澤田瞳子のレビュー一覧
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京都出身京都在住の作家さんによる、京都をキーワードにした、歴史も遡る蘊蓄エッセイ。
さほど面白くはない。博学であろうとは思うが。
大阪出身で京都に勤務していたこともある身からすると、まあ地名で親近感を感じることがあるのであるがそれだけかな。
ご本人、ご両親は中部地方の出身であるらしく、生粋の京都の方から見れば全然京都人ではないようではあるし。
まあ、良くも悪くも、洛中はそう言うところ。
で、京都人は京都の観光地に行かないと言ってるが、ぼくが付き合った京都の方は、大概言ってたよ。金閣寺以外は。金閣寺も、一回くらいは行ってたんかな。
ま、人それぞれ。
生々しさが全然ない京都の歩き方だっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ幕末の備中松山藩の山田方谷を中心とした群像歴史小説。
幕末の幕府方で板倉勝静といえば、歴史好きの人には良く知る名前だと思います。
備中松山城といえば天空の城としても有名なのも知っていました。
がしかし、彼の藩が備中松山で彼とその藩が幕末にどうなったかを知りませんでした。
本書は山田方谷が中心ではありますが、その周辺人物の視点で話が進みます。
前半の三つの章は時代小説的で、後半の二つの章で幕末色が濃くなり歴史小説的となっている展開が面白いです。
この構成により方谷の人々が不通に暮らすことの大切さという考えが自然と読者に沁み込んでくると思います。
山田方谷ゆかりの歴史上の人々がたくさん出てくるの -
Posted by ブクログ
幕末に学者として備中松山藩に仕え、藩政改革を断行して借金だらけだった藩財政を建て直した山田方谷を主人公にした作品と知り、読む事にしました。
先日亡くなった童門冬二さんの『小説・上杉鷹山』のイメージで読み始めたのですがかなり違います。各章にはそれぞれ別の主人公が存在し、どちらかと言えば方谷は主要脇役として通しで出てきている感じです。おそらく大きな反発の中で行われたであろう財政立て直しについてもサラリと触れるレベルです。どちらかと言えば人間物語。
備中松山藩が不戦を貫いた戊辰戦争を描く最終章。徳川慶喜の老中である藩主と方谷に加え、家老、組頭、そして方谷の弟子たちなど各章の主人公たちが、それぞれの思