宮台真司のレビュー一覧

  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    『日本の難点』では「社会」に関する言及が多いですが、こちらは「国家」について述べるウエイトが大きくなっています。当時、外務副大臣であった福山哲郎氏との対談形式で、日本の現状について議論がなされています。全体を通して、福山氏が立場上言えないようなことを宮台氏が代わって意見しているといった印象がありました。

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    2010年10月15日
  • 父として考える

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    頭の悪い私は途中から議論についていけなくなった…(涙目)

    そんな身分でレビューを記すのはあれなので、備忘録的に自分が思ったことを記しておく。

    自分は「親」でありたい。
    親になれば、子どもの存在が故に、
    地域その他色々なコミュニティに否応がなしに関与することになる。
    この本でいうところの「グルーブワーク能力」が求められる。

    人ってのは色んな顔を持っている存在であって、各コミュニティで担う役割も違ってくる。
    また、全ての役割を担うこともできないから、相互のコミュニケーションで扶助し合うことになる。

    「親」とはそれを実践する存在であって、その背中を見て、というか真似して育つ。
    そんな親子関係

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    2010年09月28日
  • 父として考える

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    小難しい記述が多々あるが、お二人の間の年齢で、子どもが同じ年代と言うこともあり、
    書いてある内容については、同意できるものが、たくさんあった。

    自分がなんとなく思っていたことが、文字となって書かれていて
    自分と同じ考えの人が知識人にいると言うことが分かり、勇気をもらった気がした。

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    2010年09月28日
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦

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    能力の高い2人が話すだけで、こんなに面白いのか。
    神成さんに関しては、寡聞ながらこの書籍で初めて知ったが、この人の頭のよさには脱帽した。宮台さんもアーキテクチャに関しては専門分野ではないにもかかわらず、社会学的な視座からまともな話を展開していて、頭いいぜこいつ、という印象。

    1.5次現実のくだりには啓蒙された。1次現実をよりよくするため(そして2次現実へのコミットを防ぐため)の、アーキテクチャを存在させるというコンセプトは頭の隅で考え続けよう。

    「便利をもとめても、現在の延長線上でしかない」という旨の発言は、常々思っていたことなので、深く同意した。

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    2010年09月16日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    普天間にしろバラマキ批判にしろ、こういう風に説明、交渉していくべきだと対談の中で方針が出ているのに、結局、失敗してしまった。福山さんは内心悔しさや恥ずかしさで一杯だろう。
    菅直人政権に活かして欲しい。

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    2010年06月08日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    寄り道読書を完了。「日本の難点」の応用編といったところ。宮台さんの議論は、説明の難しいものも社会学、政治学をはじめ考えのレファレンスを示してくれる点、勉強になる。また福山さんの発言も、現政権の外務副大臣であり、実際に起きている出来事とリンクして背景にある考え方を知ることができる。出版された当時の、民主党政権への期待感を受けてか明るいトーンで終わっているが、失望感が広がる今こそ、政権交代の意義をはかる評価軸を示してくれている点で有益な本。

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    2010年05月06日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    本当に色々なことが良く見えている(だろう)人たちだと関心。

    僕らのいる底辺のレベルアップは国力アップにはかかせないなぁ。

    ということで、頑張ろう。

    それと、2+2って大変なことになっているみたいね。

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    2010年02月01日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    社会学者宮台真司と外務副大臣福山哲郎の対談集。

    相変わらずのマスコミ批判は置いておくとして…
    民主党政治に変わったことで日本がどう変わって行くのか。
    民主党が手がける政策の根本的な意味などが割とよく分かるかと思います。

    やはりテレビや新聞などの早さを売りにするメディアでは伝えきれないことがある。
    新書っていうのも一つの情報発信メディアなのね、としみじみ思いました。

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    2009年12月13日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    民主党の外交・環境政策のプロデューサーである福山と、彼と親交のある実践派社会学者・宮台との対談形式で、現在の民主党政策のココロを知識層向けに解説する。
    現役の政府メンバーである福山は、マニフェストを外れる野放図な発言はできない。ほとんど宮台が喋っていて、福山は相槌が多い。
    ・自民党の小泉の「権威主義」−「市場主義」は行き詰まった。民主党は「参加主義」−「談合主義」を目指すべき・
    ・マニフェスト実現に向け当初は躓くこともあるだろうが、技術論細部よりも日本の方向性を早く立て直すことが肝心。
    ・低炭素社会をキーとする世界的な「ゲーム」に乗り遅れることが国益喪失につながる。

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    2018年10月14日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    厄介なことに、私の中にある宮台さんのイメージっていうのは彼の著作からではなくて、ゴー宣とかで小林よしのり氏が批判的に語ってたような宮台さん像が強固であって(ああ小林さんの漫画の持つ影響力・インパクトって、中高生にとって、でかかったんだなあ・・・って今更ながら思いますが・・・)宮台さんの著作にちゃんと目を通す度に、そんな自分を猛省しています。
    私はこの『終わりなき日常を生きろ』が、連赤とオウムの比較を試みていることなんて、本開くまで全く知らなかったので、自分の勉強不足を恥じています。

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    2009年10月07日
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦

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    宮台先生が、最近の本で繰り返し主張する概念が、ITアーキテクトの現場での具体例を参照して議論されているので、宮台本が今までよくわらないまま終わってしまった人にでも、理解しやすいと思います。

    内容は
    0、宮台先生と神成さんの対談を通して、
    ?コンピュータは人間のどういった部分を補う存在であるべきか。
    ?コンピュータと人間の共生、人間が追求する人間らしさって何?
    ?理論上のコンピューティング、社会学は、社会を構築しうる存在なのか?
    ?社会の仕組みを作る人材を育成するために必要なこと
    ?タイトル通り 計算不可能性を設計するとは。


    宮台先生の本は、自分が普段言葉にはできないけど、

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    2009年10月04日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    一時期この言葉が自分の中の合い言葉になっていた時期があった。
    「終わりなき日常を生きろ」
    そうやって世界の端っこからものを見ている感じに憧れていた。
    だけど、終わりなき日常はもう乗り越えた。
    日常はそんなに、泣きたくなるほど空虚ではない。

    日常は終わらない。
    だけど「生きろ」というほどの未成年的な激しさを乗り越えた。あるいは乗り越えてしまった。

    制服少女にいい本だ。

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    2009年10月04日
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦

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    ITが進歩した現在、社会システムの設計者としてITアークテクトが大きな責務を負っており、将来的には、計算不可能な領域まで手を伸ばし、現実と見間違えるような世界を作り上げることになる。
    この、一握りの優秀なITアークテクトが社会システムを構築することの是非、ITアーキテクトに求められること、さらにITアーキテクトの卵への教育についての対談集。

    二人の議論には、人文科学系の豊富な前提知識があるため、理解しにくいところもあったが、SFと現実を行ったり来たりするような感覚で読めて面白かった。
    2020年のITがどうなっているのか楽しみだ。

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    2009年10月04日
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦

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    計算不可能な出来事にこそ感動する僕たちは、隅々までシステム化された未来社会で如何に存在としての生の充実を獲得しえるのか……みたいなお話。理系の知識が無い自分には少し想像しにくい世界に感じたのでその点が微妙。

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    2009年10月04日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    宮台を高校生の時に読み、社会から遊離して鋭く批判するその姿に惚れて社会学を志した。宮台の本はその時読んだ「14歳からの社会学」、去年読んだ「制服少女たちの選択」以来。正直これらの本と比べて、本書は今に通ずるまでの目新しい記述は存在しない。しかし、「終わらない日常」という分析枠組みは80年代、90年代を見るためには重要であるだろう。そして宮台は悲壮感と鋭さのある文体がピカイチ。

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    2026年01月17日
  • 聖と俗 対話による宮台真司クロニクル

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    祭りの太鼓が鳴りやみ屋台の灯が消えると、日常は何事もなかったように戻ってくる。その切り替わりの瞬間にこそ「聖」と「俗」の境目がある。宮台真司は制度や物語が弱まった社会で、聖が失われ俗だけが肥大する危うさを指摘する。一方、近田春夫は大衆文化の只中から、俗の側にこそ本音と時代精神が宿ると見抜いた。高尚さと軽さは対立ではない。聖は俗に降り、俗は聖を必要とする。両者が往復を失ったとき、社会は空洞化する。いま求められるのは浄化でも迎合でもなく、その緊張を保つ感覚なのだ。

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    2026年01月17日
  • ルポ 日本異界地図

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    いわゆる一般的な生活というものを送っているらしい僕らの世界とは、また違った生活を送ってこられた方の集落を、異界、というらしい。

    基本的には、世俗で平平凡凡と暮らしているのではなく、戦後闇市、色街、ドヤ街…などがなぜ発生して、どう盛り上がり、どう衰退したのか。
    ところで、「異界」というが、あくまで、この本に紹介される基準は「衰退したこと」である。
    そこにあるのは、そこにはいたくなかったという忌避感と、何故かノスタルジック。
    だが、当時はそれが当たり前のものとして存在していたはず。

    では、人工知能黎明期、
    50年後に、「昔は、選挙とかで選ばれた、顔だけの政治家ってひとが、屋根のとんがった建物に

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    2026年01月09日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    ・心の穴という言葉が印象に残った
    ・現代の若者の性事情がよく分かった
    ・性愛だけでなく、社会学としても勉強になった
    1回読めば十分かな

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    2025年02月03日
  • 経営リーダーのための社会システム論~構造的問題と僕らの未来~

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    構造的問題(新興国の農園、孤独死)とは実は悪者がいないなかで起こること。
    各プレイヤーに与えられた役割の中で最善を尽くすと起こり得る問題が多い。
    要は部分最適になっている状況と理解できる。
    別で読んだ、「組織不正はいつも正しい」に近い内容かと。

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    2025年01月05日
  • おどろきの中国

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    現代中国において、「指導部が正しい」という前提以上に踏み込むことがアウトのライン。中国社会は他の官僚制に比べて、「幇」や「単位」や「档案」の徹底によってはるかに社会の末端まで支配の根をおろしている。

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    2024年12月23日