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ギャンブル、天気予報、ビジネスから人間関係まで、この世は不確かな事柄でいっぱいだ。私たちは、偶然に翻弄されながら、可能性の高さを見積もったり比較したりして、自らの行動を決断せねばならない。では、賢く適切な選択をするにはどうすればよいか? そこで強い味方となるのが「確率的思考」である。本書は、数字の苦手なわれらにも腑に落ちる平明な語り口で、確率のテクニックを駆使して考える術を伝授する。ツキの正体、統計数字のからくり、人づきあいやビジネスでの意思決定法など、魅力に富んだ事例満載で愉快に学べる一冊。
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Posted by ブクログ
確率的思考法について簡潔にまとめた本。今まで読んだ確率論の本の中でもっとも分かりやすく、最も深みがあったように思う。どんな分野の人にもお勧めな著作。
確率というものにフォーカスし日ごろの生活において確率がどれほど有用か、を書いた一冊。確率ってとりあえず学校でやったけど、意味不明!って人でも非常に読みやすい。例え話が非常に分かりやすく、語調も非常に柔らかい。一方で、厳密性が崩壊するほど崩れてはいない。 最初は確率って何よ?から始まる。続いて...続きを読む確率において難しい・応用先が大きいものについての記述が始まる。移動平均・標準偏差・期待値など。教科書で読むと無味乾燥な、何のために存在するのか分からない用語に血が通っていく。そんな感じを受けるだろう。続いて、さらなる応用先、例えばベイズ推定やら意思決定理論。応用数学としての確率のカバー範囲の広さ・実世界での応用という意味でのリンクの多さを感じさせる。 確率が分からなくても、どれだけ普段確率の恩恵を受けているのか、どれ位面白いものなのか?が分かる非常に良い本。
これは、新書で軽く読めますし、内容も面白かったと思います。 特に、内容を小難しく「統計入門的」ではなく、実社会のケースに落とし込んで、 「〜な場面で・・・な風に役に立っている」といった感じで、非常に分かりやすく 述べているが良かったのかもしれません。 そして要約すると、第一部では結局全ての経済行動...続きを読むは賭け事であるという主張から始まり、 確率法則とは?確率も使いようで終わり、第二部では統計のおもしろさと標準偏差と幾何分布 の優しい説明、第三部ではベイズ理論の説明、観測できない世界と真似の有益性、第四部では 選択の正しさとは?についてって感じです。 個人的に、評価できたポイント(おもしろかった点)は 1.標準偏差・幾何分布・SDの部分 2.ベイズ理論について 3.事例意志ベース決定論について の3つですね。上記以外でも、色々な確率の理論が掲載され説明されているので、 結構刺激にはなると思います。 また、最後の「選択の正しさとは?」の部分は、行動経済学に繋がる部分でもありますね。 つまり、結局は感情や人の主観でそれぞれの選択が成されており、それによって経済や世界が 構築されているって事です。また、村上龍氏の言葉が引用されていますが、これはなかなか 深いところを突いていると筆者同様、私自身も読んでいて思いました。 結局、選択しているようで、選択をしない選択をしていると考える。これは、なかなか 難しいですが、おもしろいです。そういった立場で、物事を俯瞰してみると、また今までとは 違った物の考え方を会得出来るかもしれませんね。 確率について初心者であるならお薦めです。
数式を使わずに「確率的なものの見方・考え方」を平易な言葉で解説してくれます。 無記憶性、ツキの根拠、右肩下がりの幾何分布では平均以下/以上の割合が1.7対1に近づくこと、ベイズ推定の考え方、不確実性に対する理解と考え方等ネタの数が多いため、一つのことを深く理解するよりも全体的に考え方を底上げしてくれ...続きを読むます。 ニュースで貯蓄やボーナスの平均が報道された時のモヤモヤが少し解消されるかもしれません。
デキの悪い私には内容が部分的にしか理解できなかったが、終章は非常に面白かった。 ぜひ終章だけでも読んでもらいたいと思う。
目から鱗とまではいかないけど、本書のような切り口で考えれば、なるほど腑に落ちる事象は少なくないと思える。誰しもが、人生の経験値などから演繹的に次の行動を決定する、みたいなことは知らず知らずやってると思うし、ここから自信の行動変容に繋がる、みたいな画期的発見はあまりなかったように思うけど、論考内容とし...続きを読むては興味深く拝見いたしました。
難しいことを難しく説明するより、簡単に説明するほうが難しい、という意見を聞くことがあるが、本書はまさに難しいことを簡単に、かつ読みやすく書かれたものだと思う。 タイトルを見て、もう当たり前になった、ちょっとタイトルにインパクトを持たせただけの、難しい本だろうと思いつつも、本書を手に取った。『確率的...続きを読む思考』という言葉には、数字そのものに拒否反応を示す数学オンチの私にとって、月の裏側での話のような響きがあったのは事実であった。しかし冒頭で、この本を読まなかった場合、『この本を読んだ場合の世界には存在できない』というような口説き文句があり、グラッときてしまった。 結果的には、確率的思考が身に付いたとはとても言えない(素養の欠如の問題が大きい)が、とても楽しく、そして一気呵成に読むことができた。 特になるほどと思わされたのは、アリのなかで、一生懸命に努力する奴と怠ける奴が存在する話で、その話自体はこれまでに聞いたことがあったものだったが、これを確立論的に説明をされているトコロであった。一つひとつの話が丁寧に進められているので、とても分かりやすい。 機会があったら、また読みたいと思う。
確率とは何か、何が分かるのか、どんなことに応用できるのか、が具体的に分かりやすくまとめられている。中学校、高校と授業で学んだ確率とは違ったモノの見方をすることもあり、確率的知識を特に必要としない。 具体例として株式市場の話や、ランダムウォーク、経済物理学などについても触れられており、ファイナンスの...続きを読む入門として読むのも面白い。確率を通じて社会を見る目が、どのように変わりうるのか事例を通じて説明してあり読んでいてワクワクすること間違いなしである。特に、不確実性に関する話は面白かった。 また、ビジネスへの確率の応用例も示されており「確率」が身近なものであることを、より実感できるようになるだろう。
あまり数字や計算式がないので、読み進めやすかったです。 この本に書かれているようなことから学習すれば確率を学びやすいのでないかと感じました。 私はこの本を読み、統計に興味を持ちました。
確率論や統計学で用いる基本的な事柄をざっくり説明。とはいえ行動ファイナンスからベイズ推定や事例ベース意思決定とか発展的な話題も扱っています。貨幣についてとか経済学的な話が多い。 だれにでも読めるように努力されていて読むのは難しくはないと思う。数式もほぼ無い。
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