【感想・ネタバレ】こいびとから 【イラスト付】のレビュー

椎崎夕 / 小椋ムク

高校を卒業した春、中道明生は姉夫婦が経営する民宿で住み込みのアルバイトをしていた。普段から感情を表現するのが苦手で、冷たいと誤解されることも少なくなかった。そんなある日、客としてやってきた笙野という男は、初対面だというのに、全てを見透かすような態度で明生に接してくる。
居心地の悪い明生だったが、その翌日、目に入ってきたのは荒削りだが整った笙野の寝顔だった！ おまけに自分も相手も全裸で──!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

★3.7
おさななじみ～のスピンオフ。前作笙野さんの印象そんな良くなかったのと、明生もクールでツンツンしてるイメージだったから、読むのためらってたけど、全然そんなことなかった！明生めっちゃ可愛かった〜！表情や言動に出ないだけ色々グルグル考えてたのとか意外な面だらけで、それがわかるたびモダモダした～（笑）笙野さんも前作のはフリで本当は一途でヤキモチ焼きのかわいい人でした。前作の2人も話に絡んできてみんなでワイワイしてたのも楽しかった。あと方言可愛かったな～。

[ブクログ · ★★★☆☆]

全体像で読むと心の凪が読み取れるしいい作品だけど、がっつり読み入れたのに思考が散漫になってしまった。
細切れシーンが多くてどこかを掘り下げて欲しかったけど、どのエピソードももう少し深く読みたくてジレンマ。
もっと深く読みたくて物足りない気分。