文倉十のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
待望の8巻。前巻を読んだ時の記憶がほとんど抜け落ちているので心配だったが杞憂だった。アウラに2人目ができる、フレア姫と共に黄金の木の葉号に乗る、時空魔法を修得しシャロワ・ジルベール双王国に行く、の3本立て。ゼンジロウが善良な社会人という設定が本当に生きている。ゼンジロウがやっていることは、自らの立場を理解し、それに相応しい振る舞いをし、時に少ない情報から適切な行動をとろうと動く、ホウレンソウを実行している理想的な社会人そのもの。それが女王の伴侶という役割をこなそうとするのだから面白い。サラリーマン、異世界に行くという感じ。魔法などのファンタジー要素はあるものの、むやみやたらな俺tueeは出てこ
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Posted by ブクログ
歴史的名作!(になるのは1,000年後か)
集英社の第1回ライトノベル新人賞受賞作。王座の間で炎に包まれ焼死した少女。奇しくも現場は、1000年前の伝承と酷似していた。
ファンタジーという世界観は、決してミステリと相性が良いとは言えません。最大の肝は、非現実なルールのなかでいかにフェアに見せるか。本作はこれをクリアできてないかなと思います。剣と魔法の世界を舞台にしているので、その手の仕掛けが当然絡むわけですが、説明不足で大味気味です。また、アクションシーンは人間離れし過ぎですし、エルシリアの「超自然の特権」とやらも何なのかよく分かりませんでした。
それでも、思ったよりミステリ要素に比重が -
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Posted by ブクログ
ゼンジロウ、フレア姫と交流を深めるの巻。プジョル将軍の結婚祝いに、フレア姫を伴い辺境まで出掛けるゼンジロウ。その滞在中の話なので、女王アウラと息子・善吉とはしばしお別れ。
フレア姫が竜を狩り客人に振る舞う様を見たり、辺境伯次女を守るためにフレア姫に助力を請い王族としての務めを果たそうとするなど、ゼンジロウとフレア姫の絆を深める一巻だった。日本人のゼンジロウが理解できる貴族社会の面倒くささと、サラリーマンとしての経験からくる判断力とで、政治的に難しい問題を悩みつつもなんとかしようとする意気がこの物語の面白いところと知りつつ、読んでいて疲れる。こんだけ自分で自分の首を絞めちゃあ、側室を持つことは避 -
Posted by ブクログ
胡椒を持ってやってきた場所で
またしても彼女に助けられる。
が、そこで欲を出さなければ…。
とはいえ、商売人ですから、欲ぐらい大量に持ちます。
そして何が起こるかなどと、到底予測できません。
しかし…これは世に言う、共倒れ状態?
時代がどこだろうと、世界がどこだろうと
世の中で起こる事は大概一緒です。
が、これは言われたら頭真っ白になります。
怒涛の起死回生。
そしてそれを邪魔してくれる、災害(?)と人災。
1巻の時もそうでしたが、どきどきしっぱなしです。
続きが気になって飛ばし読みをし
もう一回、と思ってまた戻り…w
おかげさまで、してやったり感が非常に楽しめます。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に狼と香辛料の続き読んだ。13巻目。
「狼と桃のはちみつ漬け」「狼と夕暮れ色の贈り物」「狼と銀色のため息」「羊飼いと黒い騎士」の短編4話です。
最初の3話は相変わらずホロとロレンスのいちゃいちゃが堪能できます。爆発しろ。
そして4話は久しぶりの羊飼いノーラと、それを牧羊犬エネクから見た視点のおなはし。
主を殺され命からがら逃げてきたエネクに寄り添ったのがノーラだった。その日からノーラが新しい主になった。
リュビンハイゲンの一件が終わり、羊飼いから服の仕立て職人を目指そうと、疫病が流行り人口が減ってしまい立て直し中の街クスコフを目指す。
その道中、廃屋で休んでいるところを山賊に襲