野地秩嘉のレビュー一覧

  • 豊田章男が一番大事にする「トヨタの人づくり」――トヨタ工業学園の全貌

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    トヨタ工業高校は、もともと高専だったものが高校課程学校として再編されたもの。三年課程と、高専卒業と同等の能力がみにつく専門課程からなる。全寮制で給料支給、親から自立したいもの、製造業のスキルを身につけたいもの、トヨタに就職したいもの様々な生徒を受け入れている。トヨタから現役社員が講師として送り込まれ、トヨタ内と同じようななぜなに教育、「めんどう見」(メンター)が行われる。6時半からの朝礼、みだみなみチェックのバツは指導員とともに腕立て10回を行うといった連帯感の醸成などの仕組みが紹介される。トヨタ社内の研修制度も紹介されており、ものづくり現場の工夫が垣間見れる。

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    2025年11月22日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    なぜか伊藤忠出身者に知り合いが多い。
    大前研一先生のもと一緒に勉強したラグビー部OB、
    転職して入った不動産会社の監査役の方々、、、皆ナイスガイだ。
    その秘密?がこの新書にある。
    財閥系ではない、万年四位、ひところは倒産の危機さえあった伊藤忠商事が、
    いまやNo1にのし上がった。
    その原動力は3人の社長。丹羽宇一郎、小林栄三、そしてこの新書の主役岡藤正広
    現社長だ。
    企業理念「三方よし」、商いの三原則「か・け・ふ」(稼ぐ、削る・防ぐ)
    様々な施策を打っているが、基本的な考えはシンプル、と見た。
    要は相手の立場にたって、お互いが満足できる方法を考える、これに尽きる。
    そのためには現場に行って、相

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    2025年08月31日
  • 図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事――変わり続けるトヨタの変わらない仕事術

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    わかりやすくトヨタの会社での仕事ぶりについて解説してくれているので、普段の仕事で取り入れたいことがたくさんありました。 しかし、これらの事を共有していない人といきなり始めてもついてこないことが多かったので、まずは自分だけで出来る事を始めたいと思います!

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    2025年07月17日
  • ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー――食べログ、クックパッドを育てた男

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    ノンフィクションでビジネスものは今を生きる私にとってとても活力になります。 まだまだ出来ていないことがたくさんあると感じさせられた一冊でした。

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    2025年07月04日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    今年一番響いた本でした。 ノンフィクションは人の人生が描かれているので、実際に行動したくなる内容でした。 この手のジャンルは好きになりそう。

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    2025年06月20日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    伊藤忠商事の強さやビジネスの仕組みを知りたくて、株主として読んでみたが大変満足できる内容であった。
    特に、「海外の僻地で勤務する1人オフィスの社員に小林副社長が米とようかんと岡藤社長ねか手紙を持って陣中見舞いに行くと社員は泣いて喜ぶ」という描写があった。
    私もJICAで南米の僻地にいたからこの気持ちに共感したし、社員を大切にする企業は業績は安定するしより飛躍する!

    ぜひ読んでほしい!

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    2025年05月27日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    私もイイ会社にしだい!  スタッフが1番良い会社だ、と言ってもらえる会社に!
    やはり、しっかりと利益を上げて配分をし、皆さん少しでも幸せにしだい、そんな覚悟を持って経営をする。それだが大切な事です。
    株価と連動する、素晴らしい事だ、「か け ふ」も心に刻もう! もちろん三方良しを考えて。

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    2025年05月22日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    組織に悩むビジネスマンに刺さる一冊!
    読み物としても面白い。
    商社はただデカくて儲かっているわけではない。
    人の創意工夫と努力が商社を作っている。
    とても刺激になる一冊でした。
    特に昨日の仕事を疑う(新しい価値をつける)考え方は感銘を受けました。
    意識していきたい!

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    2025年05月20日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    商売で大事な本質を再確認できる。
    商人として経営されている岡藤さん、伊藤忠の現場主義や経営の原理原則が良い学びになる。
    か・け・ふ(稼ぐ・削る・防ぐ)
    商人は水
    三方よし(売り手良し・買い手良し・世間良し)を考える
    客が困っていることを解決する
    自分の今の仕事を疑う。毎日改善する。 
    商売はペナントレース。負け方が大事
    難事は自ら行う

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    2025年05月17日
  • スバル――ヒコーキ野郎が作ったクルマ

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    戦時中には戦闘機を、戦後は自動車を。

    日本の工業産業を発展させた中島飛行機もとい、富士重工もとい、スバル。

    「私は人を死なせすぎた。今度は人を救う乗り物を作りたい」

    創業者の言葉と共に始まった自動車ビジネスは、暗中模索、五里霧中の最中に始まった。誰でも乗れる自動車、長持ちする自動車、環境に優しい自動車。望まれるスペックに応えるために、従業員たちはそれこそ東奔西走の如く、世界を駆け回った。

    スバルは昔から好きなメーカーでしたが、メカに強く、環境や人命意識の高い理由は、創業当時からの方針だったのだと、初めてわかりました。

    素敵なメーカーです。

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    2025年03月23日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    マクドナルドでなんとなくハンバーガーを食べていてふと、「このハンバーガーが地球上全て同じクオリティで提供されているってすごすぎないか?」と不思議に思い、その場で調べてポチった本。調べてみて気がついたけれど、それまでマクドナルドというお店の名前は知っていても、創業した人なんて知らないし考えたこともなかったことに気がついた。レイクロックが本著のなかで語る、マクドナルドというブランドをただひたすらに大きくしたいという野望は、彼が亡くなった40年後の現在、創業者の存在を消費者に考えさせないほどに大きくなっている。アメリカで生涯にわたってひたすらにモノを売り続けてきたレイクロックが語る、「モノを売る」と

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    2025年03月12日
  • イベリコ豚を買いに

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    友達にすすめられて。本で書かれるどんぐりを食べて育ったベジョータにめちゃくちゃ惹かれ、スペイン旅行の際に探して食べました!スーパーで買ったものの、圧倒的な美味しさ。パエリアとかは日本でも同じくらい美味しいのあるなと思ったけど生ハムは形容できないけど全然違う。是非とも現地でベジョータを食べてみてほしい。

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    2025年03月02日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    ①〜⑥はどれも好きで甲乙つけ難い!

    ①「店は客のためにあり、店員とともに栄える。店主とともに滅ぶ。」
    一勝九敗に続いて再掲

    ②「リスクのないところに成功はなく、幸福もないものだ。」
    床の上のロープを渡ってもダメ!

    ③経営者の意識を持って仕事をすること。
    目標は高く、視線を上げて仕事をすること。

    ④「未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる」

    ⑤「見た目も、行動も、スマートに。最初に売るのは自分自身だ。」

    ⑥「事業の成功を目指すならばビジネスにおけるすべての基本を遂行しなくてはいけない」
    パティのように細部を最重視!

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    2024年09月10日
  • サービスの裏方たち(新潮文庫)

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    筆者の文章は飾りや衒いがないのに読ませる。そして論理を見事に捉えている。
    取材から上梓まで14年かけたという高倉健とレンブラントの模写は白眉。

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    2024年04月23日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    伊藤忠の社史について書かれた本でした。
    伊藤忠がなぜ商社としてトップに躍り出たのか、そこには人を大切にしてきた歴史があります。
    私の上司が常々「商社(卸業)は情報力と開発力が勝負なんだ」と言ってることに通じます。
    自身で勉強することは当たり前でそこをカバー
    できない部分を会社がフォローしていくことが
    大切だと感じました。
    トップが会社を細かく様子見しているからこそ
    発言に説得力が出てくるので、社員はより一層
    やる気が出てきます。

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    2024年03月23日
  • スバル――ヒコーキ野郎が作ったクルマ

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    スバルの歴史についてよくわかる本だった。
    元々スバルは中島飛行機という国産飛行機会社であった。戦後、GHQにより解体され富士重工としてスタート、飛行機屋としてのプライドと技術を持ち続けながらラビットスクーターやスバル360などを開発した。また、かつて興銀がメインバンクであったこと、日産やトヨタと提携していたことも分かった。四輪駆動が東北電力からの依頼であったことなど意外なエピソードも多数あった。スバルが軽自動車から撤退しアメリカ進出を決めた過程についても知れて面白かった。飛行機時代からの技術力と安全性のこだわりがスバルの強みだ。

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    2024年03月19日
  • 図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事――変わり続けるトヨタの変わらない仕事術

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    トヨタ関連の書籍、初めて読む。
    とても参考になる内容で、定期的に読み直そうと思う。

    TPSは常に方法を改善し、ネット上の情報はすでに古い場合があるそう。
    なるほどなぁ、と感じる。

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    2023年05月08日
  • 日本人とインド人――世界市場「最後の成長エンジン」の真実

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    本を開くと、スズキの鈴木社長のアップされた写真に驚かされる
    インドにもっとも近い日本人は、”マルチスズキ”の鈴木修社長ですと読者にわからせてくれる

    気になったことは以下です。

    ■鈴木社長のことば

    インド人に限らず人間の心はどこへいっても変わらない 変わったのは風習であり、慣習だ
    スズキは薄利多売でインド産業の技術力のレベルアップに尽くしてくれている やっと理解してもらえた
    インド人もストライキをしたり暴動をしたりしましたけれど、これもまた、「はしか」だった。
    当事者として入っていって、言うことは言って仕事をしたからでしょう。分け隔てはしたことがない。

    モディさんは経済改革をやってインド

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    2023年03月02日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    ネタバレ

    レイ•クロックが、ウォルトディズニーと知り合いであったことに、興奮しました。
    やっぱり何かを成し遂げるような人はそういう人を引きつけるものだなと感じました。

    失敗をしても、そこから学び挑戦していくこと、勇気をもらえる一冊です。

    面白かったです。

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    2022年12月06日
  • トヨタ物語(新潮文庫)

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    小説のような躍動感があり、
    金言に溢れている啓発書であり、
    仕事の本質に迫るビジネス書でもある。

    かつてトヨタ系の会社で働いていた際、
    耳にタコができるほど聞いた言葉の生立ちがわかる。
    それだけでも読む価値は大いにある。

    昨日よりも今日、今日よりも明日。
    終わることのないカイゼン魂を口だけにしたくない。

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    2022年04月02日