芹澤恵のレビュー一覧

  • 冬のフロスト 下

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    フロスト警部シリーズ5下巻。
    面白い。どこがと言われると困るが、会話のテンポとスピーディな展開が飽きさせない。全くロジカルではなく当てずっぽうなカンのみで推理し捜査するため外れて失敗する事も多いが、結果オーライ。娯楽として読書するには最適だと思う。

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    2013年12月21日
  • 冬のフロスト 上

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    フロスト警部シリーズ5
    相変わらずドタバタ感と軽快なリズムで繰り広げられる事件の数々。上巻では幾つかの事件が解決するが、大半は未解決。
    お楽しみは下巻へ。

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    2013年12月15日
  • 冬のフロスト 上

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    フロスト警部、第5弾。
    今回は1月です~いつも冬なので、タイトルが区別しにくいけど。
    猥雑だけどあったかい、テンポのいい展開は、安心して読めます。
    楽しみにしていました。

    いつも同じよれよれのレインコートにえび茶色のマフラーという格好のフロスト警部。
    だらしなくて下品なジョークばかり飛ばし、年中サボリたがっているが、いったん事件となれば被害者にも加害者にも(ダメ警官にも!)人間らしい目を向ける。
    頼りになる叩き上げの人情警官なのだ。

    アレン警部の留守に代理となっているリズ・モード警部代行は、若くて美人、まだ捜査は新米だが仕事熱心な野心家。
    万年巡査部長のウェルズとはいがみ合う関係。
    フロス

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    2013年12月06日
  • 冬のフロスト 上

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    ネタバレ

    フロストの最新刊「冬のフロスト」読み終わった。

    相変わらずの人員不足、予算不足、事件過多
    新しさはないけど安定して面白い
    今回から出て来ためちゃくちゃドジなダメ刑事モーガンが、今後いい味だしてきそぅ

    二系統の娼婦殺人、少女誘拐、まくらカバー泥棒、コンビニ強盗、白骨死体なんやかんやを署長の文句を交わしながら、なんとか解決いたしましたとさ、
    フロストのノリで軽く読めるけど、今回の事件は結構凄惨…

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    2013年11月27日
  • 冬のフロスト 下

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    好きだなあ、フロスト。何でこんな、二言目には(いや一言目から)下ネタセクハラ発言ばっかりのさえないオヤジが好ましいのか、自分でもわからん。この新作は本当に楽しみにしていて、一気読みできる日まで寝かせておいたのだ。

    で、フロストは相変わらずフロストだった。捜査は行き当たりばったり、大嘘ついて自白を迫り、くだらなーいジョークを連発し、不眠不休のワーカホリック、よれよれの風体で顰蹙を買いまくる。このシリーズはどれもいわゆるモジュラー型で、大小取り混ぜいろいろな事件が起こるのだが、今回はシリーズ最長だそうで、次から次から事件のてんこ盛り、デントン署は大忙しだ。

    もちろん最後にはどれも解決するわけだ

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    2013年10月23日
  • 冬のフロスト 上

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    吸い殻が高く積まれた灰皿のように大小さまざまな事件を抱えるフロスト警部。
    相変わらずの面白さ。キャラクターや構成もさすが。もうマレット警視も愛しいくらい。話が終わりに近づいても解決の目処が全然立たない!それが最後の最後にヒョイと解決に結びつく。この素っ気ないほどのあっけなさがフロスト警部の在り方とあいまって、このシリーズ最大の魅力。

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    2013年10月08日
  • フロスト気質 下

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    ネタバレ

    (上巻より続く)

    だらしないんだけど、きたならしいんだけど、下品なんだけど、
    憎めないフロスト警部。
    この作品でも、
    何やかんや言っていても、女性に関して一線を画すところや、
    子どもを亡くした父親に対して浪花節なところが、
    憎めない。

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    2013年09月22日
  • フロスト気質 上

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    ネタバレ

    もともと面倒くさい書類仕事をするぐらいなら、
    事件を譲ってしまうことしばしのフロスト警部だが、
    今回ばかりはそんなに簡単に手柄を取られていいの?
    と心配になるくらい、やられている。

    でも終わりよければすべて良し、という展開になったので
    許す。

    (下巻へ続く)

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    2013年09月22日
  • フロスト日和

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    面白い。前作よりもさらにいっぱい事件発生。ご都合主義的展開で解決していくけどキャラの魅力で読ませる。笑って泣ける。ところで全部解決したんだっけ。

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    2013年09月15日
  • 夜のフロスト

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    ネタバレ

    あの酷いフロスト警部の冗談には、
    一応理由があっただなんて!
    本当はただ単に言いたいだけだとは、思いますがね。

    今回も、次々と死体が発見される中、
    クレーンに登ったりして大活躍。
    最後の逡巡はちょっと不要な気もするが。

    そして、相変わらず締切り破りの事務仕事には、
    新たなる奇跡が!

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    2013年09月04日
  • 冬のフロスト 上

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    上下巻まとめて。

    久々の新刊です。やっぱりおもしろい!でもデントン署にフロスト警部一人ってちょっと人員少なすぎでしょう。そりゃあいろいろ手が回らなくても仕方ない。仕方ないけど世論は行方不明の少女誘拐事件や娼婦連続殺害事件の解決を今か今かと待っている。事件解決は早くて当たり前で早すぎるということはなく、被害者が出た時点で遅すぎるのだから警察官というのは難儀な仕事だなあと思います。

    今回はうるさ型の理解のない、実に利己的で鼻持ちならない上司に加えてことごとく足を引っ張る部下まで追加されてそれでなくても大変なフロスト警部さらに大変な事態に。おまけに自殺まで出ちゃうし。でもフロスト警部が見せるわか

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    2013年07月03日
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

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    アメリカ、ニューヨークを舞台とした短編小説群
    最後の一葉、賢者の贈り物で有名なO.ヘンリー

    読みやすいが、所々落ちが意味不明なところがある。原作での言葉遊びの類いだろうか?それとも時代や地域性の問題だろうか?または宗教的な基礎知識だろうか?

    いずれにしろどの作品も市井に生きる人々の心暖まる話が多く、癒される。たまに皮肉めいた作品もあるが

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    2012年10月20日
  • 傍迷惑(はためいわく)な人々~サーバー短編集~

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    眠る前に 一つ読むのにいいね。
    本邦初訳が二つもあるのは嬉しい。

    挿絵のうさぎがナイス!

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    2012年10月19日
  • 夜のフロスト

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    ネタバレ

    長編Σ(・□・;)ですが、やっぱり長くは感じないフロストシリーズ。ここまでフロストにハマるとは、思っていませんでした!(◎_◎;)

    内容は、連続老女切り裂き事件、中傷の手紙がばらまかれる事件など×2。流感ウィルスでデトン警察署も人で不足。不眠不休で事件を追うフロスト。私だったら倒れてるよ☆〜(ゝ。∂)たまに的外れな推理。事件を解決。まあ簡潔な感じですが、こんな感じ。流れは、今までのフロストシリーズと同じです。

    ですが、小説を読んで笑っちゃうんです(^O^)なかなかないと思いませんか?フロストシリーズのファンの方は、きっとフロストのキャラが好きな方も多いと思います。オススメですよ。

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    2012年10月01日
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

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    40年振りのO.ヘンリー。天まで届けとばかり背伸びしていた大学時代は異端こそ正統であり、よく言えばハートウォーミング、悪く言えばお涙頂戴のO.ヘンリーなど文学の範疇外だった。どうせ読むならサキ、ビアス。ところが此の度読み返してみるとなかなか面白い。O.ヘンリーと言えば都会が舞台の小粋な人情話が定番だが、米国南/西部、南米を舞台にした話が何編か入っている。遠くに住んでいて偶に故郷に帰って来る伯父さんの法螺話みたいな雰囲気が実に良い。私も甥っ子にとって、そんなちょっと不思議な外国住まいの伯父さんにならなきゃ。

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    2012年07月29日
  • フロスト気質 下

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    上下巻、合わせるとめちゃめちゃ分厚い。
    でも、読んでて飽きない、適度なスピード感が良いです。

    相変わらず下品でダメダメなフロスト。
    でも、どうしても憎めないんだよなぁ。
    本作では子供に対するフロストの優しさなども描かれていて
    ちょっと心が切なくなったりもします。
    刑事の直感も当たったり大はずれしたり、というのが
    ミステリーでも珍しくて、事件解決までツルッといかないのがまた良い。
    それにしても、今回はマレット署長以上に警部代理がにくたらしいw

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    2012年06月16日
  • フロスト気質 下

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    ぜひ邦題はフロストは辛いよにして欲しかった。相変わらずのモジュール型の構成だが、核となる事件が有って印象的な犯人が出てくる。もう出版されてから3年半たってますよ。芹澤さん早く仕事してください。

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    2012年02月23日
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

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    賢者の贈り物をちゃんと読みたいなと思い短篇集を買ったわけですが、いくつか知ってる内容がありびっくりしました。最後の一葉もO・ヘンリーだったんですね。都会派といわれてるみたいだけど、ところどころ牧歌的な物語もあるし、粗暴なものもあって幅広く楽しめます。最後に物語をぐるんっとひっくり返してしまう手法も好きです。短編だけど、ひとつひとつに教訓を探してしまう、その物語の深さに惹きつけられますね。

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    2012年02月05日
  • フロスト気質 下

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    行き当たりばっらりの捜査をしつつ、かつ、行きがけの駄賃でその他諸々の事件を解決しながら、フロストは真犯人とおぼしき人物に行き着く。しかし、真犯人は狡猾でしっぽを出さない。それをフロストがどう追い詰めるのか・・・
    最後の証拠は、なるほどフロストらしい。ただ犯人も相手がフロストだから認めたのだろう。
    途中スパイスのように語られるキャシディの娘のひき逃げ事件は、なぜこのしつこいフロストが淡泊な捜査しかしなかったのか、これ以上ない理由で明かされる。身内をかばうようなフロストではないだけにこの理由は文句のつけようがない。

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    2011年10月31日
  • フロスト気質 上

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    下品、不潔、行き当たりばったりetcのフロスト刑事シリーズ4作目。
    少年の行方不明事件が発生し、その捜索中に遺体が発見された。最悪の結果と思われたが、その遺体は問題の少年ではなかった。連続犯罪か、別個の事件かという最中、女子高生の誘拐身代金事件、幼児3人と母親の殺人事件など立て続けに事件が起こる。
    ぼやきつつ、とぼけた嫌みを言いつつ、手抜き捜査にしか見えないがその実勤勉(?)なフロストはなぜこうも事件を引き寄せるのか。
    要は、根がまじめで、ちょっとした事件や疑問をそのままにできない性格が災いしているのだろう。

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    2011年10月24日