宮台真司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宮台真司×福山哲郎(民主党)の対談書。
対談書って内容が薄く、結論もまとまってない印象があったけど、本書は秀逸でした。
あまりに民主党寄りで、あまりに前向きすぎる感が否めないけど、この本で、日本という国に可能性というか、希望が見えてきます。
対米,対アジア関係、マスゴミ、政治への参加主義、環境問題etc・・・・
・与党は実績で、野党はマニュフェストで勝負。
・現前性(生々しさ)が変われば、空気が変わる。
・「外から」要件と、「カオス」要件のロジック。
・フォアキャスティング的思考からバックキャスティング的思考へ
・リソースは変わらない、その組み換え。
なんか幻冬舎新書、質がイイネ! -
Posted by ブクログ
民主党の外交・環境政策のプロデューサーである福山と、彼と親交のある実践派社会学者・宮台との対談形式で、現在の民主党政策のココロを知識層向けに解説する。
現役の政府メンバーである福山は、マニフェストを外れる野放図な発言はできない。ほとんど宮台が喋っていて、福山は相槌が多い。
・自民党の小泉の「権威主義」−「市場主義」は行き詰まった。民主党は「参加主義」−「談合主義」を目指すべき・
・マニフェスト実現に向け当初は躓くこともあるだろうが、技術論細部よりも日本の方向性を早く立て直すことが肝心。
・低炭素社会をキーとする世界的な「ゲーム」に乗り遅れることが国益喪失につながる。 -
Posted by ブクログ
音楽を聴くフォーマットが劇的に変わり、従来的意味では聴けなくなる、って意味のタイトルかと思っていたら、全然違ってました。てへぺろ。本書の駆動力は、電気グルーヴ(ってかピエール瀧)の作品を、発売メーカーが自主回収したことに端を発するもの。その頃は、そこまで熱心に音楽を聴いていなかったこともあり、なんとなくスルーしてしまっていた問題。あらためて、作品の価値とアーティストの素行は基本的に関係ないし、問題とされる行動に対しどう向き合うかは、個人の判断に帰されるべきってこと。その背景や、それに対する反応をまとめた1・2章はかなり興味深く読んだんだけど、最後3章でガクンと興ざめ。たぶん、名前は知っていた氏の論考には、ここで初めて接したんだけど、なんだかガッカリ。同時に”リベラル疲れ”新書を読み進めていたこともあり、まさにこういうことを言っているんじゃないか、と思えた次第。ガチガチの正しさ論理で武装しながらいたぶるかのごとき論調に、グロテスクさまで感じてしまった。”クズ”って表現も、それを読まさている方が悲しくなってくる。
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Posted by ブクログ
いわゆる一般的な生活というものを送っているらしい僕らの世界とは、また違った生活を送ってこられた方の集落を、異界、というらしい。
基本的には、世俗で平平凡凡と暮らしているのではなく、戦後闇市、色街、ドヤ街…などがなぜ発生して、どう盛り上がり、どう衰退したのか。
ところで、「異界」というが、あくまで、この本に紹介される基準は「衰退したこと」である。
そこにあるのは、そこにはいたくなかったという忌避感と、何故かノスタルジック。
だが、当時はそれが当たり前のものとして存在していたはず。
では、人工知能黎明期、
50年後に、「昔は、選挙とかで選ばれた、顔だけの政治家ってひとが、屋根のとんがった建物に集まって、どーでもいい議論をクソ真面目にしてたんだって。今では全国民の希望を即座に集められるから、国民の代表なんていらないのにね。」
ってなるかもしれないし、
いつか国会議事堂も異界扱いになりますか?