あらすじ
恋人だったリシャールと別れて10年。アンリは、いまだ忘れられない想いを秘めながらも、逃げるようにリシャールとの再会を避けていた。絶対的な白人至上主義者であるリシャールに、自分が日系の血をひいていることを言い出せなかったアンリは、嫌われることを恐れたゆえに、別れるためにひどい裏切りを行ったのだ。しかし、そんなアンリの前に10年の時を経てリシャールが姿を現す。動揺するアンリは拉致同然に連れ去られ、ホテルに閉じ込められて----…。
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Posted by ブクログ
案外好きなお話でした。
リシャール(攻)のあまりの身勝手さには少々呆れましたが…
最後の最後のアンリ(受)を想う気持ちの誠実さは
本物だと思ったのでその瞬間好きになりましたね。
アンリはすっごく辛い選択を過去に迫られたと思います。
それでも、ずっとリシャールが好きだったという
想いの強さにすっごく惹かれましたわぁ。
Posted by ブクログ
プライド高い高飛車男の鼻を折ったった!
白人至上主義な攻めに復縁を求められるが、日系の血が混じっていると隠している受けは拒み続ける。プライド高い男が信念を曲げてまで、愛のために受け入れる…ざまみろ感が爽快でした♪
Posted by ブクログ
アンリが恋人だったリシャールと別れてから10年が経った。
アンリは未だにリシャールを忘れられず、想いを引きずっているもののリシャールからの「会いたい」という連絡を拒み続けていた。
なぜなら、絶対的な白人至上主義者であるリシャールに、自分が日系の血を引いていることを言い出せないためであった。
しかし、そんなアンリの前に、10年の時を経てリシャールが姿を現す。
再会を拒み続けるアンリに対して、交差点で止まっている車の前に飛び出すなど、おおよそリシャールらしからぬ行為に、そして、「アンリが来るまでそこをどかない」と言い張るリシャールにアンリは渋々、連れ去られることを了承するが、リシャールに連れて行かれた先はホテル。
とりくつしまのないアンリにじれたリシャールにアンリは抱かれてしまう。
心はリシャールにあるアンリには、それを拒みようがなくて……
という話。
物語の「今」としては、アンリとリシャールが再会して、アンリが結婚を発表する日までのたった4日間。
ただそこに、上手にアンリとリシャールの出会いから今までを絡めてあるので、とても濃い話になっていました。
それと、この話は「駆け引きはベッドの上で」の番外編のようになっているようで、そちらの登場人物の名前もチラホラ出ています。
ただ、読まなくても十分に面白いので、問題はなかったです。
最後はキレイなハッピーエンドになっていて(ちょっとだけ出来すぎたドラマのようでしたが)、いい終わり方でした。
ただ、前編を通して、慎重派で考え込みやすくリシャールのことに関してはネガティヴなアンリ目線で物語が語られるので、少し、鬱々としていて肩が凝るといえば肩が凝るかもしれません。
Posted by ブクログ
「駆け引きは〜」シリーズを読んでたんでこれは買わないと!でした。だって「駆け引きは〜」自体はあんまり引き込まれなかったけど、そこにチラッと出てきたリシャールとアンリがすごく気になってたんだもん。
Posted by ブクログ
恋人だったリシャールと別れて10年。アンリは、いまだ忘れられない想いを秘めながらも、逃げるようにリシャールとの再会を避けていた。絶対的な白人至上主義者であるリシャールに、自分が日系の血をひいていることを言い出せなかったアンリは、嫌われることを恐れたゆえに、別れるためにひどい裏切りを行ったのだ。しかし、そんなアリンの前に10年の時を経てリシャールが姿を現す。動揺するアンリは拉致同然に連れ去られ、ホテルに閉じ込められて―。