小島寛之のレビュー一覧
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同じ数字を何度も掛け算することを「べき乗」と呼び、特に2回掛け合わすことを2乗といいます。本書は物理、数学の区別無くこの「2乗」が出てくる公式や定理などを広く解説し、読者は物理と数学が密接に関連していることを実感できます。数学ではピタゴラスの定理(3平方の定理)から始まり、フィボナッチ数などの整数論、虚数や複素数、三角関数、正規分布などの確率、物理ではニュートンの万有引力や、ケプラーの法則、ボーアの原子論、そしてアインシュタインの特殊相対性理論までトピックスとして取り上げています。各論の詳細を深く掘り下げずにさらっと書いてあるので、まさに高校での理系で学ぶ事柄がほぼ俯瞰できるような内容です。で
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東工大の黒川先生と、小島先生の対話。テーマは最近話題のabc予想やF1(1と0からなる代数系)の数学、リーマン予想といったところだろうか。abc予想やリーマン予想に加え、コホモロジーやスキーム理論に関するわかりやすい解説があり良かった。例えばコホモロジーでは、”コホモロジー群は「関数のつなぎ合わせができるかどうか」を測る”とのこと。そうそう、各種数学の概念に関してこういうわかりやすい、”要は..."といった説明が欲しいのです。数学の副読本としてよい本だと思います。敷居の高いスキーム理論もこうした解説があると興味をそそられます。
テーマとなる数論の最新の話題に関しては、なんだかもうつ -
Posted by ブクログ
経済学は、大学の一般教養で選択したものの、何の興味も持てずに単位だけ取得した、という印象。
だけど、歳を重ねるにつれ、経済の仕組みをちゃんと知りたいと思うようになった。
とはいえ、何から手をつければよいものか。
わかりにくいものを、わかりやすく説してある本はないかと手にとったのが本書だった。
はじめの方はわかりづらくて、なかなか進まなかったけれど、後半は慣れてきたのか、具体例も身近だったからか、すいすい読み進めることができた。
私が大学生だった頃よりも、経済学の研究はずっとすすんで、より取っつきやすい学問になってきているようだ。
だけど、経済学がこんなに数学的だとは思わなかった。
私は学生 -
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難しいことを難しく説明するより、簡単に説明するほうが難しい、という意見を聞くことがあるが、本書はまさに難しいことを簡単に、かつ読みやすく書かれたものだと思う。
タイトルを見て、もう当たり前になった、ちょっとタイトルにインパクトを持たせただけの、難しい本だろうと思いつつも、本書を手に取った。『確率的思考』という言葉には、数字そのものに拒否反応を示す数学オンチの私にとって、月の裏側での話のような響きがあったのは事実であった。しかし冒頭で、この本を読まなかった場合、『この本を読んだ場合の世界には存在できない』というような口説き文句があり、グラッときてしまった。
結果的には、確率的思考が身に付いた -
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確率とは何か、何が分かるのか、どんなことに応用できるのか、が具体的に分かりやすくまとめられている。中学校、高校と授業で学んだ確率とは違ったモノの見方をすることもあり、確率的知識を特に必要としない。
具体例として株式市場の話や、ランダムウォーク、経済物理学などについても触れられており、ファイナンスの入門として読むのも面白い。確率を通じて社会を見る目が、どのように変わりうるのか事例を通じて説明してあり読んでいてワクワクすること間違いなしである。特に、不確実性に関する話は面白かった。
また、ビジネスへの確率の応用例も示されており「確率」が身近なものであることを、より実感できるようになるだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
数学嫌い脱出の第一歩は、良問との出会いから。
「注目すべきツボ」に届く力を身につければ、様々なものごとの「本質」を見抜く力に応用できる。
めくるめく数学問題たちの世界へ、いざ。
[ 目次 ]
お試し問題(お化けは誰だ? 豆腐を上手に切るコツ)
第1部 キュートな問題(天才ニュートンの問題 政権交代を不等式で考える ひっかけだけど奥が深い ほか)
第2部 ステキな解法の問題(隠れた対称性を発見する 面積の賢い利用法 立方体に潜む正多角形 ほか)
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