小椋ムクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校生もの。設定も展開も至って普通。でもそこがすごく良い。デビュー作の時に感じた、綾さんの良さが詰まった作品。人によっては地味でありがちという評価に落ち着いてしまいそうだけど、だからこそその良さが引き立っていた。二作目以降から、設定の奇抜さで読み手の目を引こうと手を変え品を変え…と迷走していた感があった作家さんでしたが、ド直球の今作は文句なしに響いてきた。内容にひとつも触れないまま、ちょっと褒めすぎじゃないかという気がしないでもないけど、個人的にイエスタディの綾さんが健在で嬉しいという気持ちでいっぱい。どうかこのまま、その良さがつぶされませんように。
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購入済み
後半はいい!
前半の攻の絡みはなんなんだろう。
無理あり過ぎでしょう。
そこのところは理解不能ですが、終わりは「良かったね」と思いました。
以前、海外ドラマの登場人物で受と同じ症状を知っていましたが、
それをこう使うかあ、と感心しました。
ジンときましたよ!なかなか。 -
購入済み
初小林作品
は大当たり。ってゆーか面白すぎて外で読んでたんですが、、ニヤつく完全にヤバい人になってた(笑)。ってコメディ色強いのにキュンキュンくるしそれなりにエロも盛り込まれてて、この感性にちょっとハマりそーな予感がします(笑)。後続のスピンオフも楽しみ〜!速攻で読みます。
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Posted by ブクログ
切なくて甘い青春小説でした。
わけあって高校3年の夏に田舎の高校に転校してきた暁良が卒業までの半年という短い季節の中で経験していく寮生活と恋愛を、デリケートに描き出したストーリー。
好きだった陸上も続けられなくなるほどダメージを受けてしまった暁良が逃避したのは昔父親が通っていたという高校。そこで彼はピアノが上手くて人当たりのいい成瀬という同級生と急速に親しくなっていきます。
「ギフト」という言葉には色々な意味が託されています。
暁良は同じ失敗を繰り返したくなくて、成瀬になかなか気持ちを伝えられなかったし、成瀬もまた言えない事があったのだろうけど、卒業の日の出来事には思わず泣いてしまいました。 -
Posted by ブクログ
初読みではないと思うけど、2作目くらい。
前もコメディを読んだ気がするけど、これもコメディ。
軽快でテンポ良く進んで読み易い作家さん。
隣に住んでるリーマンに密かに片思いしていて見掛けるだけで満足、恥ずかしがり屋なので話しかけなくてもいいと思っていた結哉に、偽のアンケートという名目できっかけを良く泊まりに来る先輩が作ってくれた。バカバカしい内容なのに真剣に答えてくれる仁を更に好きになってしまい、、、。
仁も少しもゲイでなかったのに小動物系の結哉が可愛く思うようになってきて。
それなのに、あまりのネガティブ思考と羞恥心の塊の受け子ちゃんは全然明後日の方向に!
酒の勢いで身体を繋げたのにその -
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ネタバレ★3.5。受けの前では格好がつかない、とはいえ全然そんなことはなく、どうしてもヨリを戻したいアプローチがとても良かった。
良かったんだけど、ちょい引っかかる所もあったり。大学で上京して、遠くで母親が倒れた時に、恋人ができて浮かれていた自分を責めて、あげく攻めを拒絶し始めるのは自分勝手じゃないか?お金を工面するという攻めにキレるのも、そこでプライド大事?って。攻めが金持ちとか関係ないよそこは…と、突っ込みたくなる。再会後も距離を置き続けようとする理由がいまいち納得できず。
後半はラブラブ半同棲の攻め目線。攻めが受けの歴代彼氏の一番になりたがるのが可愛い。と同時に攻めの付き合った人数15人て…ちょ -
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ネタバレ鳩村作品たぶん2冊目位の初心者なんだけど、なんか…新感覚だった。例えば受けが、自分(男)の性器を舐めたがるゲイの攻めに「本当に男が好きなんだ」と感覚的に覚ったシーンとか、今までの積み重ねたBL経験値からしてもなんか目から鱗の表現だった。うううまく言えないけど…。てか、攻めが言葉責めでエロいです。別人かと思えるくらい口調も変わってないかい(笑)
ただ受けが最初ゲイに抵抗感(嫌悪感)があって、その心情が結構辛辣過ぎて…その不快感が後を引いてあまり受けに感情移入できんかった。でも終盤に差し掛かっていくうちに、まさかコレは…?と、作者の意図が分かって「リフレイン」のタイトルと共にスッと腑に落ちた。すご -
購入済み
初期作、、
で、この完成度の高さって何なんでしょう。表題作のブサメン好きなツンデレ由比とタラシのダメンズ真壁のカップリングは個性が際立ってて凄く面白かった。しかも双方下半身は放任主義ときた(笑)、どんな恋人同士よ。。「紳士」の方のお坊ちゃん天使の桜彦とこれまた野性味溢れる(イヤ本当に野生児?)美丈夫の克郎CPもなかなか面白い、マイフェアレディ逆バージョン。本来なら富豪美丈夫が小柄な天使を変身させる、ですよね〜そこを一捻り。榎田さんの攻め様は基本的に長身の眼を見張る美丈夫ですよね、艶っぽい件も個人的にドンピシャで萌え萌え、それだけでもぉ何かヤラレちゃう気もしますが(笑)やはりこの圧倒的な筆力にどのお話もそれ
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雑誌で読んでとても面白かった作品です。書き下ろしを楽しみにしていました。
人気俳優×出版社営業。シリアスな部分もありつつ、ずばりラブコメです。年下のキラキラ王子に恋する後ろ向き過ぎなマジメ受にちょっとイラッとくるけど、そのテンパリ具合がだんだんやみつきに!
憧れの人のものを大切にする気持ちの強さには共感しました。「むなしいなくん」のパッケージとか、ベッドルームのポスターとか、玲の気持ちがわかりすぎて思わず笑ってしまいましたw
パッケージは大事ですよね~
本も予備とか保存用とか、頷けること言ってるし…!
目の前にその憧れの人がいるのに、少しズレたことやってる残念なところも、本人相手に憤慨したり -
購入済み
久々キタコレー
佐々木さんの過去数作にも同じ目にあいましたが(?)サラサラ〜と読み進めるウチに知らずグッサリと刺されてました。良い意味でですよ(笑)!皆さん仰る通り双子の思い合いが愛い〜、癒されます。2人共良い子でねぇ。航の思考の消極的さは普段ならウザっと思うくらいなのですがジメジメした性格じゃないおかげで一歩手前の「控え目でいい子」(笑)、あと初物の割りにやたら「感じやすい」のも平素であれば胡散臭ぁ〜と文句の一つも出るのですが航に限っては、寧ろ萌え(笑)。藤堂の寡黙だけど押し出しの強い個性、個人的にツボですね。何気に始めっから見分けてたあたりも航が特別って感じでイイです、キュンです。パステル調の優しく穏やか
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