芹澤恵のレビュー一覧

  • クリスマスのフロスト

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    今は亡きR.D.ウィングフィールドのフロストシリーズの1作目。
    クリスマスを目前にした数日間の、様々な事件を綴った刑事ドラマ。
    主人公であるジャック・フロスト警部、下品だと言われている様だが、全然そうは思わず、味があって良いではないか!
    個人的にはジーン・ハックマンもしくはロバート・デ・ニーロに演じてもらえれば、バッチリハマるのではと思いながら読んでいた。
    ある事件が起き、並行してまた別の事件、田舎の警察署ならではの人の少なさでフロスト警部が全て捜査しなければならない。さてその結果は・・・。

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    2018年11月19日
  • 傍迷惑(はためいわく)な人々~サーバー短編集~

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    20世紀アメリカの作家・イラストレーターにして雑誌『ニューヨーカー』の執筆者でもあったジェイムズ・サーバー(1894-1961)のエッセイ風ユーモア短篇集。

    「ウィルマ伯母さんの損得勘定」の頭のよじれるような面白さは傑作。「ダム決壊の日」のなぜかほのぼのとしてしまっているユーモラスなドタバタぶりも愉快。機械音痴でクルマに疎く取扱説明書恐怖症である「なんでも壊す男」(作者自身のこと)のぼやきは、仕組みのよく分らない情報機器にやたらと取り囲まれてしまっている現代、そうした機械類への絶対的な苦手意識に捕われている私と同類の人々に、共感の笑いとともに読まれるに違いない。個人的にはこの3篇が出色。

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    2018年11月11日
  • 夜のフロスト

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    ネタバレ

    本作は下品なフレーズ増量な気がしましたがどうでしょう?いずれにせよ翻訳がいいですね。ちゃんと日本語として自然に読める。安定の面白さですが通勤電車で細切れに読んでる身にはちょっと長すぎるのが難ですね。ただでさえ事件が入り乱れてるので名前が分かんなくなって。。。

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    2018年10月11日
  • フロスト始末 下

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    このミス海外部門NO.1 作者は気にいらなかったらしいが、テレビシリーズは1992年〜2009年まで17年間英国ITVで放送された人気シリーズ。ご冥福を

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    2018年10月07日
  • クリスマスのフロスト

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    ネタバレ

    フロスト警部シリーズ 第一弾。

    メインの事件は少女の失踪で、少女を捜索する展開から次々と事件が起こる展開。

    もう一つメイン級の事件は少女の死体を見つけたと思って見つけた死体が、数年前に起こった銀行輸送車現金強奪事件の容疑者の死体でその手首には手錠につながれたトランクが空の状態で埋められており、死体には拳銃で頭を撃ちぬかれた痕があり、俄然犯人は別にいる状況になる。

    現金輸送の際もう一人いた行員を調べようとフロストたちが向かうのだが、彼は自分の部屋で撃たれて死んでいた。


    と、いうようにいろいろな事件を名探偵のようにスパッと解決していくのではなく、フロストはノラリクラリと勘に頼りながら、上

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    2018年06月22日
  • クリスマスのフロスト

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    日本でも根強い人気を誇るフロストシリーズ。下品でくだらない冗句を吐き、警部でありながら単独行動を好むという著しく管理能力に欠ける一方で、憎むべき犯罪に対しては鋭く臭覚を働かせ、粘り強く犯人に迫っていく持久力を持つ男。極端な仕事中毒者として描いているが、裏を返せば私生活が満たされない孤独な一面もあるということだろう。主人公以外にもクセのある人物を多数配置することで、より一層フロストの変人ぶりが際立つのだが、デフォルメはドタバタ喜劇となる一歩手前で抑えられ、展開の邪魔にはなっていない。本作は1984年発表の第1作。放送作家としてラジオドラマに携わったウィングフィールドの経験が生かされ、その筆致はテ

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    2018年04月07日
  • フロスト始末 下

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    20171028 最後のフロスト。いつも通りのドタバタがあってなんとなく解決して終わる。最後まで読めるので話としてはまとまっているのだがどうもストーリーが見えなくなって来る事がある。混乱を共有するための手法かも知れないが慣れないと読み疲れしてしまうかも。

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    2017年10月28日
  • フロスト始末 下

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    ネタバレ

    フロスト警部シリーズ最終作。最後、ちょっとあっけない。スキナーともうちょっといろいろあって、最後ぎゃふんと言わせる展開を期待したが、いきなり殉職退場とは。不在が多いのはなにかある伏線なのだと思っていたのだが、、、。最後ちょっと芋にいちゃんの活躍も期待したのだが、、、。それでもシリーズを通して楽しめました。
    違う作者での前日譚的な小説があるとのこと。こちらも読んでみたい。

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    2017年10月02日
  • フロスト始末 上

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    フロスト警部シリーズ最終作。相変わらずいろいろな事件が平行して起こり、それらが交わったり、離れたりしながら物語が展開していく。下巻へ。

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    2017年10月02日
  • フロスト始末 上

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    フロスト、終わってしまうんだなーと思って読むと、週末感たっぷりの記述があちこちに。
    相変わらずのお下劣ぶりだが、今まであまり感じなかった哀愁が胸に迫る。
    しかし長いシリーズに付きもののマンネリ化も否めない。私自身ももうサイコパスや児童虐待ネタに食傷気味で、ミステリとしての完成度に高い評価はできない。シリーズが終わるのは寂しいがこれで良かったのかもしれない。

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    2017年07月31日
  • フロスト始末 下

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    作者が亡くなられたと前の巻にあったのでこれが最後のフロスト警部かぁ…と思ったら後書きを読むと違う人が続きを書くらしい。まあテレビドラマにもなった人気シリーズらしいし、キャラが立ってるからお話は作りやすいんだろうなぁ。後書きを読む限りだとテレビドラマは刑事コロンボみたいな感じだったんだろうか?

    まあとりあえず最後のフロスト刑事。嫌味な同僚アレン警部はどうしたんだっけ?それにしてもさらにろくでもない警視が来るとかイギリスの警察も人手不足が問題なんだろうか。相変わらずのオーバーワークなフロスト警部が色々抱え込んでにっちもさっちもいかなくなりつつなんとなく事件が解決する辺りは安定の展開。
    でも今回は

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    2017年07月25日
  • 密林の夢

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    物語は中盤過ぎまでかなりのスローテンポで進み少々ダレるのだが、ラスト1/3辺りからはストーリィの核心に触れるネタが次々と投下され息つく間もなく読み進めてしまう面白さ。
    登場人物一人一人のキャラクター設定がハッキリとなされているのだが、それぞれの心情部分についてもう少し掘り下げて書いてくれればもっともっと心を揺さぶる作品になったはず。

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    2016年04月03日
  • 冬のフロスト 上

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    ネタバレ

    主人公のフロスト警部は、とても下品な冗談を飛ばしたり経費をちょろまかしたりする冴えないおっさん。だけど、根っこのところでは正義感が強くて人情に厚い。訳もいいし安定した面白さ。

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    2014年07月05日
  • 冬のフロスト 下

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    ネタバレ

    少女誘拐連続殺人、売春婦連続惨殺事件、マクラ窃盗など未解決事件に奔走。

    長い小説でもいつもは下巻の途中から解決に向かっていってた気がするけど、今回は最後の10ページとか20ページで解決だったから、ちょっとイラッとしちゃったかも。
    でも、作家さんが亡くなっちゃったから、次作で終わりなんだっけ。それは哀しいな。

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    2014年04月07日
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

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    ネタバレ

    代表作「最後の一葉」「賢者の贈り物」は別格の出来だが、他はちょい温くて捻った恋愛話が続く。その中でもパン屋の女主人の片思いの話が一番スパイスが効いて印象に残った。

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    2014年07月06日
  • 冬のフロスト 下

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    これでもかってくらい失敗を繰り返して
    それでも、あまり反省している様子でもなく
    落ち込みもせず、能天気な部下を
    ひたすら庇うフロスト警部って
    懐が深いなぁ

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    2013年11月15日
  • 冬のフロスト 上

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    久しぶりに読んだフロストシリーズ
    割と好きなシリーズなのだけれど
    なんとなく、以前とは雰囲気が違うような気がする
    もうちょっと、明るい性格だったイメージ

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    2013年11月15日
  • 傍迷惑(はためいわく)な人々~サーバー短編集~

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    He wrote the original of  The Secret Life of Walter Mitty (虹を掴む男)and some fictions in U.S.

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    2013年10月20日
  • 冬のフロスト 下

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    マンネリに嫌気がさして何度か萎えそうになった前半。
    どこが分かれ道だったかな…
    結局さいごは、徹夜読み

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    2013年08月21日
  • 冬のフロスト 下

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    なかなか面白かった。
    次々起こる事件と、行き当たりばったり捜査の果てに明かされる数々の真実と軋轢など、さすがですね。

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    2013年08月15日