星落ちて、なお

歴史・時代 3位

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星落ちて、なお

880円 (税込)

4pt

4.0

女絵師の一生を描ききった直木賞受賞作!

不世出の絵師・河鍋暁斎の娘とよは、暁翠の画号をもつ女絵師。
父亡き後、仲がよいとは言えぬ腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、
洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。
明治大正の激動の時代、家庭の生活を担いつつ、
絵師として母として、愚直に己の生を全うした女の一代記。
第165回直木賞受賞作。

解説=東山彰良

※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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星落ちて、なお のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月16日

    おとよさんの葛藤が凄く良かった。
    ぽん太怖い。

    「顧みれば父と自分や周三郎は、赤い血ではなく、一滴の墨、一本の筆で互いを結び合わせていたのかもしれない」

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    2021年の直木賞受賞作品。祝文庫化。天才絵師•河鍋暁斎の娘「暁翠」の伝記。兄妹の、複雑ながらも揺るがない絆が良い。達観は天才にだけ与えられる境地ではないと思えた。

    0

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