小島寛之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レビュー・感想というより、記録です(苦笑)
一通り読み飛ばしたけど、自分のレベルでは難しいです(涙)
この角川ソフィア文庫シリーズは初めて読んだし買った。
もう少し、分かるかなと思い、少し甘く見てました(苦笑)熟読しないと理解できません。読者力低いなあ・・・涙
経済、投資、金融、財務、経理・・などなど、これらの用語が明確に区別できない自分ですが(苦笑)、バブルの発生のメカニズムが、いまだによく分からないというのを、この手の本を読む度に、単純そうで難しいんだなあと、意外に感じます。数字だけの世界で、それこそ、単純に割り切れそうなモノですが、そうでもないみたいです。
世の中、経済?金融?で動いてる部分が多分にあるようだけど、それらに現れない事象も多い、こういう言い方も、あながち間違っていないかもしれない。
でも、分かりやすくて好著であることは間違いないです。じっくり読めば、なあんだ、とうなずけます。 -
Posted by ブクログ
・数式は用いつつも基本的に文章で話を進めてくれるため、他の数学参考書にありがちな演習に傾倒してしまうということがなく、また一冊の書物としても十分に楽しめる
・厳密な証明は最低限に抑えているため、極度の煩わしさに悩むことはなく、かつ納得できる範囲まで解説してくれている
・「で結局線形代数って何なの?」という疑問に図形的な側面から教授してくれるため飽きるということがない
・とにかく全編にわたって著者の意気込みが感じられる
固有値の応用など、明らかに理系の知識がないと理解できない部分もごく一部あるが、基本的には文系にすごく優しい本。線形代数の無機質さに脅え、トラウマにもなってしまった人にこそお勧めしたい(僕がそう)。線形代数にとっかかるのにこれ以上の本を僕は寡聞にして知らない。出会えて良かった。
(2006年10月05日) -
Posted by ブクログ
確率というものにフォーカスし日ごろの生活において確率がどれほど有用か、を書いた一冊。確率ってとりあえず学校でやったけど、意味不明!って人でも非常に読みやすい。例え話が非常に分かりやすく、語調も非常に柔らかい。一方で、厳密性が崩壊するほど崩れてはいない。
最初は確率って何よ?から始まる。続いて確率において難しい・応用先が大きいものについての記述が始まる。移動平均・標準偏差・期待値など。教科書で読むと無味乾燥な、何のために存在するのか分からない用語に血が通っていく。そんな感じを受けるだろう。続いて、さらなる応用先、例えばベイズ推定やら意思決定理論。応用数学としての確率のカバー範囲の広さ・実世界での応用という意味でのリンクの多さを感じさせる。
確率が分からなくても、どれだけ普段確率の恩恵を受けているのか、どれ位面白いものなのか?が分かる非常に良い本。 -
Posted by ブクログ
これは、新書で軽く読めますし、内容も面白かったと思います。
特に、内容を小難しく「統計入門的」ではなく、実社会のケースに落とし込んで、
「〜な場面で・・・な風に役に立っている」といった感じで、非常に分かりやすく
述べているが良かったのかもしれません。
そして要約すると、第一部では結局全ての経済行動は賭け事であるという主張から始まり、
確率法則とは?確率も使いようで終わり、第二部では統計のおもしろさと標準偏差と幾何分布
の優しい説明、第三部ではベイズ理論の説明、観測できない世界と真似の有益性、第四部では
選択の正しさとは?についてって感じです。
個人的に、評価できたポイント(おもしろかった点)は
1.標準偏差・幾何分布・SDの部分
2.ベイズ理論について
3.事例意志ベース決定論について
の3つですね。上記以外でも、色々な確率の理論が掲載され説明されているので、
結構刺激にはなると思います。
また、最後の「選択の正しさとは?」の部分は、行動経済学に繋がる部分でもありますね。
つまり、結局は感情や人の主観でそれぞれの選択が成されており、それによって経済や世界が
構築されているって事です。また、村上龍氏の言葉が引用されていますが、これはなかなか
深いところを突いていると筆者同様、私自身も読んでいて思いました。
結局、選択しているようで、選択をしない選択をしていると考える。これは、なかなか
難しいですが、おもしろいです。そういった立場で、物事を俯瞰してみると、また今までとは
違った物の考え方を会得出来るかもしれませんね。
確率について初心者であるならお薦めです。 -
Posted by ブクログ
一言で言えば、初学者や数学苦手な人向けに、とことん平易な説明で統計学とは何か、どのように統計数値は導かれ何が分かるのかを解説した書籍です。
とはいえ誰でも理解可能かというと、そうとは限りません。説明自体は簡単ですが、論理構造はやはり数学的であるからです。また、数式を用いた論理の証明はほとんど端折られているため、分かったような分からないようなモヤモヤした感じが残る人にとっては、数学的かつ論理的な解説もないため、違和感が残ったまま先に進まなければならない場面があると思います。
特に第7、8章の正規分布および標準正規分布、そして第13、14章の母集団から導く標本平均とその分布に関する話では、内容が抽象的でありながら説明は平易であるからこそ、納得し切れない感覚が自分に残り、何度も他の章を読み返しながら理解を深めました。これらの章で理解が及んでいない場合、16章以降のカイ二乗分布やt分布に関する章の理解が中途半端になってしまうかもしれません。逆にそれまでの理解が及んでいると、最後の章までは気持ちよく読破できると思います。
総じて人を選ぶ可能性がある書籍だと思いますが、なんとか理解してもらおうという著者の気概が感じられる説明が随所に散りばめられており、読むモチベーションは持続すると思いました。また、一気に統計学への自信がついたので、本書の最後に紹介されているおすすめの統計学書籍にも手を出してみようと思いました。