宮台真司のレビュー一覧

  • 宮台教授の就活原論

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    価値を訴求し、市場を啓発せよ。

    * 共同体の空洞化を解決するには、何よりも就業時間を短くすること。→就業時間の短さ(ワークライフバランス)
    * 共同体空洞化の歴史をふまえて、善いことをして儲ける。共同体空洞化を食い止め、相互扶助を再生する。

    * 人々のニーズに応じてはいけない。ニーズに応じるとマーケットの民度がますます下がる。価値を訴えて新しいニーズをつくり出せ。
    * これから生き残るのは社会的に正しい企業だけ/〈よさ〉から〈ただしさ〉へのコミュニケーションシフト/「社会的な正しさ」がカッコイイという訴求

    p.34 適応力
    自己発見シートを埋めて「自分はこういう人

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    2012年05月24日
  • 父として考える

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    東浩紀と宮台真司の対談本。
    父親の視点から家族・教育・社会等、
    様々な意見を交わし合っている。

    特に最近よく思う、
    フラット化した社会における、
    ダイバーシティ(多様性)の問題が指摘されていたのが興味深かった。

    やっぱり、
    「豊かさ」って「多様さ」だよな。

    業田良家の
    「人類の代表」という短編漫画に、
    「渾沌とは豊饒のことである」
    というようなことが描いてあるのだけれど、
    コミュニティの中に金持ちもいれば貧乏人もい、
    ヤクザもいれば坊主もいる、
    みたいな「無秩序」で「渾沌」とした環境が、
    豊かさの証左なのだと思う。

    こういった豊かな環境が作れる器は、
    日本では「学校」である。

    そして

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    2011年09月26日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    原発の存否を巡っては賛否両論半々といったところだと思うが、個人的にはなくして良いと思う。経済性や危険性も両方意見があって実際よくわからないが、経済性や安全の問題でなく、安心の問題だと思う。この点小田嶋隆の日経オンラインのコラムが最も合点がいった。一度ハエのとまったケーキはたとえとまった部分を取り除いてもみんな食べたくないのだ。

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    2011年08月08日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    実現可能性はともかく、脱原発・新しい社会への提案のひとつとして、何が考えられているかを知るには面白い。
    基本的に対談形式は読みやすくて面白いものだけど。

    何かヘーゲル的ってこういうことなのかとも思った。
    大きな物語が必要なのだ。
    問題は今後の世界に誰の物語が採用されるかなのだ。

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    2011年08月05日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    ネタバレ

    机上のシミュレーションでは当然負けるはずだった日米開戦になぜ突き進んだのか、なぜ私たちは原発を「選んだ」のか。ショッキングな冒頭の文章から一気に読んでしまいました。小さい頃、親につきあって原発反対のデモ行進につきあったことがあります。あのときはすごくざわざわした感覚がありましたが、たしかにいつのまにか私たちは原発の現実を見ないようにしてきましたから「選んだ」といえるのでしょう。飯田哲也さんという人の本を初めて読んだけど、もっと読んでみよう。

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    2011年08月02日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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     2011年3月11日の大震災で福島第一原子力発電所が再起不能の大事故を起こしたのを契機として原発の存続の是非が議論されている。いまや日本の電力の2割強を閉める原子力発電が今回の事故で閉鎖もしくは縮小の道が模索され、日本全体が節電や自粛の渦中から抜け出せない。
     原子力の穴を何かで埋めなくてはならない。不足する電力をいかに補うのかは焦眉の急だ。しかし、次のエネルギーをどうするかという議論にはなかなか進まない。それは我が国の構造的な問題がある。本書はまさにそうした現体制への批判書として読むことができる。
     飯田哲也氏は原子力発電の技術者出身で、その内情を知り原子力の欠点と将来性のなさを悟って自然

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    2011年07月29日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    何かに依存することで得られる安定や安心が、実は不安やリスクの裏返しであることを改めて認識。さて自分はこの先依存体質から脱却できるだろか。

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    2011年07月14日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    原発事故後,より注目されている飯田哲也氏と宮台真司氏との対談本.前半は宮台真司氏の独演傾向あり(宮台真司氏がダメな人には不向き).後半になり飯田氏が前面に出てきて,私が勉強不足で知らない情報や氏の考えを示してくれる.東京都が先進的な環境政策を実行していることは初めて知った.東京電力と株主を守ろうとしていることに違和感を持っていたが,「東京電力が全ての財産を出す.次に株主で,それに融資した銀行.それでも賠償に足りなかったら,原発埋蔵金 再処理等積立金を使う」とコメントしていることには溜飲が下がった.

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    2011年07月09日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    こういうのはタイムリーに読んでおかないと、と思って他の積読に優先して読んでみた。

    こういう対談本は議論の展開が速くて、理解が浅くなっちゃうけど、キーワードはたくさん盛り込んであるから、それをもとにわからなかったことを他の本とかで調べるといいかも。

    知識はたくさん仕入れることができたんだけど、なんとも救いがなく、読んでてちょっと凹んでくる内容だった。

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    2011年06月30日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    久しぶりに発売日前に予約して、急ぎ読んだ本。ここでいま形にしようという意気込みもきっとあったはず。

    素晴らしいのだけど、これをどう広めたらいいのかとひたすら思う。

    真新しいことより既にあったことのが多い内容で、だからこそ。そうなったらいいな、こうできたらいいな、こうしたいな、は確かに頷き意気込むばかりなんだけど、じゃあさあ今日明日どうする、という課題は、わたしごとき一人じゃあんまりにも実践的でなく思いつかない。何ができる気もしない。砂漠に一滴の水。だからこそ。

    南は今回の件で助かったのではなく置いていかれた結果になりはしないかという予感が日に日に強くなっている。意識や文化のレベルで。それ

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    2011年06月27日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    宮台真司氏の語り口はごつごつとしたものであるが、その論考は見事に核心をついている。”悪い共同体”の“悪い心の習慣”という言葉で今の社会を鮮やかに切り取っていると思う。共同体自治というユニットからの統治がこれからの日本復興をなしとげるためのキーであるとしている。我々も単に自明のシステムに依存するだけではだめなんだと反省させられます。

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    2011年06月26日
  • 父として考える

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    東浩紀と宮台真司の対談本。
    小さな子どもを持つ父親、という視点から、子どもを通じて現代社会を考察する。
    育児本ではない。

    二人の言ってることはどれももっともなことだと思う。
    でも対談本だから「言論人の本音」に近いところがあからさまに出ていて、
    それは少しいやだ。
    言論人は基本的に選民思想というか、自分たちが「デキル人間」だと強く思っている。(実際彼らはデキル人間だし、それを否定するつもりはない)
    そして、意識的なのか無意識的なのかは知らないけれど、そういう「デキル人間」ではない人たちのことをあからさまに見下した発言をすることがある。
    宮台の「幸せになれない人間」とか。
    「基本的なソーシャルス

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    2011年06月08日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    ネタバレ

     「終わりなき日常を生きよ」というフレーズで有名な社会学者と、現副官房長官の国会議員による対談を収録した本。

     この本の趣旨は、「昔(高度経済成長期まで)は日本の政治家は密室で談合して地方に利益誘導するだけで日本が成り立った。でも、経済が収縮しつつある現代は民主主義が機能しないと国土と人心が荒廃していってしまう。今回(私が読んだ時点では昨年)の政権交代は革命であり、これによって破壊された国土を再建し、『国土と結びついたふるさと』を回復し、感情的安全を保証してくれるホームベースを取り戻す必要がある」というもの。

     その過程で自民党や官僚への"お任せ政治"の実態、それを叩く

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    2011年06月06日
  • 父として考える

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    私は子供が生まれることで、世界の見方が大きく変わりました。
    社会にコミットしていかないと、と強く思ったわけです。
    自分にできることに限りはありますが、しかしできる範囲で最大限努力をしていく。
    我が子や孫の世代のためにも、社会がすこしでも良い方向に進めばと思うわけです。
    現代の論客のお二人だからこそ、日本社会をここまで掘り下げてくれています。

    小さなお子さんを持つ父親の皆さん、是非ご一読を!

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    2011年05月29日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    ネタバレ

    宮台先生のM2で宮台教に入信
    触発されて、これまでの読書で引用が多かった(批判的な引用)この本を読んだ。

    副題の通りオオム真理教・サリン事件の社会学的考察
    時代的な系譜学としてサリン事件を位置づける。連赤から新人類〜ブルセラ〜オウム〜酒鬼薔薇聖斗
    そしてその原因を社会学者・若者フィールドワーカーとして、宗教学等の豊富な知識を引っ張ってきて説明している。

    今の所それらは説得的に思える。
    本書に対する反対する本もあるし、余裕があったら読んでみようかしら。。

    僕は何故彼に憧れるのか??
    彼が僕の人生を知るのに役立ちそうだから?天才という超越の香りするからか。それ以上にもありそうである。言葉の端

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    2011年05月11日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    この本が出されてから丸一年以上が経過し、鳩山をはじめとする民主党のカスぶりがこれ以上ないような状態でさらけ出されている今日、書かれた内容も寒々しく聞こえるのは仕方無いところ。。
    一方で、他の著書でも言われているような宮台氏の見解というものには非常に納得できるものが多いと思うのも事実。
    民主党うんぬんは置いといて、日本の政治を考える上でとても良い材料になるのは間違いないと思う。

    しかし…政権交代直後の上梓ということもあって仕方がないとは言え、ルーピー鳩山を買いかぶった内容の部分は読んでいて恥ずかしいばかりです。。

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    2011年02月24日
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル

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    オウムのような新興宗教にハマる人たちは、いったい何に惹かれているのか、自己啓発やヒーリングといったブームも根底は同じであり、終わりなき日常を生きる知恵を持たないものが引き寄せられる。
    70~90年代のSFの変遷などと絡めた内容は、10年前の著作ながら、
    今でも十分な説得力をもっていると思う。
    現在のスピリチュアルブームも同じように理解できそうだ。

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    2011年03月24日
  • 父として考える

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     主としてコミュニケーション能力に起因する問題について議論が進められていき、エリート目線の宮台に東が疑問を提示する形でのやり取りなどは読み物としても非常に面白い。
     しかし、ちょうど同年代の幼い娘をもつ父親としては、まったりと子育てを語る第1章に惹かれる。
     実際に幼児を抱えて世界の見え方がガラリと変わってしまう体験をしている身として、ただ単純に共感しちゃうんだもの。
     子供を介しての地域ネットワークへの繋がりとか、ショッピングモールなどに対する見方とか。
     この感覚はおそらく子供のいない方には理解不能なものだろうし、逆にもっと子供が大きく成長してる親御さんにとっては「はぁ?」というものであろ

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    2011年02月10日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    福山さんと宮台さんの対談。子供手当てのメッセージ、自民党の既得権益、国民の「お任せモード」、イデオロギーは無いが自明性には強く反発する日本人の体質、外交としての環境対策、環境句対策による国益、マスメディアはゴミメディア、戦後から安保再定義からの2プラス2意向の保障の変化など、面白いお話がたくさん詰まった本。消化不良になった部分は否めないが、今後勉強していくき、再度読んだとき、さらに理解を深めたいと感じた一冊。

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    2010年12月18日
  • 民主主義が一度もなかった国・日本

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    宮台真司×福山哲郎(民主党)の対談書。
    対談書って内容が薄く、結論もまとまってない印象があったけど、本書は秀逸でした。

    あまりに民主党寄りで、あまりに前向きすぎる感が否めないけど、この本で、日本という国に可能性というか、希望が見えてきます。

    対米,対アジア関係、マスゴミ、政治への参加主義、環境問題etc・・・・


    ・与党は実績で、野党はマニュフェストで勝負。
    ・現前性(生々しさ)が変われば、空気が変わる。
    ・「外から」要件と、「カオス」要件のロジック。
    ・フォアキャスティング的思考からバックキャスティング的思考へ
    ・リソースは変わらない、その組み換え。

    なんか幻冬舎新書、質がイイネ!

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    2010年11月20日