどうぞ早くプリーズ。 -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
イラストレーターの旭は、ベストセラー作家の渋澤に才能を見いだされ、弟・ミツルとともにに澁澤邸に居候している。澁澤への思いが叶い幸せな毎日が続くはずが、ミツルを養子に欲しいという申し出があり!?
***
──君が相手なら、私はきっと欲情する
2015年初読みの作品です。
延期、延期、延期を繰り返し、満を持しての発売に本当に胸が一杯になりました。
大好きなシリーズの完結編。読むのが勿体無くて、少しずつ読もうと思っていたのですが、いざ読み始めたら途中で止める事が出来ず、結局一夜で読み終えてしまいました。
盛り上がりのピークは前巻で終わってしまったので今回は晴れて恋人同士になった渋澤と旭の恋愛模様と事件解決にスポットライトが当てられているのですが、事件解決の方は割とあっさりめ。
まぁ、1巻〜3巻にかけての問題(広也の件)がかなり異質でヘビーだったのであれと比べても引けを取らない展開にするにはもっと殺伐とした恐ろしい展開にしないといけないと思うのでこれはこれで良いと思います。
何より渋澤と旭が始終甘々、初っ端からラブラブえろえろで、読んでいて思わずにやけてしまうぐらいイチャイチャしてくれたので恋愛面の方はお腹いっぱい大満足です(笑)
それに新キャラを含めた渋澤邸の人達が皆幸せそうで見てるこっちまで幸せを分けて貰えるような感じでした。
渋澤邸の住人が本当に羨ましい…。
それから渋澤の語る蘊蓄と哲学が地味に面白いです。
感銘を受けるような名言も沢山出て来ますし、蘊蓄や雑学は言っている事は難しいですが読んでいるとちょっと頭が良くなったような気がしてきます(笑)
個人的には精子と量子力学の話がとても興味深かったです。
──甘くて、ほろ苦い、愛と死と再生の物語
まさに帯通りの内容の作品だと思います。
言葉では語り尽くせない程、深くて素晴らしい作品なので気になるけどまだ読んでいない…という人は騙されたと思って是非お手に取って読んでみて欲しい作品の一つです。 -
購入済み
わぁん終わっちゃう〜!
記念番外の続編はありますが終わっちゃう〜!読みたいけど読み終わりたくないっとゆー矛盾に苛まれながらもやっぱりサクサク読み進めてしまいました(笑)。毎度毎度災難?に見舞われる芽吹、今回も然り。しかも兵頭に思わぬ火の粉が降りかかり、いよいよ芽吹も兵頭への気持ちを観念するとゆーか自ら認めざるを得ない状況になります。苦難を乗り越え(?)甘くなれない関係のはずが異常にラブい、後半もおニヤニヤ全開です(笑)。濡れ場(バスルームだったし正しくね!)も超盛り上がりを見せてくれてそっち方面も抜かりなくガッツリ読ませてくれます。交渉人とゆー職を通して見られる世界(ヤクザ絡みが多いですが。笑)が非凡ゆえに興味深いし個々のキャラが生きてて人間相関図がこれまた面白いし永遠に続けてほしいシリーズです。
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切ねえ…
篠塚が切なすぎる。
そしてなんといういい男。
幸せになってもいいじゃんかよ、と思うが、色々と大きすぎて普通の相手じゃ抱えきれないだろうな。
うん、悪いけど江波じゃ無理。
篠塚は折れることなくそのままてっぺんまで上がって行ってくれと、切に思う。
(しかしこれBLなのか??) -
最近では一番!
最近読んだ中で一番好きなお話です。
登場人物がメイン二人以外もとっても魅力的に描かれています。
個人的には氷川先生が大好きです。
”僕の清和くん”と当然のように公言しているのが微笑ましい。