小島寛之のレビュー一覧
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著者のあとがきによると、「確率的発想法」と同時期に書かれた本だそうで、こちらの方は数式も出ず一般向け。ややくだけた書き方を試みたようだが、ちょっとスベり気味で説明不足な点も多い。記述統計についての記載が半分程度で、意志決定などについては後半が充てられており、スペースもやや不十分。が、「成功の確率が90%の手術」について、「合理的な選択」と「正しい選択」の問題として解説するなど、本書を読むことでまた、ものの見方がクリアになった気がする。「投資にとって重要な指標は「平均値」であり、投機にとって重要なのは「SD」である」というような書き方もよい。
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Posted by ブクログ
子どもたちが数学を毛嫌いする風潮に対して、多くの数学者や数学教育者がそれをなんとかしたい、という思いで、いろいろな発言をしてきた。それら発言は、おおよそ2つの種類に分類することができる。第一は、「数学はこんな役に立つ」と知らしめるもの、第二は、「数学はこんなに自由でファンタスティックなものだ」と知らしめるものだ。前者は主に教育数学者が、後者は主に数学者が主張する傾向にある。ただ筆者には、このどちらの主張も、子どもたちが直面している「数学の忌々しさ」とはかみあっておらず、だからいつまでたっても子どもたちとの溝が埋まらないのではないか、そう思えて仕方がない。――本文より
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Posted by ブクログ
数学的確率は、日常生活には適用できないケースが多いが、統計的確率と主観的確率は有用な場合が多い。
可能性を網羅することは意思決定の第一歩。
統計的確率とは、統計的に表れた確率。特定の月に雨が降る確率など。
マックスミン基準=最低限の保証を基準にする=資産運用の選択など。ゲーム理論で使われる。
ナイトの不確実性=確率さえわからないものを不確実性とした。
最大機会損失最小化基準=恋愛の告白すべきかどうか、など。機会損失を後悔しないように。地球温暖化などもこの基準から判断するべき。あとで後悔しない選択をする。温暖化の確率は主観確率だが、ノーリグレットポリシーに従うべき。
ノーリグレットポリシーは、 -
Posted by ブクログ
刺激的なタイトルに惹かれて購入。
序盤は、よくあるつまずきポイントで「なぜ」つまずくか、という話。
いちばん納得したのは「ここで悲しいのは、彼らができなくなる原因というのが『数学が本質的にわからなくなった』ことにあるのではなく、単なる『書き方についての約束』というどうでもいいところでつまずくことにある、ということだ。」
僕も家庭教師をした経験から、ほんとにそうだと思う。そういう子は、そのつまずきポイントを納得さえさせてあげれば、あとはスイスイ進んで行く。
パスカルですら「わたしはゼロから4を引けばゼロが残ることを知っている」と言っていたとか、ピタゴラスはルート2が無理数である(整数の比で表せ