作品一覧

  • リーマン予想の今,そして解決への展望
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    1巻1,848円 (税込)
    本書は,2012年に刊行された知りたい!サイエンス『リーマン予想の探求 ~ABCからZまで~』に最新情報を加え,大幅に改訂したものです。リーマン予想に関係のあるオイラーやラマヌジャン,佐藤・テイト予想などの解説も加え,さらにリーマン予想の解決への鍵となる絶対数学について第8章「絶対数学の進展」を新たに設けて詳しく説明しています。リーマン予想へのキーワードとなる「黒川テンソル積」および「零和構造」に注目しながら読み進めてみてください。
  • 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学
    4.0
    1巻1,738円 (税込)
    リーマン予想研究の第一人者黒川信重先生,経済学者で数学エッセイストでもある小島寛之先生による対談本。数学の今と未来の姿を存分に堪能できる1冊です。話題はリーマン予想が取り上げられた映画『容疑者Xの献身』で描かれた数学者と物理学者の違いから,数学の報道や教育,さらに記憶に新しいabc予想やつい最近新たな進展があった双子素数に至るまで盛りだくさんです。未解決問題を解くカギを握る新兵器も紹介します!
  • ABC予想入門
    4.0
    1巻950円 (税込)
    数学者は未解決問題を考える。いい難問こそ、新しい数学を創造する!数学の未解決の難問のうち、最も重要といわれる整数の理論が、ABC予想である。この証明を完成したといわれる、望月新一京都大学教授の500ページを越える論文がいま大きな話題を呼んでいる。ABC予想とは何か。果たしてこの数学の難問は証明されたのか。この数学予想の先にどのような数学的世界が広がっているのか。フェルマー予想、リーマン予想につながる未解決問題のインパクトとは――。注目のABC予想とその周辺をやさしく解説した道案内の書である。

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ユーザーレビュー

  • 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学

    Posted by ブクログ

    専門家同士が話しているのを眺めているだけで楽しいという面白さがあった。
    かなり難しい内容だが、触りとして興味がそそられるような話題が多く、もっと勉強してみたい気持ちになった。
    遠くに感じる数学者というものが一人一人の個性のある人間とわかると、難解な数学が少し身近になったように思える。
    整数を微分可能にするといったアイディアには、しっかり理解できないながらもとてもワクワクした。
    また時々読み返したい。

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    2023年08月17日
  • 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学

    Posted by ブクログ

    数学は「わくわくするもの」なんだとあらためて思う.完全に理解するのは難しいかもしれないけども,前書きにあるように雰囲気を感じるだけでも良いものだ.

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    2015年01月22日
  • ABC予想入門

    Posted by ブクログ

    2012年8月にYahooのトップニュースに、京都大学の望月教授が「abc予想を(肯定的に)解決か」という見出しが踊った。

    大部分の人がabc予想については初耳であり、しかもWikipediaを呼んでもいまいちピンとこなかったのではないだろうか。

    本書は、タイトルのとおりabc予想についての解説本である。
    導入部分は数学の未解決を整理して、そのなかでもFermatの最終定理やRiemann予想のように数論の未解決問題が今後の重要なテーマである、ということからabc予想を紹介している。

    内容は、今般の新書とは一線を画し、数式が多数出てくる本格派。
    全般部分は、注意深く数式を追っていけば理解

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    2014年01月21日
  • ABC予想入門

    Posted by ブクログ

    数論の専門家によるABC予想解説。後半はかなり手ごわいけど,前半は数学における予想の意義とか素数入門とかフェルマー予想とABC予想の関係とか,興味深く読めた。楕円曲線と保型形式あたりから追いつかなくなってしまったが,何やら凄いらしいという雰囲気だけは感じ取れた。
    第4章の多項式abc予想の証明に誤植を発見。
    p.124の第2式の右辺は bc(b'/b-c'/c) じゃなくて b(b'/b-c'/c)
    p.125の⑤式,左辺は a/b じゃなくて b/a

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    2013年12月03日
  • 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学

    Posted by ブクログ

    東工大の黒川先生と、小島先生の対話。テーマは最近話題のabc予想やF1(1と0からなる代数系)の数学、リーマン予想といったところだろうか。abc予想やリーマン予想に加え、コホモロジーやスキーム理論に関するわかりやすい解説があり良かった。例えばコホモロジーでは、”コホモロジー群は「関数のつなぎ合わせができるかどうか」を測る”とのこと。そうそう、各種数学の概念に関してこういうわかりやすい、”要は..."といった説明が欲しいのです。数学の副読本としてよい本だと思います。敷居の高いスキーム理論もこうした解説があると興味をそそられます。

    テーマとなる数論の最新の話題に関しては、なんだかもうつ

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    2013年11月17日

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