あらすじ
シンデレラの舞踏会みたいに、理想の恋も人生の喜びも、すべてが揃った舞台の名前は“会社”――!? ワーカホリックに陥り、体調を崩してしまった生真面目編集者・直が転職したのは、エンタメ系の出版社。転職早々社内イベントの運営委員長に選ばれて、破天荒なプロモーション担当者・渡会や、ノリのいい同僚たちに巻き込まれるように、仕事に、イベント準備に、はたまた恋に、走る・悩む・踊る!? エンタメの名手・鳩村衣杏先生が軽快なステップで紡ぐ、ネオ・シンデレラたちに贈るストーリー!!
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二人の出会いや出来事、キャラクターの細かな心情がしっかり描かれていて、読んでいて薄っぺらい感じがなくて面白かった!でもじっくり恋愛に没頭してない二人で、仕事とプライベートの割合が8対2くらいだったので、ちょっと物足りないかな?社会人で仕事をバリバリ楽しんじゃってるから、敢えて二人の濃密なプライベートは少ないのです。キチンと切り替えてるのは二人らしいけど、もっとBLのモダモダ恋愛してる姿も見たかったかな。
Posted by ブクログ
ムクさんの挿絵とあらすじに惹かれて購入しましたが、面白かったわ! あらすじですごく気になっていて購入しようか迷ってたんですけれど、私の好みのお仕事系のお話でした。 バリバリ出来る!っていう訳ではないけれど一生懸命で良かったです。 攻めの完璧ぶりにもうちょっと受けが振り回して欲しかったな~っていうのはありますね。 恋愛面はちょっとあっさりテイストかな?
Posted by ブクログ
周りにも信頼されてるノリのいい先輩×真面目で天然の後輩、リーマンカプ。
面白かった。受けの直がメロメロになるんだと思ったら、思った以上に攻めの創介さんがメロンメロンになった(笑)
あんな出来る男にメロメロになられたら、受けはひとたまりもないだろうな〜
そんな甘々な日々が想像できて、とても楽しい。
出来れば続きが読みたいな。
若しくは、鰐淵×ちっちゃ泉のお話を( ̄ー ̄)
メインのお話は受け目線なので、
それだけだと、攻めが何故受けを好きになったのか、ちょっと上滑りな感じがあった。
だから、二本目で攻めの気持ちが知れて良かった。
しかし、生真面目がこんなに萌えるものだったとは…
Posted by ブクログ
ワーカホリックに陥り、前職場で体調を崩してしまった直が転職したのは、同じ出版社でも全然、毛色の違うエンタメ系出版社だった。
転職早々、社内イベントの運営委員長に選ばれる。
なかなか社内のノリについていけなかった直は、不安を覚えるけれども、副委員長についてくれた渡会に励まされ、新たな自分を発見し、成長していく……
という話でした。
本を開いた最初の感想は「字が大きい……」でした。
それもあってか、とても読みやすい本でした。
読みやすさには、テンポがいいというのもあるかと思います。一度読み始めると、どんどん物語が進んでいき、直もどんどん変わっていくので、退屈はしませんでした。
ただ、どんどん進んでいきすぎて、やや情緒というものに欠けていて、丁寧に描いたらそれはそれで面白いんだろうな……と思わなくもないですが、タイトルが「会社は踊る」なので、こういう湿っぽくないのもいいかな、と思いました。
Posted by ブクログ
敏腕プロデューサー×生真面目な編集者(中途採用新人)の出版業界お仕事もの。タイトルと表紙の雰囲気が気に入って購入しました。
■面白かった点:仕事描写のディティールが細かいので、「あぁ〜お仕事しとるんじゃあ〜」という気分になりました。加えて本作はミュージカルや社交ダンスが重要なポイントを占めていたりして、それらの要素が心情の動きの説明に多用されてるのは新鮮味がありました。あとこれは個人的な嗜好ですが、物語上のキャラクターが好きな映画や俳優の話を固有名詞出しまくって話すさまが好きなので、本作の冒頭のシーンは格別好きです。
■つまらなかった点:これ恋愛おまけじゃないかい?というほど恋愛要素は薄い感じです。いや、やることはやってるんですが、主役二人が仕事人間なためか、どうしても仕事のサクセスストーリーが主軸となり、恋愛関係の構築は二の次になった結果、テンプレBL恋愛になってるなあというのが正直な感想です。ゆえにあまり迸るほどの萌えは得られませんでした。
Posted by ブクログ
★3・4
お仕事BLでした。仕事を通して出会って惹かれてっていうのがうまいこと描かれている!何より、この会社すごく楽しそうって思った。最後にある渡会さん視点のお話で、どんだけ直にメロメロなのかがわかってニヤニヤw社交ダンスうまく踊れたのか気になるところ
Posted by ブクログ
攻め:渡会創介
受け:利光直
以前の大学出版社からエンタメ系出版社に転職した直は、新しい会社のノリノリな社風に戸惑っている。そんな中、社内での独自の文化祭みたいな『虎脳祭』委員長に決まってしまい…。
少しお堅い感じのイメージが自他共にある直が渡会と知り合って、自分でも知らなかった自分を改めて見つめ直すことが出来て、渡会に惹かれていく。その過程が良かったです。そして相手が男だからこそ、負けたくない、自分の力でやりたい、相手に認められたいという気持ちから悩んだり考えたりするのが、BLならでは!という感じで良かったです。
書き下ろしは渡会視点での本編で行う男同士の社交ダンスを練習することになった様子。エチ場面が無かったのが残念。書き下ろしは甘々描写、いちゃいちゃが読みたいですw
ムクさんの絵も良かったけど、フルールさんは口絵はないらしく、残念。