芹澤恵のレビュー一覧

  • クリスマスのフロスト

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    長い。
    複雑なプロット。
    キャラには今のところあんまり惹かれない。
    クリスマスミステリ(ってジャンルないっけ?)で
    ロマンチックというか切ない感じがもっとあるのかな、と勝手に期待してしまった。

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    2022年12月29日
  • エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人

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    タイムリー。
    非常に聡明な女性たちが男性社会で生きていくためのコツ?が切ない。一国のトップであったとしても。

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    2022年12月12日
  • クレイジーが世界を変えた!!天才科学者149人列伝

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    世界の科学に貢献した人たちを、ジャンルごとに紹介して何がすごかったのを系統建てて解説している。日本からは、医学の分野で山中伸弥先生が取り上げられている。

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    2022年12月11日
  • エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人

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    エリザベス女王主催の晩餐会のあと、当日ピアノ演奏したロシア人ピアニストが殺されていた。しかも、裸で。公には病死としながら、警察やMI5はロシアのスパイではないかとそれぞれ捜査を始める。そして、エリザベス女王も独自の推理を展開していく。

    なんと、エリザベス女王が安楽椅子探偵!
    優秀な女性秘書官補に指示をしながら、様々な公務をこなしつつ真相を探る。ミステリーとしての評価は人それぞれかと思うけれど、実在の女王とその家族をこんな風にフィクションにしてしまう英国、それを許容する英国王室に日本や皇室との根本的な違いを感じた。

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    2022年12月07日
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

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    道徳の授業で使われた話の原作だったり、英語の教科書に載っていた話であったり、思い出しました
    結末にはオチがあり、起承転結がはっきりしている
    装飾的な表現が多いけれど翻訳の質が高くて読みやすかった
    久しぶりに米文学に触れたなぁ
    最後の解説が大変詳しくて著者の生涯が分かり、各話の理解が進んだ

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    2022年11月26日
  • エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人

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    面白かった。ミステリそのものより、プーチンやメルケル元首相、オバマ氏など実名が出て来るのがドキュメンタリーみたいだったし、宮殿での女王の執務やそこで働いている人々の日常がとてもリアリティがありついつい引き込まれた。
    それにしてもエリザベス女王がチャーミングで何たる公平無私な事か。その人柄に動かされる職員の気持ちも手に取る様だ。ご冥福をお祈りします。

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    2022年09月21日
  • エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人

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    フィクションだけれど、エリザベス女王のプライベートを覗いているようで面白かった。この本を読み出す前に崩御された。とても残念。

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    2022年09月19日
  • リリアンと燃える双子の終わらない夏

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    タイトルでちょっと引いていたのだけれど、あれ?『地球の中心までトンネルを掘る』のケヴィン・ウィルソン?ということで読む。『地球の〜』は不思議さが強かった(それがよかった)けど、こちらは意外にも”ちゃんとしたお話”で、おセンチ具合もちょうどよかった。

    しかし『地球の〜』について著者プロフィールには原題のみで邦題はなく、訳者あとがきでも邦訳に触れられてないのはどうしたわけだろう。リリアンで初めてケヴィン・ウィルソンを読む人や、興味を持った人に、いささか不親切なような気がしました。

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    2022年07月25日
  • フロスト始末 下

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    シリーズ最終巻。面白さは最盛期に及ばない。初期からそうだが犯人側の心情が物足りないのと(特に一番大きな事件の犯人)、事件にあった人物のその後が語られない。これで終わりなのかとちょっと中途半端な気持ちだ。
    少なくとも4作目までは抜群に面白かった。フロストシリーズの中で面白さが落ちるだけで、他は比べれば十分面白い。

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    2022年07月23日
  • 夜のフロスト

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    シリーズ3作目。本作も750ページ超えの大作だが、飽きさせず読ませる手腕はさすが。とはいえ前2作と比較してエンディングの弱さが気になった。解説が素晴らしい。

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    2022年07月16日
  • エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人

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    ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。事件について城では箝口令が敷かれ、警察とMI5はロシアのスパイによるものと見なし捜査するが、容疑者が50名もいて難航する。でも大丈夫。城には秘密の名探偵がいるのだ。その名もエリザベス2世。御年90歳。世界最高齢の女王が華麗に事件を解決する!英国で10万部突破、18カ国で翻訳。

    現役のイギリス女王陛下が主人公で、しかも探偵役のお話、と聞くだけで、気になって読みたくなる。単なるミステリではなく、王室に生まれた女王の苦悩や、女王という立場として培われてきた強さ、王室に仕える使用人

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    2022年06月29日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    世界の100人の女性の伝記をコンパクトにまとめている本。見開きで、肖像のイラスト1ページと、伝記1ページ。親子で楽しめそう。

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    2022年06月25日
  • フロスト日和

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    分厚くて嫌になりそうだけど、少し読み始めると没頭してしまった。
    本当にどうしようもないフロスト警部だけど、鋭くて優しさがあってよかった。
    多くの事件があってモヤモヤしちゃうけど一つずつ解決していくのが気持ちよかった。

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    2021年08月29日
  • クリスマスのフロスト

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    ネタバレ


    主役の警部、フロストはダメそうに見えて実はすごいのかと思いきやそうでもなかったし部下であるクライヴにも最後までバカにされて見直されることもないまま終わったのが心残り、、(笑)
    訳者の後書きを読むと、次作からはまた別の相棒と…て書いてたけどどうせならクライヴと組んだままで名誉挽回?というかクライヴの見る目が変わるとことか書いてくれてたらスッキリしたけどそんな日はこおへんのやろうな。
    最後らへんのクライヴの
    ❬くそいまいましいフロスト。度しがたい間抜けで、救いようのない役立たず。❭
    っていう心の声はあまりにも辛辣で笑った。

    トレーシーという女の子が行方不明になったところから始まった物語やけど結

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    2020年12月18日
  • クリスマスのフロスト

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    もとネタはなんだ?
    疲れた


    クリスマス・クォーチェンブック 三省堂
    どの分野の小説なのか、さっぱり分から ない。おもしろくない。推理する場面 が、感や偶然に左右されることが多く、 事件のうち、どれがメインなのか分かりずらい、解決したのか?よく分からず、 最後まで読んで、とても疲れた。

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    2024年04月10日
  • フロスト始末 下

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    このミス海外編2018年版1位。フロストシリーズ第6作目であり作者のR.D.ウィングフィールドの遺作。このシリーズ本当に好きで、長い小説嫌いの自分も無尽蔵のギャグの連発にひかれてあんまり長さを感じないやつでした。しかしながら、毎度毎度同じパターンでさすがに飽きてきたのかも。今回のは上司が殉職した直後のフロストのリアクションがひど過ぎるって感じがしたし、毎回出てくる殺人事件も変態度がエスカレーションしてしまったこともあって、泣けるとこや心温まるとこ、鳥肌のシーンよりイヤミス系に振れてしまった気がする。まあ、どういう訳だかあんまり楽しめなかった。

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    2019年12月31日
  • ハオスフラウ

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    なんとも気味悪く憂鬱な本。アメリカ人の女が結婚してスイスに住む。自分以外がスイスドイツ語を喋るので、語学学校に通う。そして不倫。ウキウキするような出来事としては書かれていなく、受け身体制でいたせいで巻き込まれたと思っている。払い除けられないのは喪失感に犯されているからであり、旦那からもカウンセリングに行かされる程に本人は鬱々している。最終的には子供の種が自分でないと気づいた旦那に追い出され、やっと本人は自分の意思が腹の底から沸き上がってくるのだった。憂鬱は病気であり、本人も周りも迷惑こうむる。

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    2019年06月16日
  • フロスト始末 下

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    シリーズ最終作。巻末の解説によると著者が病床にあって執筆したらしく、今作でフロストが見せる感傷的な面はそれが反映されていたのかと思い当たった。繰り返し出てくる亡き妻女への回想は心揺さぶられる場面だった(一方で身につまされる)。ラストシーンはいつものフロストらしい人を食った感じだったが、それでは相殺されないくらい後味の悪さの残る、とまでは言わなくてもビターな余韻のある作品でした。

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    2019年04月02日
  • 冬のフロスト 下

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    相変わらずの面白さだが流石にワンパターンになってきた感があり。マンネリ=安定感であり、自分としては肯定的ですけど。フロストは署長の理不尽な叱責にもめげず諦めない責任感・正義感があるが、一方で捜査手法は適当でそのギャップがシリーズを追うごとに大きくなっている。ユーモア小説ではなくユーモアのある主人公がハードでシリアスな事件に翻弄されるハードボイルド小説として読み終えました。

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    2019年03月21日
  • フロスト始末 下

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    上下巻あるとは言っても事件の数がすごい。人間の足首を咥えた犬の登場から、複数の少女の行方不明、店の脅迫と次から次と事件が起きる。また署内ではマレット署長とスキナー主任警部はフロストの追い出しにかかっていて、フロストの横領を見つけたのでフロストも転勤承諾書にサインするしかなくなってしまう。寝るヒマがないフロストだが、この本の面白さは場面場面で繰り出されるフロストの悪態、自嘲ぶりだろう。コメディとしてシーンごとに楽しむかんじだ。結構笑える。コメディミステリってジャンル(があるとするなら)ダントツだろう。
    家宅捜査令状がいるだろうと言われると『なんだ、その品のない言葉遣いは?口を石鹸で洗ってこさせる

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    2019年01月14日