野地秩嘉のレビュー一覧

  • サービスの達人たち―おもてなしの神―(新潮文庫)

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    意外と面白かった。

    社会には本当に沢山の人がいて、それぞれが自分の人生を懸命に、愉しく、拘って、歩んでいるのだと改めて感じました。

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    2025年08月28日
  • トヨタの危機管理――どんな時代でも「黒字化」できる底力

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    不況の嵐が吹き荒れてもトヨタは沈まなかった。世界金融危機もパンデミックも足を止める理由にはならない。背景にあるのは「危機は必ず来る」という前提で積み上げた仕組みだ。コスト削減や現場改善は平時からの習慣、非常時にはその力が一気に花開く。さらに市場の変化を敏感に読み、主力車種も戦略も素早く切り替える。危機を恐れず、備えを怠らず。黒字を守る力は、数字の裏にある人と現場の底力にほかならない。

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    2025年08月09日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    部分的に読み進めました。
    参考になる箇所も多く、特に経営者の思考プロセスや実践的なノウハウには学ぶところがありました。
    ただし、孫正義氏、柳井正氏、レイ・クロック氏など、登場する経営者があまりにも著名で実績が際立っているため、一般的なビジネス書として読むよりも、偉人伝として捉えた方が良いかもしれません。
    これほどの成功を収めた方々の経験談は貴重である一方、そのまま自分の状況に当てはめるには注意が必要だと感じました。成功体験に基づく強い信念が文章からも伝わってくるので、参考程度に留めておくのが賢明だと思います。

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    2025年06月07日
  • 世界に一軒だけのパン屋

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    国産小麦100%のパンをつくろうとチャレンジを続けたパン屋、満寿屋の三代にわたる物語をつづったノンフィクション本。

    三代にわたる想いが結実した国産小麦100%使用のパン。想いが実るまでの苦闘や、食にまつわる問題などが書かれています。

    本書を読むと、美味しいパンが食べたくなります。

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    2024年08月27日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    マクドナルドをフライチャイズとして成功させた人物による半生記及び経営論。柳井正氏と孫正義氏の対談。柳井氏による解説。

    映画ではあまり良い印象ではない描かれ方であったが、本人の立場からだと良い成功失敗談になつている。
    ただ、アメリカ人特有の文章の書き方が冗長的に感じる。
    最後の解説がとても良くまとまっていて、それだけ読んでも良いかもしれない。

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    2024年07月02日
  • 世界に一軒だけのパン屋

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    国産小麦のパンづくりという理想を掲げて、3代にわたって実現する十勝のパン屋のお話。

    帯広の店舗、都内の店舗での売れ行きの違いや小麦の流通、生産過程など野地氏の取材が光る記述が多い。

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    2024年06月08日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    ネタバレ

    この本のここがお気に入り

    「誰かに幸福を与えることは不可能だ。独立宣言にもあるように、唯一できることは、その人に幸福を追う自由を与えることだ。幸福とは約束できるものではない。それはどれだけ頑張れたか、その努力によって得られる、その人次第のものなのだ」

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    2024年06月07日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    この本は、ユニクロの柳井さんの解説があってこそ日本人に受け容れられる本に完成していると思う。
    と思うと、監修の野地秩嘉さんは素晴らしい。
    ありがとうございました。
    とはいえ個人的に、レイクロックを好きになれなかったのでこの評価で…

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    2024年05月31日
  • ニューヨーク美術案内

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    2024.05.07 さらりと約二日で読めた。読みやすく情報量も多くは無いが、割と深くて勉強になった。面白くもあった。

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    2024年05月07日
  • ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー――食べログ、クックパッドを育てた男

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    カカクコム、クックパッドを創り成長させてきた、言わずと知れた経営者&投資家である穐田さんの半生とインタビューを元にした書籍。どのようにして会社を、サービスを大きくしてきたのかを、具体的にご本人の思想も踏まえて説明されています。

    『どうしてこのサービスをやるのか』
    『どうして、このサービスが必要とされるのか』
    『これをやったら売り上げは上がるのか?』

    これが大前提。常に自身に問いかけて行きたい。

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    2024年03月20日
  • トヨタの危機管理――どんな時代でも「黒字化」できる底力

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    「人材は危機のなかでしか育たない」(本文引用)として、危機管理を成長の機会ととらえつつ、保全(予知保全、予防保全、事後保全)の仕事はしっかりやり、保全は前よりもよくしていく。改めてすごい会社だと思う。

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    2024年03月03日
  • ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー――食べログ、クックパッドを育てた男

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    本当にほしいものは迷わないから、
    買うか買わないか迷ったら買わない。

    傷つくことには鈍感になり、
    相手の気持ちには敏感になる。

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    2024年01月01日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    かつての大阪の繊維商社からスタートした大手総合商社の一角である伊藤忠商事を、初代伊藤忠兵衛から歴代の社長達の施策を中心にその歴史を追う。

    自分がいる業界と近く、グループ企業との取引もあるため身近な話題として読んだ。かつては「商社不要論」が出た時代もあったが、世の中の仕組みが複雑に細かくなっていく中で川上から川下までの情報に精通してイニシアチブを取れる会社(者)の必要性はさらに増していくだろう。

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    2023年10月15日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    伊藤忠商事の歴史を振り返った本。
    良くも悪くも社史を読んでいるような印象。
    岡藤会長は個性的な方なので、もっと面白いものを期待したが、当然だがそれ以前の歴史も入っているので、さほど面白くなかった。

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    2023年09月07日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    購入した本。業界研究のため購入。

    岡藤新社長になって、初めて行った改革が地下鉄出口と会社入り口の間に屋根を設置することだった。細かいことの積み重ねが社員を前向きにし、業績を飛躍的に高めた。

    伊藤忠発祥の近江地方では識字率が高かった。結果として、偉大な商人を生んだ。


    伊藤忠兵衛の座右の銘は「商売は菩薩の業」
    倫理的かつ内省的に商売をすることを従業員員に求めた。

    戦後、公職追放で政治家や経営者から明治時代生まれがいなくなり、30代、40代が中心になった。それが戦後日本の躍進につながった。

    人生は運、根、鈍というが、「運と横着」が経営者にとっては必要。人格者では務まらない。

    伊藤忠パー

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    2023年06月17日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    ネタバレ

    映画があるとは知らなかった。

    柳井さん、孫さんの対話が面白かったので
    メモ。

    社長の指示した通りに社員が実行するような会社は間違いなく潰れる。

    現場社員は本質的になにを指示しているのか理解しておく。それを現場判断で組み替える。

    何度でも孫正義の人生を歩みたい
    こんなこと言えるだろうか。

    be daring be first
    勇気を持って、誰よりも先に。

    幸せを手に入れるためには、失敗やリスクを越えていかなければならない。机の上に置かれたロープの親はたっても、それは決して得られない。リスクのない所には成功をなくしたがって幸福もないのだ。我々が進歩するためには、個人でもチームでもパイオ

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    2023年05月21日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    ■井上準之助の二代忠兵衛への言葉 
    「君の人物評定は大体正しい。その半面、感情が非常にきつい。感激性が強いのと、正義を愛する精神から少しでも曲がったやつを排し、人格者を重用したがる性格がよく見える。しかし、それはどうかな。能力と人格が並行する人もあるが、そうでない場合もままある。ことに君のような古い家では老番頭のなかには『命をかけて』などという人もいるはずだ。それはまことに迷惑な話だ。一方的な見方で物事を処理してはいけない。俺が君に言いたいのは、人格者ばかり使ってはいけないということだ」
     
    ■三代社長越後の座右の銘
     面白いことに彼の座右の銘もまた、二代忠兵衛が感心した井上準之助の言葉だった

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    2023年05月13日
  • トヨタに学ぶ カイゼンのヒント71(新潮新書)

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    結局のところ、カイゼンの本質とは「現状に慢心せずより良くなる方法を探す」ことにあるのではないか。
    そしてそのカイゼンが、本質的なところに効くかどうかを考えるべきだし、効いていないのであればまた更にカイゼンを行う。

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    2023年03月21日
  • 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

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    映画も見ていたので、億万長者のノートも読んでいたので、あまり新しく感じることはなかった。

    ただ、自分の信念を貫き通すことは大切だなって改めて思った。

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    2023年02月23日
  • 高倉健 沈黙の演技

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    ネタバレ

     高倉健、1931.2.16~2014.11.10。本名、小田剛一(たけいち)。「昭和残侠伝」の花田秀次郎、「日本侠客伝」の玉井金五郎、「網走番外地」の橘真一。遺作「あなたへ」(2012年)が205本目の作品。野地秩嘉「高倉健 沈黙の演技」、2022.11発行。映画俳優、高倉健の演技についてまとめたものです。

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    2023年02月22日