小島寛之のレビュー一覧

  • 使える!確率的思考

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    数式の殆ど出てこない、確率の本。
    つか日常生活で、本当に、確率的なものの見方ができることの大切さを知る。

    良書。

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    2021年06月13日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    具体的な計算が必要最小限のため、内容が薄い。
    予備知識ゼロで読むには丁度いいかもしれないが、あくまでも読み物のレベル。
    ベイズ統計学は初歩の段階でも、やはり分母分子をきちんと計算しないと理解できない。

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    2021年06月11日
  • ゼロから学ぶ線形代数

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    大学で線形代数を学習していてよくわからないままで終わって、その復習のためにざっと読めばよくわかるであろう。3章までは詳細に読んだが、詳細な説明をとばしているところがある。ゼロから学ぶ、ということであるが、あくまでも大学の授業と関連させたほうがよい。
     小島氏の独習の統計学やベイズ統計学は独習向けであったが、同じ著者でも、このシリーズは、大学の授業で挫折して、やさしい教科書で学び直すためとの位置づけのように思える。

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    2021年05月27日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計検定2級の過去問を解く前に
    導入として読みました。

    統計を全く知らない状態で読んでも理解できる内容。
    しかし、後半になるにつれ難易度が高くなる。

    練習問題がついているが、
    穴埋めのため解きやすい反面
    当てはめればなんとなくで解けてしまう。

    この一冊では統計知識を網羅はできないが
    導入として読むには最適な難易度。

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    2021年05月01日
  • 数学入門

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    大学受験テクニックとしてのベクトル計算や微積分はできたけど(そしてすっかり忘れた)本質は理解しないままだったので、その後の行列の計算がわからないまま。この本のおかげで、なぜ画像データの変換処理が行列計算だったのか理解できた。3値の処理だからか。
    集合も、ビジネス寄りの簡易な統計知識での理解なので統計と微分積分の関わりがいまひとつ見えなかったのがなんとなくつながりが見えた。ような。

    それにしてもガウスの中消し算のエピソード…
    数学は計算できなくても数式作れたらいいよね、と思ってたのが見事に打ち消された。自然数や整数の一般化と式変形のアイデアが頭にないとダメだ。

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    2021年01月03日
  • 確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで

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    確率の一般的な論理展開というより、最終章のゲーム理論的確率に導くための著書という印象。大学生時代にゲーム理論で論文を書いたこともあり(その時は確率的な発想はなく、利得行列の在り方に関心があった)、楽しく?読めた。本書はコルモゴロフを基礎においているけど、ホイヘンズやパスカルとフェルマーの往復書簡など、研究者によっても寄って立つ基礎は様々で、確率論って奥が深いと思った次第。

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    2020年12月26日
  • 数学でつまずくのはなぜか

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    塾講師として数学の教育にたずさわってきた経験などを語りながら、子どもたちが数学でつまづいてしまう理由を考察している本です。

    著者は「あとがき」で、遠山啓の『数学入門』上下巻(岩波新書)を意識しながら本書を執筆したと述べており、遠山の著作のように「数学史」「数学者伝」「哲学」「文学」にまたがるような話題をあつかいながら、数学という営みの本質について著者自身の考えをわかりやすいことばで述べています。とりあげられている題材は、「マイナス掛けるマイナスはなぜプラスなのか」という疑問からはじまって、幾何の証明や関数、微分の概念をとりあげ、最後はペアノ、フレーゲ、ノイマンらによる自然数の公理化まで論じら

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    2020年11月27日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    確率を面積で考えるとわかりやすい。
    とりあえずベイズがどんなことか把握したい程度で有れば、最初の1/3だけ読めば十分な気がする、

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    2020年11月15日
  • 難しいことはわかりませんが、統計学について教えてください! 身近な疑問からはじめる統計入門

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    統計学に関する本は何冊か読んだことがありますが(いずれもビジネスパーソン向けの入門レベル)、この本は群を抜くシンプルさで初心者にも主要な”概念”をわかりやすく説明できていると思います。
    特に検定の話しは今までどの本でもイマイチ理解しきれず終わっていましたが、この本の説明でだいぶ理解を進めることができました。
    いずれの項目も計算の仕方がわかる、というよりもその考え方や概念について理解を深めるといった感じでしょうか。自分で計算できるようになるにはさらに習得が必要でしょう。
    ただ、近頃読んだ「データサイエンティスト」に関する本にも書かれていたとおり、実際に計算・解析をおこなう人材がいるだけではうまく

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    2020年02月12日
  • 完全独習 統計学入門

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    とても分かりやすい。統計とは何ぞやが、手軽に分かりやすく得ることが出来る。計算に頼らないのが、とてもよい。

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    2019年10月01日
  • 暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論

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    暗号通貨の基礎的な説明、貨幣の成立条件についての各種モデル(サミュエルソン、清滝・ライト)が学べた。薄く広い感じ。

    次読みたい本
    『宇沢弘文の数学』

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    2019年09月09日
  • ゼロから学ぶ微分積分

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    「経済学で出る数学」の文献案内で次に読む本として勧められていたので読みました。
    本書の売りである「数式だけでは分かりづらい微積のイメージを分かりやすくする」ための説明を次々と図を使って展開しており、なるほどと思う部分もあったのですが、故人的には説明が独特で却ってわかりづらいところが多い印象です。
    ただ微積の計算に一通り習熟した後で違った切り口で微積を理解したいと思った方にはとても有用ではないかと思います。

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    2019年09月29日
  • 暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論

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    今ひとつ、食い入るようによむべきだ、というメッセージを、字面からは感じづらいのだな。この人の本は、内容は面白そうなんだけれど、メチエや新書のような体裁だと、数学チックな内容とアンマッチで、読者に響かないのかも。

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    2019年08月17日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計の考え方は何となく分かった気がする。
    しかし、恥ずかしながらカイ二乗分布がどうして記載された曲線を描くのかが分からず、分からないまま読み進めばいいことも気づかずに躓いてしまった。あとがきに著者も書いてある「飛躍」ができなかったのかもしれない。

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    2019年02月11日
  • 完全独習 統計学入門

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    タイトルに違わず、よく書き込まれている良書と思う。把握しにくい統計学もこの本を通読してあれば、鬼に金棒という感じだ。あくまで、基礎知識ではあるが、あるとないとでは大違いと思う。

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    2018年11月12日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    ベイズ統計学を数式を用いずに図解で説明しようとここと見ている野心作。感覚的に理解するのが得意な人には最適な一冊となると思う。しかしながら、ベイズ統計は主観的で、人間くさいというところが面白い。こういうところが学習能力を獲得し、現在のディープラーニングの流行りに寄与しているのだろう。

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    2018年11月12日
  • 数学でつまずくのはなぜか

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    とっかかりは面白かった。なかほどではちょっと難しくなってきた。数学基礎論?でも、代数、幾何、解析などの章でつまづくところの説明と代替策の提示は面白い。

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    2018年10月20日
  • ゼロからわかる 経済学の思考法

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    協力ゲームの代表的な解のことをシャプレー解といい、限界貢献という数値から算出される。
    タクシーの相乗りにおける各人の支払額で解説していたが、リアルに支払場面を想像すると、何となく納得感がない気もしたが、私だけだろうか…

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    2021年08月08日
  • 使える!確率的思考

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    株や投資に興味が人は統計や確率を学ぶと良いと何かで読んだので実践している。 この本はまさにその通り。 すごくためになったので小島さんの他の著書も読みたい。

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    2018年08月30日
  • 文系のための数学教室

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     私が文系じゃないせいかいまいちよくわからなかったというのが正直な感想である。

     ただ最終章は比較的わかりやすかった。小学生相手の授業風景だったからだろうか。
     ここで子供達には二等辺三角形や正方形の厚紙を渡し、いろいろな形を作らせる。そうすることで三角形や四角形の特徴を「発見」させるのである。
     ところで「車輪の再発明」という慣用句がある。「すでに確立している知識、技術であることを知らずに(あるいは無視して)同じものを『発明』する」というくらいの意味で、どちらかといえば否定的なニュアンスで使われることが多い。「ぼくのかんがえたさいきょうの○○」とあえて平仮名で書かれるそれにもよく似ている。

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    2018年01月16日