【感想・ネタバレ】ヘブンノウズ 【イラスト付】のレビュー

あらすじ

「私はね、君の絵に恋をしたんだ」ベストセラー作家の渋澤征武と知り合ったその日、旭はそう告げられた。半年前にある事件で母を亡くし、ショックから言葉を失った幼い弟と暮らしている旭は、もしあの日、もしあの時…… そんな後悔に囚われて毎日を送っていた。けれど、渋澤に会った日から、すべてが変わり始めた! 恋人は作らない主義と宣言する渋澤、男女問わず恋をする薫、執事の宇喜田を始め、個性豊かな渋澤邸の住人たちに、最初は反感を覚えた旭だったけれども!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

デッドロックシリーズを読破し、次に読む英田作品を探していた時にこちらのシリーズが気になりとりあえず1冊購入。読みやすい文章であっという間に読んでしまいました。早速続編を買う予定です!

#癒やされる

0
2022年05月09日

購入済み

セールになっていたときにまとめ買いしました。作家さん買いなんですが、この作品もとても良くて気がついたら夢中になって読んでました。続きを読むのがとても楽しみです。

#切ない

0
2022年01月16日

購入済み

英田サキ先生のファンタジー

英田サキ先生の作品には珍しい、幽霊が出て来る、少しファンタジー要素のあるミステリーです。しかし、安定の英田先生、泣かせに来ます。そして、奈良千春先生の描くショタはめちゃくちゃ可愛い。主人公の弟、ミツルがめちゃくちゃ可愛いです。

0
2021年07月10日

Posted by ブクログ

表紙絵に惹かれたのと、英田さんの新刊ということで手に取った。
英田さんの作品はよくヤクザがでてきたり、裏組織だったり政治が絡んできたりで、いつも世界感がどっしりとしているというか、怪しく暗い雰囲気を持っているので構えて読んでしまっていた。
今回の作品は作者も言っているように毛色が変わってちょっと柔らかい作風なので、とても読みやすかった。しかし「ラブ&エロス不足を心からお詫びします」というあとがきには笑ってしまったがwあんあん言う旭はやくみたいですねw
謎あふれるキャラたちが今後どう躍動していくのか楽しみで自作も期待!
表紙の暗い緑は、やはり本文にあるように嫉妬や嘘のことをあらわしているのかと、ふと思った。

0
2012年03月22日

Posted by ブクログ

英田先生新シリーズ!待ってました!
一巻ではまだキスどまり、肌色なしです。しかし内容は凄く面白いです!読みだしたら止まらない。ミステリー調ストーリーで読者を引き込んでくれます

0
2012年03月19日

Posted by ブクログ

年の離れた弟、ミツルと暮らす為に大学を中退してアルバイトと好きな絵のホームページを管理していた旭の元へ、絵のオファーが来る。
それは著名な作家渋澤からの名指しで考えられない幸運だった。
出版社からのメールに驚いたものの、6歳のミツルはある事件から口をきく事が出来なくなり外出出来ない為家での打ち合わせとなった。
ひょんな事からそのままミツルとともに渋澤邸へ行く事になった日から渋澤との関係が始まる。
美男子渋澤氏のユーモラスで知的な存在や屋敷に暮らす妖しい美貌の占い師薫、渋澤の従兄弟で大学生の道朗(バンドマンで女性にだらしないハンサム)そして執事の宇喜多さん。
個性派が暮らす渋澤邸にはなんと幽霊も住んでいるのです。
旭の重荷とか事件とか幽霊とか諸々がぎっしり詰まったおもちゃ箱
みたいな面白い作品でした☆
本当なら暗くなってもいい内容ですが、そこは英田先生の作品ですから〜
初めてあった時、庭の落ち葉に埋もれている渋澤を閉じこもりきりだったミツルが走り出して見つけたシーンとか、最後の雪の降り出した庭で自分のオーバーでぐるっと包み込んでくれる渋澤氏とか胸にグット来てしまいました。
そして何より渋澤邸の庭、心惹かれました♡
4月の次巻早く読みたいデス〜

0
2012年03月13日

Posted by ブクログ

シリーズ第1作。さすがストーリーテラーだなーと溜息です。ミステリー仕立ての物語に魅了されたまま、あっという間に最後まで読んでしまいました。

ベストセラー作家の渋澤と彼からイラストレーターとして仕事を依頼された旭の出会いから始まる話は、ミステリーながらオカルトちっくなところもあって、興味が尽きません
登場人物が全員魅力的なのがポイントです。
何といっても、旭がとても等身大で親近感を感じるキャラなのです。彼の感情がごく自然で、喜びも苦しみもすんなり受け入れることができました。しかし、旭は悲惨な事件で母を失い、そのショックから普通の生活ができなくなってしまった弟のミツルを抱え、バイトで日銭を稼いで人一倍苦労している身の上。そして、母に対してずっと後悔している苦しい思いがあるのです。
この兄弟はかなり重いものを背負っていますが、渋澤家の人々とめぐりあう事によって、人生が急転換していきます。
登場人物がたくさん登場して、この後もいろいろ関わっていきそうなので、楽しみ。
事件性があって殺伐としたものも含有しながら、優しさやいたわりの気持ちもあふれていて、読後は穏やかな気持ちになります。

渋澤家の人々がすごく濃いキャラで、もう興味津々。変わり者でちょっと不思議な「恋人を作らない主義」の渋澤はダントツで気になるし、薫も美形な上に女装癖がすごく魅力的です。チャラ男の道朗、そして執事!その息子がシェフとは…もう腐女子の大好物バイキング祭状態といっても過言じゃないです。
読んでいてわくわくするような登場人物多数に、降って湧いたようなホラーな展開。謎解き的には大体見当がついてしまったのですが、それでもそれを上回る面白さでした。

まだ、序盤戦なんですよね?ひとつの事件は解決しましたが、いろいろ伏線が回収されていない気がします。そして、BL的エロ成分も不足気味だったような…それっぽいムードは満点なのがセンセらしいな~と思ったり。
当て馬速水にジャマされず、渋澤と旭がcpになれる日はいつやってくるのでしょうか?これからの展開に期待大です。
奈良千春絵師のイラストが素敵です。旭とミツルがかわいい。

0
2012年03月14日

Posted by ブクログ

ミツルの存在がなんとなくダブル・バインドの祥を思い出しました。焼きまし、とは思わないんですが、キーパーソンに子供を持ってくるのが続くとあれ?っとなりました。

それを打ち消すぐらい個性的なキャラクターの会話劇が面白かったです。
酔っ払った旭はとても可愛かったですが、会話に自慢を挟んでくる渋澤とそれにきちんと気づく旭のやり取りが面白いなと思いました。

これからきっと、占い通り旭は恋に落ちて苦しむことになるんでしょうが、苦しみながら関係がどう変わるのかが楽しみです。また、母親を殺した犯人は誰なのか?まだきっかけがないものの、いずれ核心に迫っていくのかなと思うので、今回同様な解決に至るのかどうかが気になります。

0
2012年03月12日

Posted by ブクログ

このタッグ…やはり最強である…。

なんかBLとミステリーの融合的作品で、面白かった!シリーズ一作目ということで、確かに恋愛要素少なめの、エロ度も低めでしたが満足である!

渋澤の過去気になるわ~

0
2012年03月09日

Posted by ブクログ

あー。かわいいお話しで、好きです。
攻がかわいいおやじ(笑)
幽霊ものなので、英田さんの作品としては異色です。

ヘブンノウズシリーズ(2013年現在3冊刊以下続刊)
1.「ヘブンノウズ」
2.「ヘブンノウズ足跡」
3.「ヘブンノウズ贖罪」

1
2013年12月25日

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾

攻め:渋澤征武
受け:千野旭


母親が殺されたあと全く喋らず、家から一歩も出なくなった弟・ミツルと暮らしている旭。ネットに細々と上げているイラストを見て挿絵を依頼された有名作家・渋澤と知り合う。誰とも会いたがらなかったミツルが渋澤には懐くのを見て嬉しいが嫉妬もしてしまう。
バイト先の同僚・美奈代がバイトを長く休んでるのも気になっていて…。

渋澤が『枯れ葉の寝床』を持ち出してきていたのが私にはツボwww
BLを読む腐女子ならみんな馴染みがあるよね、と一人ニヤニヤしました。
美奈代の殺害と冷蔵庫、手塚のことは早いうちから分かるので推理物とは言えないけどサスペンスっぽくて良かった。
他の同居人たちにもいろいろ過去があるようだし、続きが気になります。

0
2015年01月29日

Posted by ブクログ

久しぶりの英田さん(当社比)
散りばめられたエピソード、癖のある登場人物たち……相変わらず読みごたえアリです。
が、しかしL成分がモダモダしとります……www
まぁ、ここでこの展開でL全開になられても萎えますがwww
まだまだ続くようなので、きっと!!

0
2013年09月30日

Posted by ブクログ

ほぉ〜何とも余韻の残る不思議な作品でした。ファンタジー仕立てのミステリーBL風味とでもいうのでしょうか。
個性的な渋澤邸の住人達とのやり取りがユーモラスで軽いタッチに進んでいったかと思えばホラーを彷彿させる終盤だったりして。
張り詰めた糸が切れて嗚咽する旭を渋澤が優しく慰めるシーンにホロッとしてしまいました。BL展開はまだこれからといったところですが、意地っ張りな旭とミステリアスで浮世離れした渋澤の距離が少しずつ近づいていく様子を楽しみたいと思います 。
奈良さんのイラストもファンタジックな世界観に合っていてとても美しいです。特に表紙!惚れ惚れします(*^o^*)次巻に続きます。

0
2013年01月14日

Posted by ブクログ

売れっ子ミステリー作家Xイラストレーター志望のフリーター 
発売日に本屋の店員さんに入荷の段ボールを開けさせてまで買ったのに、1か月も放置・・・。普通におもしろかった。幽霊とか、ちょっとファンタジックかなぁ・・・ヤクザは出てきません。とにかく売れっ子ミステリ作家、執事、女装占い師、トラウマを抱えた子供などなど多彩な人々が登場してそれぞれのキャラがたっています。どなたかのレビューで榎田尤利作品を彷彿とさせると書いてあったけど、なんかわかる気がします。最近英田サキさんは作風が少し変わったのかな。でもやっぱりうまいし、読ませます。(エスシリーズのきりきりするような殺伐とした感じも大好きだけど)。渋澤先生が『純情ロマンチカ』のウサギさん(CV花田光)で脳内再生されてしまうのはたぶん私だけです。イラストの奈良千春さんの画風はどうしてこうも変わったのか不思議。私は前の方が断然好き。このシリーズ、まだストーリーは始まったばかり。次巻も絶対に買います。

0
2012年04月10日

購入済み

英田さんと忘れるよーな

夜光さんチックなプチオカルト設定。まだ序章なので人物や背景の絡みがザックリ見えてきたところ、BLとは言えサスペンスが担う比重も大きいので一粒で二度美味しそうではあります。旭は真面目と言われてるけど、ってか世慣れてない初心っ子?まだまだBL部分が本格的に発動されてないので物足りなさも若干ありつつ飄々とした旭に興味なさそな渋澤とどーなっちゃうんだろう、否、寧ろどーにかなれるのか(笑)?と続編への期待が高まりました。

0
2015年04月29日

「BL小説」ランキング