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英田サキ先生のファンタジー
英田サキ先生の作品には珍しい、幽霊が出て来る、少しファンタジー要素のあるミステリーです。しかし、安定の英田先生、泣かせに来ます。そして、奈良千春先生の描くショタはめちゃくちゃ可愛い。主人公の弟、ミツルがめちゃくちゃ可愛いです。
Posted by ブクログ
表紙絵に惹かれたのと、英田さんの新刊ということで手に取った。
英田さんの作品はよくヤクザがでてきたり、裏組織だったり政治が絡んできたりで、いつも世界感がどっしりとしているというか、怪しく暗い雰囲気を持っているので構えて読んでしまっていた。
今回の作品は作者も言っているように毛色が変わってちょっと柔らかい作風なので、とても読みやすかった。しかし「ラブ&エロス不足を心からお詫びします」というあとがきには笑ってしまったがwあんあん言う旭はやくみたいですねw
謎あふれるキャラたちが今後どう躍動していくのか楽しみで自作も期待!
表紙の暗い緑は、やはり本文にあるように嫉妬や嘘のことをあらわしているのかと、ふと思った。
Posted by ブクログ
年の離れた弟、ミツルと暮らす為に大学を中退してアルバイトと好きな絵のホームページを管理していた旭の元へ、絵のオファーが来る。
それは著名な作家渋澤からの名指しで考えられない幸運だった。
出版社からのメールに驚いたものの、6歳のミツルはある事件から口をきく事が出来なくなり外出出来ない為家での打ち合わせとなった。
ひょんな事からそのままミツルとともに渋澤邸へ行く事になった日から渋澤との関係が始まる。
美男子渋澤氏のユーモラスで知的な存在や屋敷に暮らす妖しい美貌の占い師薫、渋澤の従兄弟で大学生の道朗(バンドマンで女性にだらしないハンサム)そして執事の宇喜多さん。
個性派が暮らす渋澤邸にはなんと幽霊も住んでいるのです。
旭の重荷とか事件とか幽霊とか諸々がぎっしり詰まったおもちゃ箱
みたいな面白い作品でした☆
本当なら暗くなってもいい内容ですが、そこは英田先生の作品ですから〜
初めてあった時、庭の落ち葉に埋もれている渋澤を閉じこもりきりだったミツルが走り出して見つけたシーンとか、最後の雪の降り出した庭で自分のオーバーでぐるっと包み込んでくれる渋澤氏とか胸にグット来てしまいました。
そして何より渋澤邸の庭、心惹かれました♡
4月の次巻早く読みたいデス〜
Posted by ブクログ
シリーズ第1作。さすがストーリーテラーだなーと溜息です。ミステリー仕立ての物語に魅了されたまま、あっという間に最後まで読んでしまいました。
ベストセラー作家の渋澤と彼からイラストレーターとして仕事を依頼された旭の出会いから始まる話は、ミステリーながらオカルトちっくなところもあって、興味が尽きません。
登場人物が全員魅力的なのがポイントです。
何といっても、旭がとても等身大で親近感を感じるキャラなのです。彼の感情がごく自然で、喜びも苦しみもすんなり受け入れることができました。しかし、旭は悲惨な事件で母を失い、そのショックから普通の生活ができなくなってしまった弟のミツルを抱え、バイトで日銭を稼いで人一倍苦労している身の上。そして、母に対してずっと後悔している苦しい思いがあるのです。
この兄弟はかなり重いものを背負っていますが、渋澤家の人々とめぐりあう事によって、人生が急転換していきます。
登場人物がたくさん登場して、この後もいろいろ関わっていきそうなので、楽しみ。
事件性があって殺伐としたものも含有しながら、優しさやいたわりの気持ちもあふれていて、読後は穏やかな気持ちになります。
渋澤家の人々がすごく濃いキャラで、もう興味津々。変わり者でちょっと不思議な「恋人を作らない主義」の渋澤はダントツで気になるし、薫も美形な上に女装癖がすごく魅力的です。チャラ男の道朗、そして執事!その息子がシェフとは…もう腐女子の大好物バイキング祭状態といっても過言じゃないです。
読んでいてわくわくするような登場人物多数に、降って湧いたようなホラーな展開。謎解き的には大体見当がついてしまったのですが、それでもそれを上回る面白さでした。
まだ、序盤戦なんですよね?ひとつの事件は解決しましたが、いろいろ伏線が回収されていない気がします。そして、BL的エロ成分も不足気味だったような…それっぽいムードは満点なのがセンセらしいな~と思ったり。
当て馬速水にジャマされず、渋澤と旭がcpになれる日はいつやってくるのでしょうか?これからの展開に期待大です。
奈良千春絵師のイラストが素敵です。旭とミツルがかわいい。
Posted by ブクログ
ミツルの存在がなんとなくダブル・バインドの祥を思い出しました。焼きまし、とは思わないんですが、キーパーソンに子供を持ってくるのが続くとあれ?っとなりました。
それを打ち消すぐらい個性的なキャラクターの会話劇が面白かったです。
酔っ払った旭はとても可愛かったですが、会話に自慢を挟んでくる渋澤とそれにきちんと気づく旭のやり取りが面白いなと思いました。
これからきっと、占い通り旭は恋に落ちて苦しむことになるんでしょうが、苦しみながら関係がどう変わるのかが楽しみです。また、母親を殺した犯人は誰なのか?まだきっかけがないものの、いずれ核心に迫っていくのかなと思うので、今回同様な解決に至るのかどうかが気になります。
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