芹澤恵のレビュー一覧

  • クリスマスのフロスト

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     本作、初出はいつだ・・・?1994年か。少し時代を感じさせる表現が見られるが、面白い。今まで24年間、こんなに面白いシリーズなのに読まなかったことが残念だ。
     いや、まてよ、24年間で6作か。おおよそ5年に1作の出版では、やきもきし、待ちきれない気持ちでいっぱいだな。シリーズ最終刊が発刊された現在に出会えてよかったかもしれない。さっ、これから5作、ゆっくり楽しませてもらおう。

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    2018年10月08日
  • 夜のフロスト

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    ネタバレ

    フロストシリーズ第三弾。

    今回もフロストが活躍しいろいろな事件を解決していく。
    署長とのやり取り、駆け引きは このシリーズを読む大きな楽しみになってきた。

    今回事件がよく似ていたので こんがらがってしまいそうになるが、読んでいくうち不思議に考えなくても整理出来た。

    第三弾まで読んで ほとんどフロストシリーズ中毒になってきた感がある。

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    2018年10月06日
  • フロスト始末 上

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    英国TVでも大人気シリーズフロスト警部。作者のR.Dウィンウフィールドさんは内容について気に入らなかったようですが。

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    2018年10月07日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    なんといったって、60人ものアーティストが参加したというイラストがすばらしい。完全にリアリズムタッチの絵もあれば、デザイン的なものも、美しい色使いで描かれたエレガントなものも、動きを大胆に描いたものもある。すごくバラバラなのに、全体が「型にはまらないこと」というコンセプトで束ねられているから統一感がある。

    人選はときおり微妙だったりもするけど、むかしから偉人伝に入ってきたような人もいれば、今現在を生きている市井の人や、ふつうの小学生(!)もいたりして、とてもユニーク。ページを繰るたびにつぎはどんな人が来るだろうという楽しみがある。

    文章もよく練られていて読みやすい。大人から子どもまでオスス

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    2018年09月03日
  • フロスト日和

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    ネタバレ

    フロストシリーズ第二弾。

    今回も前作同様に事件が頻発する。
    同僚の警官殺しと連続婦女暴行事件が大きな事件となる二本柱。

    他の事件も前回より気持ちよく解決され、大きな事件もスッキリ、どんでん返し風に解決されたので、フロストのキャラクターだけが際立っていた前作よりも面白かった。

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    2018年07月19日
  • フロスト始末 上

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    相変わらずのフロスト節で読ませる。笑わせる。
    事件が多くて多数の登場人物の描写は薄くなってしまうが、
    フロストの恋話もあるし、最後までおおいに楽しめた。

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    2018年07月19日
  • フロスト日和

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    ネタバレ

    1作目で我らがフロストは「憎めないやつ」と思ったが、本作ではあまりのだらしなさに「本当にどうしようもないやつなのかも」と思いながら読み進めた。ただ読後には混乱の中で解決していったいろんな事件のもたらす「余韻」があり、決して単なるユーモア小説ではなかったんだ、と思いを新たにした。

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    2018年07月05日
  • クリスマスのフロスト

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    毎作評価の高い本シリーズを今更ながら初めて読んだ。主人公のキャラクタ依存型と勝手にイメージしていたが、下品でがさつなフロストを中心とした混乱・混沌状態に埋もれたプロットが掘り起こされる爽快感は果たして次作でも期待できるのか早く手にしてみたいと思った。

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    2018年06月04日
  • 冬のフロスト 下

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    ネタバレ

    相変わらず、ドタバタしながら直感を頼りに捜査を進め、運が良ければ犯人逮捕、悪ければ訴えられないようぎりぎりの交換条件をちらつかせ釈放という垂れ流しの捜査絵巻であるのだが、何故かおもしろい。

    フロストの根は真面目で正義感が強いところ、でもとにかく下品で皮肉を言わせたら天下一品であるところ、周囲の部下からはとにかく親しまれているところがじわじわと滲み出ているところ、などなど、あったかストーリーで肩肘張らずに読めるところが良いのだと思う。

    タフィーが何かどでかい仕事をしてくれるのかと思っていたが最後までただのぼんくらだったのが、残念なような、これがフロストシリーズだと思うような。

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    2018年05月11日
  • 冬のフロスト 上

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    ネタバレ

    怪盗枕カバー、娼婦殺し、幼女失踪、その他瑣末な事件が息もつかせぬスピードで入れ替わり立ち替りフロスト警部の元に舞い込む。

    マレット、タフィー、ドライズデールとキャラの濃い面々とのやりとりを楽しむ作品。

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    2018年05月11日
  • 世界を変えた100人の女の子の物語

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    カッコイイ!100人の女の子のお話。

    見開き1ページに、おしゃれな肖像画とエピソードが。
    デザインもおしゃれでカッコイイ!

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    2018年05月04日
  • フロスト始末 下

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    R・D・ウィングフィールドによる最後のフロスト警部物。とびきり下品、だけども憎めない名物警部、彼が最後に解決する事件とは?

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    2018年05月03日
  • クリスマスのフロスト

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    今までの自分のテリトリーに無いタイプの主人公と趣き。。。だらしないし下品だし勘だし!
    でもねー、自分ではこういうかっこよく無いの好きじゃ無いのだけど、それもわかってるんだけど、面白かったなあ。憎めない。なんかやってくれそうだし!長い移動中も退屈しない1冊。

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    2018年03月30日
  • フロスト始末 下

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    今回始めてフロストシリーズを読んだ。
    事件はアブノーマルなものだが、それをユーモアでカバーする独特な語り口。
    翻訳の上手さもあってか、長編であるにも関わらず時間を忘れて読み進むことができる。
    図らずも初読が最終作となってしまったが、改めて過去の作品を読むことにしよう。

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    2018年03月16日
  • フロスト気質 上

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    いやあ、本当に面白いシリーズです。
    以前に「クリスマスのフロスト」「フロスト始末」というデビュー作と遺作を読みましたが、期待にたがわずこれも1級品です。
    会話文でこれだけ読ませる小説家はナンバー1ではないでしょうか。
    ミステリー嫌いな人にも、是非とも読んでほしい。

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    2018年02月15日
  • フロスト始末 下

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    相変わらずのフロスト警部というかデントン署。

    無責任な上司とうるさい外野とよき同僚に囲まれ、てんこ盛りの事件を右往左往しながらなし崩しに解決していく。

    前作を読んでから時間が経っているせいか、既読感が半端なく、初めて読んだ気がしない。

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    2018年01月10日
  • クリスマスのフロスト

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    フロスト警部は前途多難である。少女行方不明事件からはじまり、ほかにもたくさんの事件を抱えながら、日々爆走する。上司マレットには嫌われ、嫁には先立たれ、彼には仕事が生きる糧なのである。
    減らず口、下品な下ネタトーク、部屋は書類の山、タバコを好き勝手吸っては他人の家でお構いなし、約束は破る、ボケまくり…はっきりいって無能である。ただし、愛されキャラなのだ。憎めない。時折みせる、冴えた謎解きにグッとくる。
    警察小説とは言えないか?ただただ、フロストが駆け回り、どんちゃんして、真相が少しづつ近づいてくる。フロストに振り回せされる小説。名探偵ならp100ぐらいで終わってないだろうか…笑
    残業申請を出し忘

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    2017年12月28日
  • フロスト始末 上

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    もはや、作者のキャラづくりは名人芸です。
    フロスト警部はだらしないが仕事ができない奴ではありません。
    下ネタ大好きな毒舌家ですが、本当は優しいキャラです。
    仕事は嫌いそうに見えて、途中で投げ出しません。
    権威に対して反発しますが、部下からの信頼は厚い人間です。
    警官のくせに、悪人をつかまえるためには法律も無視しますが、自分のためにも平気で嘘を重ねられます。
    そう、彼は傑出したヒーローではなく、そこら辺にいそうな等身大の我々の分身です。
    そんな彼が、難事件を四苦八苦しながら解決してしまうのですから、感情移入しないわけにはいきません。
    ある意味、嫌な上司への対処の仕方の教則本でもありますが、くれぐ

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    2017年12月27日
  • フロスト始末 下

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    が、テレビ版、観たい、は撤回。
    事件の内容がグロすぎて、これをビジュアルや音付きでみる勇気はない。

    いやあ、今回も事件重なりまくりだったなあ。
    しっかし、あのザ・最低上司、まさか殺されてしまうとは・・・・。つーか、この展開フロスト警部の転属をやめさせるためにほかに方法思いつかなかったとか??
    あーでも、確かに、お気の毒に、とは思うけど、かわいそうに、とは思えないなあ。

    学校行って担任教師でてきた時点であー、絶対こいつだーっとは思った。
    デキル刑事ならそう思うかなあっと。
    フロスト警部って、結果的に解決してるけど、実のところそれほど優秀ってわけでもない、のか?
    法律スレスレ

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    2017年12月03日
  • フロスト始末 上

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    ネタバレ

    おお、お久しぶりのフロスト警部!と思ったら完結巻らしい。しかも作者お亡くなりになってるらし。残念。

    相変わらず次から次へと起こる事件。
    くそったれな親父やくそったれな上司に内心煮えくり返りながらものらりくらりとかわすフロスト節ににやり。
    奥さん亡くなってたんだなー、前作で奥さんの登場シーンとかあったかなー?と思いつつ、
    あんまり表にださないけれど、実はフロスト警部って
    感情豊かだよな、と。
    重なる事件に、食べられなかったり、眠れなかったり、トイレ行かれなかったり、散々なフロスト警部、さらに
    経費の水増し請求をネタに異動させられそうになってるし・・・。うーん、さすがに営業してないガソリンスタン

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    2017年11月26日