小島寛之のレビュー一覧

  • 素数ほどステキな数はない~素数定理のからくりからゼータ関数まで~

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    素数の性質や素数に関する未解決問題について解説した本。高校1年生レベルの簡単な性質から始まり、最後はリーマン予想とその周辺の公式の解説がされる。

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    2025年11月30日
  • ゼロから学ぶ線形代数

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    ネタバレ

    ⚫︎線形代数の基本イメージ
    ベクトルや行列の基礎について改めて学びたく、入門書を探していた。ベクトル、行列式、4次元、逆行列、固有値を学んだが、イメージを大切に説明がなされており、線形代数が難解だという印象が無くなった。

    4次元の概念の説明は非常に印象的だった。数学上の概念や、相対性理論とのからみから、理解が進んだ。コラムは息抜きと読んでいたが、これも重要な位置付けとなる。

    科学の発見とは表現方法の発見。現象はもともとあるもの。モデルを人にとってわかりやすいものとし、モデル上で検討を行う。大切な科学の考え方だと感じた。

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    2025年09月01日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    簡単な面積図で、ベイズ推定が何をやろうとしているのかをザクッとわかりやすく示してくれる。概念を大づかみに理解できるので、その後の学習に大いに役立つ。計算が複雑になりそうなところはきちんと「ここは省略する」「証明は示さずに天下り的に結論を示す」と正直に書いてあるので、次にほかの本で学習を深める際に攻略すべきポイントも把握しやすい。本当の初学者はここから入った方がいいと思った。

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    2025年06月18日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計学の参考書で一番分かりやすかった。入門中の入門なので、本書に沿って章末問題に取り組むことで、分散、検定、標準偏差のところから最終的にはカイ二乗分布やt分布のところまで学ぶことができる。初学者向けなので頑張れば1日で一通り学べると思う。唯一のデメリットは問題数が少なすぎること。この本の章末問題を全てやった後に他の統計本の問題に取り組んでより統計の理解を深めるといった使い方が良さそう。

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    2025年03月29日
  • 完全独習 統計学入門

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    カイ二乗検定やT検定についてここまで噛み砕いて説明してくれる本は中々無いと思う。その代わり反復や次の本へのステップアップも必須だが、大学の統計学でつまづいた人にまず読んで欲しい本。

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    2024年09月20日
  • 素数ほどステキな数はない~素数定理のからくりからゼータ関数まで~

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    ひたすら素数ばかりを扱った本。
    極力、初等関数を使って証明しているので、とっても分かりやすい!
    時間をかければ、誰でも理解できます。

    今まで理解できなかったRSA暗号の仕組みが、ついに分かった!
    RSA暗号はオイラーの定理、ウイルソンの定理、そして合同式が分かればOK。

    <オイラーの定理>
    Nを2以上の自然数、1以上N以下の自然数でNと互いに素なものの個数をmとする。
    このとき、Nと互いに素な任意の自然数aに対して、
           a^m≡1(mod N)

    <ウイルソンの定理>
    pを素数とする。そのとき、
           (p−1)!≡−1(mod p)

    最終的には素数定理を証明して締め

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    2024年07月29日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計検定を受けるにあたって超入門書として利用

    ヒストグラムの話から始まりカイ二乗分布とt分布を使った推定までの内容なんですが、すっごいわかりやすいです

    標準偏差のところもいろんな角度からイメージしやすい形で説明してくれているので、標準偏差がより身近なものに感じることができました

    中途半端に数学を組み込むのではなく、本当に中学数学にとどめて描き切ったのは脱帽です

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    2024年06月29日
  • ゼロから学ぶ線形代数

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    「行列式はその行列を構成するベクトルの平行4辺形面積(または体積)」

    ということを軸にしてクラメールの公式、内積・外積、固有値固有ベクトルまで解説。

    間に経済学や物理学などでの理論の応用も説明。

    線形代数を幾何学な観点から一貫して説明していたので、読んでいても面白かった。

    線形代数で抽象的な部分で理解に苦しんでいる人には目からウロコが落ちると思います。

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    2024年06月16日
  • 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険

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    小島寛之
    1958年、東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。帝京大学講師を経て、同大学准教授。宇沢弘文に師事し、数理経済学、環境経済学、意思決定理論を専門とする経済学者として旺盛な研究・執筆活動を行うかたわら、数学エッセイストとして活躍。中高生向けの入門書から高度な学術書まで多くの著書を持つ。日本ペンクラブ会員


    なぜなら、数を表わすのに記号が2種類しか必要ないからである。0と1という特別な二つの数字だけを使って、すべての数を表わすことができてしまうわけである。8進法についてはの指で説明したが、2進法を理解するにはドラえもんを想像す

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    2023年10月11日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    大変わかりやすかった。条件付き確率っていまいちモヤモヤしながら計算してたけども、面積の比を求めてるだけなんだなあと。

    ベイズじゃないとことの関係性も触れてるし、全体的にすごく腑に落ちた。

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    2023年09月10日
  • 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学

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    専門家同士が話しているのを眺めているだけで楽しいという面白さがあった。
    かなり難しい内容だが、触りとして興味がそそられるような話題が多く、もっと勉強してみたい気持ちになった。
    遠くに感じる数学者というものが一人一人の個性のある人間とわかると、難解な数学が少し身近になったように思える。
    整数を微分可能にするといったアイディアには、しっかり理解できないながらもとてもワクワクした。
    また時々読み返したい。

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    2023年08月17日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    四則演算で理解できるベイズ。入り組んだことを簡単に説明するという難しいことをしている。これで全体像を知って、より詳細な(数式を必要として読みにくいかもしれない)本を読むのが良い。

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    2023年05月03日
  • 完全独習 統計学入門

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    〇目的
    マーケティングリサーチの会社に入社し、日常的にサンプルから母集団を推計するような環境にいるため、統計学の基礎を学びたいと考えたため。

    ◯感想
    数学から逃げてきた私に取って統計学を学ぶことは不安だったが、本書はそんな人向けに統計学の基礎を理解できる最低限の数式だけを用いて説明してくれる良書。

    それでも生粋の文系の私には難しい部分はあったが、何回か読むうちにスッと入ってきた。

    統計を投資のボラリティやシャープレシオ、サーフィンの波など身近な事象と絡めて説明してくれるたため抵抗感もなかった。

    本書を1冊目として統計学の本を読んでいくと内容が理解しやすいのでは。

    【継続する事・やるこ

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    2023年02月02日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計学を始めて学ぶ際の概念を掴む入門書として最適な本だと思う。小難しい数式は一切なく、t検定や推定の式の意味を理解することができる。

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    2022年07月16日
  • 完全独習 統計学入門

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    最初のデータを見せて喜んでるのが勉強ばかりやってきた人が社会人になってキャバクラ接待しだす感じで気持ち悪いが、それをさておいて素晴らしくわかりやすかったです。どこまで理解すべきかをまとめてあり取り組みやすいと思います。違う教科書にもチャレンジしてみたいです。後半は誤字脱字あり。

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    2021年08月05日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    こちらもすばらしい。「あの式」をイメージから含めて根本的に理解するため、丁寧に説明してくれる。主観確率の話で「チョコをくれた彼女の気持ちを推定」という例が出るなど。

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    2021年07月07日
  • 完全独習 統計学入門

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    入門書として読みやすくすばらしい。根本から統計学を理解するために2回読んだ。それでもまだまだ、統計学は深い。

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    2021年06月21日
  • 完全独習 統計学入門

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    統計が一番わかりやすい本である。論文にどのように記載するかは書いていないが、平均、標準偏差、標本と母集団の平均、標準偏差、t分布が丁寧にかいてある。統計を全く知らない学生に理解してもらうのに、一番丁寧な本である。数式もほとんど使わないので誰でも理解できる。

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    2021年05月20日
  • 完全独習 ベイズ統計学入門

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    統計学を知らなくても読めるベイズ統計学の本である。最もわかり易い。ただし、これを読んだからといって、論文でそのままこのベイズを使って分析が出来るわけではないので、あくまでもベイズについて全く知らない人が読む本である。

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    2021年04月13日
  • 世界一わかりやすいミクロ経済学入門

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    全く経済学わからない人でも読みやすいと思う!私はミクロ専攻してるけど、苦手意識が減りました!
    経済学って勉強してても「社会で役に立つのかな」って思う時多いけど、この本は実際に社会でミクロの理論が使われている例が載ってて納得感ある。基本的な理論のみ解説してあるのも◯

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    2020年12月21日