小椋ムクのレビュー一覧
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攻め:俳優・椎名
受け:出版社営業・玲
自社で出す本の著者のタレントの椎名のファンである玲。そのサイン会にひょんなことから自分も仕事で行くことになり、初めて会った生身の椎名に本の感想を細かく言い募ってしまう。しかしそれで興味を持たれたのか椎名からの指名で、打ち上げにも呼ばれて。
自分に自信が無い受けと、爽やかなイケメン俳優椎名。まさかそんな人が自分を好きになるわけが無い!と思い込むあまり挙動不審になったり、いざ付き合うことになっても信じられず、そして自分の性癖(と思わされていたトラウマがある)を知られないようにするために、会う前に何度も自慰をして会ってみたり。行動が斜め上すぎる受け子ち -
購入済み
初恋をこじらせると、、
こうも後ろ向きとゆーかややこしい事になるのかね、ってくらい淡々とグダグダしてます(笑)。諒は頑なに何でも否定的に捉えすぎだし隆史は飄々としすぎててつかみ所がなく本当に諒が好きなの?とどこか承服しかねる感覚もあって、イマイチ入り込めなかった。お互い気持ちがあっての長年のすれ違い、もう少しキュンときてもいいのに、、何かが足りなかった。隆史の諒に対する淡白さに物足りなさ、ですかね。
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ネタバレ特に何が起こるわけでもない日常の中でひたむきに恋をする。『好きで好きで』を読んだ時にも思ったけれど、特にドラマチックな展開もなくて、こうした何てことない毎日を丁寧に描き出すのがうまい作家さんだなぁと思う。
お互い初めての恋に夢中になっていた10代の頃。家庭環境の変化でふたりはすれ違ってしまう。とても嫌な別れ方をした。大人になった今ならもう少しやりようがあったのだろうけど、子供だったあの時にはそうすることしかできなかった。
相手を深く傷つけてしまった自分の未熟さをずっと後悔していた受と相手を守りきれなかった事を悔いていつか会える時が来たら二度とその手を離さないと心に誓っていた攻。
そんなふたりが -
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敏腕プロデューサー×生真面目な編集者(中途採用新人)の出版業界お仕事もの。タイトルと表紙の雰囲気が気に入って購入しました。
■面白かった点:仕事描写のディティールが細かいので、「あぁ〜お仕事しとるんじゃあ〜」という気分になりました。加えて本作はミュージカルや社交ダンスが重要なポイントを占めていたりして、それらの要素が心情の動きの説明に多用されてるのは新鮮味がありました。あとこれは個人的な嗜好ですが、物語上のキャラクターが好きな映画や俳優の話を固有名詞出しまくって話すさまが好きなので、本作の冒頭のシーンは格別好きです。
■つまらなかった点:これ恋愛おまけじゃないかい?というほど恋愛要素は薄い感じ -
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ネタバレイラストで手に取ったら小椋ムク先生で、小説も月村圭先、どちらも好きなので久しぶりに即決で購入。
後半の甘々バカップルなところも、前半てんぱってる五十嵐君もなかなかに可愛かったです。
大橋さんが、もうちょっと介入して、かき混ぜてくれてもよかったけど、ダンディーで素敵な先輩で、なかなかにお気に入りのサブキャラでした。
おまけぺーぱーの椎名君視点ももっと読みたかったけど、大橋さんとか、マネージャーの中野さんとか、天罰下った山田先輩とかからの、五十嵐さん像もみてみたいなーとおもいます。
五十嵐さんはあんまカラオケとかいきそうにないけど、歌もうまいという椎名くんとカラオケに行くことがあれば、是非アイラブ -
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ネタバレパラレル世界に召喚されてしまった受け。愛する人に裏切られ、身代わりに同じ魂を持つという受けを苛む幽閉中の元国王の攻め。身代わり設定は好きだけど、両方身代わりなせいか、物足りなさがあった。
うーん、主人公たち以外、いちいち元いた世界の人物と魂が似てるとか要らなかったかも。ラスボスが受けを見捨てたイタリアン父とか…。
そしてセオリーながら、出会ってすぐに無理やり強姦はどうなんでしょう…。まぁそういう目的で召喚したのだからしょうがないか~。自分的に魂は唯一の魂に惹かれるというBL(というか物語の)の固定観念があるせいか、いまいちこのパラレル魂論に違和感があった。 -
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初読み作家さん。
webで上がっていた前半の続き読みたさに購入。
高校時代に仲が良かったものの意識し過ぎたあまり疎遠になり、そのまま社会人に。でも朝の電車内でバッタリ再会し、、、という再会もの。
受け子ちゃんは、高校時代に好きだった初恋の同級生が忘れられないまま誰とも付き合わずに童貞。でもその相手と再会してしまい狼狽える。攻めは今頃大学に通いながら仕事もバイトでこなす生活をしているが、再会後初めての食事の後に電車が止まる事故で自宅に招いて、つい、はすっぱな物言いをしてしまう。誰とも付き合ったことのないウブさゆえの行動でテンパる受け子。
グルグルする受け子がある意味卑屈になったりしな -
Posted by ブクログ
ネタバレ皆様のレビュを拝見するとキッパリ評価が分かれる、しかも圧倒的に好きくないという意見の目立つ作品だったけど、みんなが言うほど嫌じゃなかったよ?ていうのが正直な感想です。確かに一人称独白調で細々心の揺れ動きを逐一描写しているので、誰かの心の日記を延々読まされている感は否めないと思う。
そのあたりは私はふーん…(´-ω-`)てスルーしました。
でもずっと忘れられなかった初恋の相手と思いもよらず再会して、自分の気持ちはなんだかんだバレバレで、あっさり「俺もだよ」て肯定されてしまって、全然信じられなくて、ネガティブにグルグルするのだけど、ドラマティックな展開も大告白大会もないんだけど、両想いなのだとやっ -
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ネタバレただただ罪のないかわいいお話。それ以上でもそれ以下でもないような…
ある晩夜の公園で出会った男は、現在注目株の若手人気俳優藤堂櫂で、しかも双子の弟の通う大学の同級生だった。おたふく風邪にかかった弟翔の出席日数を稼ぐため、弟の振りをして大学に訪れる航。(ここでサイファか!!と心でツッコミを入れる)
バレないようにヒヤヒヤしながら藤堂と一緒に過ごしているうちに、どんどんいい雰囲気に…。
でも自分は弟の振りをしているし、藤堂が好きなのは自分じゃなくて弟の翔のはず…などとグルグルグルグル。少し触られただけで『ひゃっ』と飛び上がって赤面しちゃう級のおぶおぶちゃん。
双子の常にお互いをほめちぎる異常なまで
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