あらすじ
人生は決断の連続だ。ギャンブルからはじまって自らの進路を決めるとき、重要なプロジェクトを進めるとき、投資の意思決定……。本書はこうした数々の決断を数学的手法をもとに合理的に判断していこうという試みである。数式が苦手な文系でも大丈夫!
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Posted by ブクログ
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★重要だと感じたこと★
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◯自分の思考の癖を知り失敗の原因を自覚
◯様々な思考の癖を知り適切な決断方法を場面によって使い分けられるようにする。
◯意思決定には4つのタイプがある
1、マックスミン基準
→最低の利益を最大化する
2、期待値期待
→平均値を最大化する
3、サベージ基準(最大機会損失・最小化基準)
→他との比較で最も後悔を少なくできる
4、マックスマック基準
→可能な中で最大の利益に注目する
★期待値基準
◯意思決定に確率を使う場合、第一ステップは可能性の列挙
→思い込みから逃れ、冷静にステイトを出す
◯主観確率の振り方はその人の選択行動を観察すればわかる
◯無差別の原理
→全てのステイトに同じ確率を割り振る
どれが起きやすいかの判断材料がない時
★マックスミン基準
◯メリットは他に余計なことを考えず(ステイトや確率の割り振り不要)最低利益にフォーカスを当てればいい
◯デメリットはあまりに臆病な基準、最悪な状況のみにフォーカス
例)Bを選ぶ
A、100のうち99は10万、1は1万
B、100のうち99は3万、1は2万
◯確率を主観的に割り振ることが難しい状況を、ナイトの不確実性
◯リスク=確率を割り振れる
◯不確実性=確率さえわからない
★サベージ基準
◯過去の後悔を想像し未来に生かす
★マックスマックス基準
◯射幸心
◯人は期待値基準に背く
→利益だけじゃなく、それがもたらす嬉しさを基準に判断する
◯期待値効用
→利益が倍になっても倍ほどには嬉しくない
感覚の歪みや鈍さがある。
利益だけを期待値の基準とせず
歪みを加味する必要がある
◯人生において、決断が可能性を生み出し、行動が行く先の道を枝分かれさせる
◯間違った選択などありえない。なぜなら選択が正しいかどうか決めるのも、その人の行動しだい
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Posted by ブクログ
小島先生の数学本は良いのが多い。今回は意思決定の数学モデルについて。代表的な4モデルを紹介。マックスミン基準,期待値基準,サベージ基準,ミニマックス基準。ゲーム理論入門にもなる。
本業の経済学寄りなので研究の一端が垣間見えたりもするが,難解なところは何も出てこないので,万人におすすめ。
Posted by ブクログ
数学的確率は、日常生活には適用できないケースが多いが、統計的確率と主観的確率は有用な場合が多い。
可能性を網羅することは意思決定の第一歩。
統計的確率とは、統計的に表れた確率。特定の月に雨が降る確率など。
マックスミン基準=最低限の保証を基準にする=資産運用の選択など。ゲーム理論で使われる。
ナイトの不確実性=確率さえわからないものを不確実性とした。
最大機会損失最小化基準=恋愛の告白すべきかどうか、など。機会損失を後悔しないように。地球温暖化などもこの基準から判断するべき。あとで後悔しない選択をする。温暖化の確率は主観確率だが、ノーリグレットポリシーに従うべき。
ノーリグレットポリシーは、過去の後悔を未来に当てはめること。
セントペテルスブルグのパラドクス=期待値無限大のくじでも参加はしない。
損をするギャンブルに参加するのは、嬉しさがと失う金額が比例しないから。賞金額の増加に伴う嬉しさが加速度的に大きくなる=期待効用理論。
期待値では測れない行動を説明できる。
平均は、多数回の行動を前提にする。一般に賭けに参加するのは多数回ではない。人生の一回性の下では平均化基準は説得力がない。一回きりの人生を、夢にかけてもいいのではないか。=マックスマックス基準=最大の利益を選択肢とする。想定外の事態こそが人々を動かす。
過去の再現にならない個人の人生では、正規分布は役立たずと断じている。ブラックスワンのようなサプライズはいつでも個人には起きる可能性がある。統計的にはゼロでも。
悪いニュースの信ぴょう性を高く見積もるのは、マックスミン基準だから。
Posted by ブクログ
【内容】
・選択を迫られた際にどのように人は考えるか
・またどのように考えれば、最も正解に近い選択を選べるか
【面白かった点】
・以下4種を基準に人が選択を行う考え方
① 負けを最小に抑えられるもの
② 勝ちが最大化されるもの
③ 期待値が最も高いもの
④ 最も後悔が少ないもの
【使ってみたい点】
・面白かった点4種それぞれの嗜好にささる販売物の作成