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Posted by ブクログ
ベイズ統計学について分かりやすく書いている本。
条件付き確率とか事前確率、事後確率とかの意味が、
正直なところ学生時代に学んだときはよく分からなかった。
その分かりにくい部分について、
図解しながら説明されていることもあって、
非常に分かりやすかったし理解できた。
オススメです。
【勉強になったこと】
・ベイズ推定の流れ
事前確率
条件付確率
観測による情報の入手
事後確率
・事前確率の定義が難しい、情報が得られない場合は、
理由不十分の原理により、とりあえず対等と考える。
・「おおよそ」の解釈の違い
ネイマン・ピアソン統計学:
リスクはあるけど、これを結論としよう
ベイズ統計学:
どちらも可能性は高いが、これのほうが可能性は
充分大きいだろう
結論を出すか出さないかの解釈に違いがある。
・仮説検定
①検証したい仮説を立てる(帰無仮説)
②対立仮説を立てる
③帰無仮説が正しいもとでは小さい確率でしか
起こりえない事象を考える。
この確率を有意水準といい、5% or 1%で設定する。
④上記事象が発生したかを観測する
⑤観測された場合は帰無仮説を棄却し、
対立仮説を採択する。
観測されなかった場合は帰無仮説を採択する。
・最尤原理とは、「世の中で起きていることは、
起きる確率が大きいことである」という原理。
・ベイズ推定では、「逐次合理性」が担保されているので、
1つの情報で確率が改訂されたら、次の情報を使うときに
これまでの情報は忘れてしまって問題ない。
(考慮しなくても全く影響がない)
Posted by ブクログ
ベイズ統計は、インターネットの普及とともにビジネスで使われるようになってきた。
インターネットでは、顧客の購買行動や検索行動が自動的に履歴として収集されるが、そこから顧客の『タイプ』を推定するには、スタンダードな統計学よりもベイズ統計の方が圧倒的に優れている。
マイクロソフトやグーグルは、OSのヘルプ機能やウェブ検索、自動翻訳などにベイズ統計を活用している。また、FAXの画像のノイズ補正、医療分野での自動診断システム、迷惑メールフィルターなにも活用が広がっている。
迷惑メールである可能性が高い語句やURLの存在などの情報を組み合わせていくことで、迷惑メールである確率をはじき出し、ある閾値を超えたら迷惑メールと判断する。迷惑でないメールにもURLが含まれている可能性が高く、URLがあるということだけで、迷惑メールと判断するのは、経験的にも問題であることは理解できよう。このような情報を多数組み合わせることで、確率の精度をあげていくが、あくまでも確率であって、その確率が100%になることはない。
ベイズ推定は、ときに直感に大きく反することがある。ベイズ逆確率のパラドクスと言われるもので、モンティ・ホール問題と3囚人の問題である。問題の詳細は省略するが、この2つの問題は、表裏一体の関係があり、人間のこれらの問題に関する直感は矛盾するものである。片方の直感が正しいとすれば、もう片方の直感は間違っていると考える必要がある、これがパラドクスと言われる所以である。
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ビジネス・実用
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