【感想・ネタバレ】夜のフロストのレビュー

あらすじ

【第1位『週刊文春』2001年傑作ミステリーベスト10/海外部門】新任部長刑事ギルモアが配属されたのは、しけた町だった。まあ、ここは眼も眩む高みに昇りつめるための梯子の一段目にすぎない。こき使われる心配がなさそうなのも幸いだった。だが、いざ出勤してみれば、猛威を振るう流感に、署は壊滅状態。折悪しく、町には中傷の手紙がばらまかれ、老女ばかりを狙う切り裂き犯が暗躍を開始する。なんたる不運。そのうえ、だらしない風体に、悪夢のような下ねたジョークを連発する男、フロスト警部と組む羽目になろうとは……。さすがの名物警部も、今回ばかりは青息吐息。爆走する英国警察小説、大好評第3弾!/解説=霞流一

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

フロスト警部シリーズ3冊目。お下劣で事務処理大嫌い、そしてお高く留まった権威も大嫌い、何より、悪い奴らが大嫌い。犯罪捜査からは絶対に逃げないワーカホリック。そして、心には寂しさも抱えている、実はとっても暖かい人、フロスト。
流感が流行り人員が足りない中で起きる連続殺人。最後、息もつかせぬ展開。750ページの長編ですが、あっという間に読みました。

0
2022年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに読んだフロスト警部、これは3作目
1作目、2作目を読んだのが昔すぎて、どんな話だったか1ミリも覚えてないんだけど、なんかむちゃくちゃおもしろかったことだけはしっかり覚えてた。

で、やっぱりおもしろい!
良質な海外の連ドラを見てるみたい。テンポが良くてどんどんのめり込む。幸せな時間でした。

人手不足の警察署。大小合わせてひっきりなしに飛び込んでくる事件の数々。ほぼノンストップで働き続ける警部をはじめとした警察署の面々。海外の小説の場合、私なかなか名前が頭に入らないことが多いんですけど、皆さんキャラが立ってて顔はもちろん、それぞれの声まで脳内で再生される。忙しい警察署内の音も、空気も、生き生きと目の前に広がっていく。
すごいなあ…

時代もあるのかもしれないけれど、フロスト警部の捜査はなかなかコンプラ何それ?状態でハラハラするものの、ギリギリの駆け引きの中でこういう解決の仕方ってあるのかもなあ…リアルで。

0
2022年01月16日

Posted by ブクログ

フロスト警部シリーズ第3作。もうとにかくこのシリーズは本当に大好きで、この一冊も激賞したいのだけど、ほとんどあらすじは失念。
確か、出世のことしか考えていないような部下が出てくるのでは無かったか。そして、このシリーズの持ち味として、その部下が徐々にフロスト警部に愛情を抱き始めたり、は、全くしない。
ラストは連続殺人犯を説得しに高所に登っていくフロスト警部。そして説得するけれど、犯人は落下してしまうフロスト警部。もはや孤独と喪失感から逃げ出すように、くそったれな仕事に時間を捧げるフロスト警部。大変にわかりにくいフロスト警部の人間性を、実に生き生きとわかりやすく描き出すウィングフィールドさん。脱帽。

(読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)

0
2019年01月03日

Posted by ブクログ

相変わらず睡眠時間が少ないフロスト警部。
デントン署は流感で人手も少ない中次々と事件が。
どんな時でもお下品な冗談を言うフロストだけどそうでもしないとやってられないというのは理解できるような気も。
最後はハラハラ。
そしてこの本の分厚さに満足。

0
2018年02月23日

Posted by ブクログ

「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」に続くフロスト警部シリーズ第3弾。過去2作はそれぞれ「週間文春」、「このミステリーがすごい」のランキングで1位を獲得した作品である。
不屈の仕事中毒(プライベートの時間が描かれたことがない)、下品きわまる田舎町デントンの名物警部フロスト。
次々と降りかかる事件、ついでに掘り出してくる事件、などいくつもの事件が同時進行して、それをあっちへいったりこっちへいったり、ひっくりかえしながら最後にはきっちり解決するフロスト警部。

口を開けば下品なオヤジギャグの連発、気を抜いてる奴には浣腸攻撃、上司の命令もおかまいなし。上司や清潔感溢れ野心をみなぎらせた部下には嫌われつつ、しかし不眠不休で現場百回、直感をもとに捜査を行うフロストの魅力満載。

この文章を読んで、「下品なやつはな」と二の足を踏んでいるのであれば、それは損をしていること間違いなし(あたしが下品なジョークが好きだからというわけではないはず)。
なんせいくつもの事件が同時進行する上にフロストの迷走ぶりをあますことなく書いているため、分厚い(文庫なのに760ページもある)のだが、そんなことは気にならない面白さ。
下品なオヤジの姿の中に、妻に先立たれた仕事中毒の中年男の哀愁が感じられる(に違いない…?)。

0
2015年07月25日

Posted by ブクログ

やっと読み終わりました。750ページは若干骨が折れました。
フロストシリーズ第3作目。
よれよれの服装で、頭もさえず、下品な冗談を時と場所構わず連発し、常に煙草をふかしているフロスト警部。彼は一方で驚異のワーカホリック。とにかく現場と関係者の聞き込みが命。
デントン署は、インフルの影響で署員は半分しか出勤してない状況。でも、そこに起こるのは老女連続殺人、少女失踪殺害、放火殺人、そして闇ポルノ…。
これらの事件に対する彼の捜査手法は、「勘」と「思い込み」と「運」。自白を引き出すためにはハッタリも厭わない。1週間ぶっ通しで仮眠のみで捜査を続けるフロスト。署員も巻き込み大騒動です。
最後は全部の事件がなぜか解決してしまうんだけど、その終わり方は決してハッピーではありません。でも、フロストはへこたれないんだなぁ。
でも、警察の実際の捜査ってこんな感じかもよ。違ってたらごめんなさい。


原書名:NIGHT FROST(Wingfield,R.D.)

著者:R.D.ウィングフィールド(Wingfield, R. D, 1928-2007、イングランド・ロンドン、小説家)
訳者:芹澤恵(東京都、翻訳家)
解説:霞流一(1959-、岡山県、小説家)

0
2019年05月04日

Posted by ブクログ

【フロスト警部シリーズ】の三作目です。前作から四年も待っただけあって、今回もまた、相変わらずのフロスト警部は、いろいろとやってくれ ます(笑) 『このミス』海外編では、2002年度の第二位を獲得。三作どれも、そのクオリティを落とさずに、駄作が無いというのも、スゴイことです。だ からこそ、次作の発行を首を長くしながらでも、待ち望んでしまうんですよね。

0
2013年09月01日

Posted by ブクログ

このシリーズは基本的にワンパターンですが、
まさに王道のワンパターンですね。
本当に飽きないんです。
次から次へと、面白いことを言ったり
やらかしたりしながら、事件を解決
するフロストには頭が上がりません。
フロストは永遠のお笑い刑事だと思います。

0
2011年03月05日

Posted by ブクログ

1990年 デントン
ジャック・フロスト警部
ギルモア部長刑事 
ハンロン部長刑事
ウェルズ、ジョンスン、バートン、ジョーダン、コリアー巡査
マレット署長

0
2013年10月10日

Posted by ブクログ

今回のフロストは、前より凄惨な事件になった。
どうして、人気のある作品って作を追うごとに猟奇的になってしまうのか・・
とは、思うけれどフロストはとっても良い味を出していて
期待は裏切られない。
一言言わせていただくとすれば、お風呂に入れて!
臭ってきそうで・・・

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

3冊目も見事な分厚さで、何回かの中断は避けられなかったが、最後は一気に読んでしまった。やはり、見事なフロスト警部、とはいえ、連続する事件解決への青息吐息の展開に気は抜けず、抜けるのは例のどうしようもない低俗な駄洒落を飛ばすフロストの姿。それを部下に非難された際に、『深刻に受けとめてくよくよしては、やっていけない…、因果な仕事の因果な部分をいくらかでも楽に受けとめるためだ…云々』と言う。確かにフロストの諧謔なくしてはこうも面白く読めないでしょう、そしてそのヨレヨレコートの疲れたおじさんの内に、人知れず?人間性と直感が渋く光っているのが何とも魅力で、飽きません。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

デントン警察署フロスト警部のシリーズ第三弾!
不屈の仕事中毒にして、ぼんくら親父、下品なジョークを心の糧にわが道を行く名物警部。
今回は流感で人手が足りない警察署に事件が山積みで例のごとくフロスト警部が奮闘。警察小説だけれど、笑いっぱなし。700ページと長編だけれど一気に読めます

0
2010年04月24日

Posted by ブクログ

前の感想にも書いたけど、フロストは道化でいくつもの事件をジャグリングしつつ綱渡りをして(途中居眠りしたり、セクシーなお姉さんをガン見したりしつつ)事件を解決していく感じでした。
絶望的だけど、進んでいくのをやめないのが良い。

0
2024年08月19日

Posted by ブクログ

イギリスの作家「R・D・ウィングフィールド」の長篇ミステリ作品『夜のフロスト(原題:Night Frost)』を読みました。
アンソロジー作品の『『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー』を読んで、久しぶりに「ジャック・フロスト警部」シリーズの長篇を読みたくなったんですよね。

-----story-------------
流感警報発令中。
続出する病気欠勤にデントン署も壊滅状態。
折悪しく、町には中傷の手紙がばらまかれ、連続老女切り裂き犯が暗躍を開始する。
記録破りの死体の山が築かれるなか、流感ウィルスにも見放された「フロスト警部」に打つ手はあるのか……? 
さすがの名物警部も、今回ばかりは青息吐息。
『クリスマスのフロスト』『フロスト日和』につづく、人気の英国警察小説シリーズ第3弾。
解説=「霞流一」

*英国ITVで1992年よりTVドラマ・シリーズ化

*第1位「週刊文春」2001年傑作ミステリーベスト10/海外部門
*第1位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/評論家部門
*第2位「このミステリーがすごい! 2002年版」海外編ベスト10
*第7位『ミステリが読みたい!2011年版』ゼロ年代ミステリベスト・ランキング海外篇
-----------------------

1992年(平成5年)に発表された作品で、イギリスの架空の地方都市デントン市を舞台にした警察小説、「ジャック・フロスト警部」シリーズの第3作目にあたる作品です、、、

久しぶりの、この厚さ… そして、登場人物や発生する事件の多さ… そして750ページ超のボリューム… 同時多発的に事件が発生し、次々と新たな被害者や関係者、容疑者が登場するので、序盤は全体像が掴みにくく、やや苦労しますが、意外とサクサクと読め、事件が解決に向かう終盤は一気読みでしたね。


新任部長刑事「フランク・ギルモア」が配属されたのは、しけた地方都市デントン市だった… まあ、ここは眼も眩む高みに昇りつめるための梯子の一段目にすぎない、、、

こき使われる心配がなさそうなのも幸いだった… だが、いざ出勤してみれば、猛威を振るう流感に、署は壊滅状態。

折悪しく、町には中傷の手紙がばらまかれ、老女ばかりを狙う連続切り裂き事件、新聞配達中に行方不明となった少女、ポルノビデオの押収、少女の自殺や老人の自殺未遂、果ては殺人・放火まで… なんたる不運、、、

そのうえ、だらしない風体に、悪夢のような下ねたジョークを連発する男「ジャック・フロスト警部」と組む羽目になろうとは… 数少ない同僚らと予想不可能の捜査を展開していく「フロスト警部」、、、

絶体絶命の人手不足の中、ウィルスにも見放された「フロスト警部」に打つ手はあるのか!?

よりシビアになる天敵「スタンレー・マレット署長」の追撃をかわしながら、この災いの包囲網を「フロスト警部」はどう突破するか!?

一貫した捜査方針などこれっぽっちもなく、ただ喚いて、走り回って、直感を頼りに強引な捜査を続ける「フロスト警部」は、運にも助けられ一つひとつの事件を解決していく、、、

クライマックスは、手に汗握る高層クレーンでの連続切り裂き犯とのアクションシーン… そして、その人物は真犯人ではなかったと思わせておいて、意外な結末が用意されているエンディング… 読み応え充分でした。


勤務態度は最低最悪、事務処理能力なし、お下劣極まりない悪口雑言… でも、不眠不休で日勤夜勤を繰り返し、現場百回、本当によく働く警察官… この相反する要素が奇跡的に同居した「フロスト警部」のキャラに、本作品でも惹きつけられましたねー 面白かった!



以下、主な登場人物です。

「ジャック・フロスト」
 警部。主人公

「フランク・ギルモア」
 部長刑事

「リズ・ギルモア」
 フランクの妻

「アーサー・ハンロン」
 部長刑事

「ビル・ウェルズ」
 巡査部長

「ジョニー・ジョンスン」
 巡査部長

「ジョー・バートン」
 刑事

「ケン・ジョーダン」
 巡査

「ジョン・コリアー」
 巡査

「ジーン・ナイト」
 巡査

「ヘレン・リドリー」
 巡査

「スタンレー・マレット」
 警視。デントン警察署長

「モルトビー」
 医師

「サミュエル・ドライズデール」
 検屍官

「ミス・グレイ」
 ドライズデールの助手

「テッド・ロバーツ」
 現場捜査担当官

「トニー・ハーディング」
 鑑識チームの責任者

「メアリー・ヘインズ」
 78歳の老婦人

「ディーン・ロナルド・ホスキンズ」
 メアリーの隣人

「ポーラ・バートレット」
 行方不明の少女

「マーク・コンプトン」
 美術商

「ジル・コンプトン」
 マークの妻

「エイダ・パーキンズ」
 家政婦

「サイモン・ブラッドベリー」
 防犯システムのセールスマン

「ウォードリー」
 自殺を図った老人

「スーザン・ビックネル」
 自殺した少女

「ジャネット・ビックネル」
 スーザンの母

「ケネス・ダフィー」
 スーザンの継父

「チャーリー・マスケル」
 老夫婦

「メアリー・マスケル」
 老夫婦

「アリス・ライダー」
 81歳の寡婦

「ジョージ・F・リックマン」
 新聞販売店の主

「バーナード・ヒックマン」
 配管工

「エドワード・ベル」
 牧師

「ハロルド・エドワード・グリーンウェイ」
 ヴァン運転手

「ロナルド・ウィリアム・ゴールド」
 バス運転手

「ベティ・ウィンターズ」
 76歳の老婦人

「フレデリック・パーリー」
 副牧師

「ウォーリー・マンスン」
 前科者

「ベル・マンスン」
 ウォーリーの妻

「ディードリー・マンスン」
 ウォーリーとベルの娘

「ドリス・ワトスン」
 76歳の老婦人

「ジョーン・イースト」
 高級娼婦

「ノールズ」
 市議会議員

0
2023年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらず、繰り広げられるフロストの下品な下ネタ、ジョーク、マレット所長との攻防などは、面白い。また、今回の新しいバディ相手であるギルモア部長刑事とのやりとりもたまらない!
正直、今回は事件が多すぎて、なかなか頭がついていかないこともあったが、なんだか全然わけわからん、という事にはならずに済んだ。
前回よりも、フロストの直感的捜査が失敗に終わることもあり、どうなることかとおもったが、いつものように偶然などご都合主義的なこともあり、解決はする。
ただ、最後のクレーンの上での犯人との対決場面は、犯人の後を追えばああなるよなぁと思った。
本当に連続老婆殺人事件の犯人なのか、ハラハラさせる。
本当にご都合主義だけど、これが面白いんだよな。
それにしても、いつも油断をしてると、事件発生、無線連絡、捜査に出かけるので、休まる暇がない。
いつになったら、フロストはもう少しゆっくりした時間を楽しむことができるのだろうか?



0
2023年06月20日

Posted by ブクログ

フロストがどうのというより、何しろエゲレスの無法っぷりがスゴイ。というかこのデントンという町の問題なのか。もはや修羅の国であろうか。婆さんを殺すやら覗きやら保険金目当ての放火やらパブで暴動やら、これが1週間位?で起きるわけで、解決してすごいんだけど、なんかドタバタしてただけじゃねーかみたいで。いやもうひっちゃかめっちゃかで感想も適当というか。
でもまぁ勢いも半端ないので面白いんだけどもね。この逆境の中でギャグの連発もなかなかで、下ネタとかも多いけど、まぁ勢いで笑っちゃうという。
いやお腹いっぱいですわ。

0
2023年01月19日

Posted by ブクログ

流感が大流行。警察でも欠勤者続出でフロストに仕事は集まる。しかし不思議にもフロスト警部は流感に罹らない。連続老女切り裂き事件で記録的な死者数を記録する。今回もフロスト警部は眠る暇もなく倒れそうだが不運にも倒れない。安定の面白さ、孤軍奮闘の第三弾。

0
2021年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フロストシリーズ第三弾。

今回もフロストが活躍しいろいろな事件を解決していく。
署長とのやり取り、駆け引きは このシリーズを読む大きな楽しみになってきた。

今回事件がよく似ていたので こんがらがってしまいそうになるが、読んでいくうち不思議に考えなくても整理出来た。

第三弾まで読んで ほとんどフロストシリーズ中毒になってきた感がある。

0
2018年10月06日

Posted by ブクログ

お下劣なセリフが其処此処に舞うテンポの良さと、ばらばらのピースが最後にカッチリ嵌る気持ち良さ。気取っていなくて気楽に読め、そしてこのボリューム。忌々しい通勤電車内の窮屈さも忘れるほど。
今回読んだのは3作目。今回の相棒・ギルモアは割と有能で好きな部類かも。
ラストはちょっと切なかったかなー。

未読の物は2分冊の物ばかりなので、更なるボリュームにちょっと二の足を踏んでいます…登場人物が多すぎて付いていけない難点も(笑)

0
2017年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

俺の勘で進められる本作。
どんどんと事件が起きて、しかも悲惨な事件だったりきつい事件だったりする中で、フロストがくると仕事がとたんに楽しくなる、と同僚に思われるのは本当にすばらしい。
苦しくてしんどい事件ばかりだからこそ、ふざけたことを言ってこなすというフロストの心情もまた、うなずかせられます。
だまだ続きがあってうれしい限りです。

0
2014年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの酷いフロスト警部の冗談には、
一応理由があっただなんて!
本当はただ単に言いたいだけだとは、思いますがね。

今回も、次々と死体が発見される中、
クレーンに登ったりして大活躍。
最後の逡巡はちょっと不要な気もするが。

そして、相変わらず締切り破りの事務仕事には、
新たなる奇跡が!

0
2013年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長編Σ(・□・;)ですが、やっぱり長くは感じないフロストシリーズ。ここまでフロストにハマるとは、思っていませんでした!(◎_◎;)

内容は、連続老女切り裂き事件、中傷の手紙がばらまかれる事件など×2。流感ウィルスでデトン警察署も人で不足。不眠不休で事件を追うフロスト。私だったら倒れてるよ☆〜(ゝ。∂)たまに的外れな推理。事件を解決。まあ簡潔な感じですが、こんな感じ。流れは、今までのフロストシリーズと同じです。

ですが、小説を読んで笑っちゃうんです(^O^)なかなかないと思いませんか?フロストシリーズのファンの方は、きっとフロストのキャラが好きな方も多いと思います。オススメですよ。

0
2012年10月01日

Posted by ブクログ

  (あらすじ)
  インフルエンザの流行で、署員が半分になったデントン署。そこにつぎつぎに巻き起こる事件。
  連続老女刺殺事件、猥褻ビデオ販売、老人の自殺未遂、少女の自殺、とびかう脅迫文、放火、乱闘、墓あらし、窃盗…  
  さらに行方不明の少女が他殺体で発見
  下品なジョークを心の糧に仕事中毒のフロスト警部の奮戦はつづく…
  
  (評価)
  あいかわらずおもしろかったです。

0
2011年09月25日

Posted by ブクログ

毎度の事ながら、不眠不休で働くフロスト警部。
今回は流感が大流行で、人手不足の中、ニューフェイスと組んで、
事件解決に挑む。
常に直感に頼って突き進む姿は、見た目の問題?を完全にクリアします。
最後に犯人が・・・後味の悪い部分が残りますが、フロスト警部は
その事実をきちんと心に残しつつも、決して表に見せずに新たな
事件解決に臨むんだろうなぁ。

0
2010年04月22日

Posted by ブクログ

下品な言葉遣いに大爆笑!
不良で勤勉で小汚い、そんな主人公・フロスト警部からは
血の通った人間臭さがして、好感が持てた。

自分の周りにも、フロスト警部のような人がいたら退屈しないだろうになあ。
あ、でも絶対顔を背けるくらい臭いから、遠くで見てるくらいが丁度良いだろう。

地に足の着いたキャラクターに出会ったのはひさびさ。
こういうキャラが主人公だと、雑念が入らず、スッと内容に引き込まれるから不思議だ。読んでいて時間を忘れる。

イギリス人って紳士ばかりじゃないんだと、なぜだかホッとさせられる物語り。

0
2012年01月22日

Posted by ブクログ

前作を読んで面白かったので。
コレぐらい明るいミステリーはよいなあ。うん。夜中怖くならない。

確かに前作よりはこちらの方が面白かった。署長室の中華料理パーティにとりあえず大笑いです。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。本作も750ページ超えの大作だが、飽きさせず読ませる手腕はさすが。とはいえ前2作と比較してエンディングの弱さが気になった。解説が素晴らしい。

0
2022年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作は下品なフレーズ増量な気がしましたがどうでしょう?いずれにせよ翻訳がいいですね。ちゃんと日本語として自然に読める。安定の面白さですが通勤電車で細切れに読んでる身にはちょっと長すぎるのが難ですね。ただでさえ事件が入り乱れてるので名前が分かんなくなって。。。

0
2018年10月11日

Posted by ブクログ

相変わらず下品でダメダメなフロスト。
不眠不休で働く勢いも健在。
3作目も分厚いですが、全然、読んでて飽きません。

前作までに比べると、ラストの事件の犯人の終わり方がちょっと。
なので、星は3つにしときました。

もう本当、マレット署長の憎らしいこと、憎らしいことw

0
2012年08月31日

Posted by ブクログ

下品なジョークを連発する警部と生真面目で野心家な部長刑事のコンビ。

流感で絶対的人手不足にあえぐデントン署の所轄で次々に起こる事件。
異動早々、嵐のような忙しさに放り込まれたギルモア部長刑事はフロスト警部に振り回されながらあっちこっち、事件に右往左往する。・・・おかげで家庭は崩壊したけど彼の私生活は大丈夫だろうか?

まぁ、だんだん酷くなっていく連続殺人犯の手口を見てると冗談の一つや二つ言わないとやってられない気にもなる

0
2010年03月28日

「小説」ランキング