野地秩嘉のレビュー一覧

  • 一流たちの修業時代

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    ≪目次≫
    はじめに
    第1章  創業者の気骨
    第2章  アーティストの世界
    第3章  職人たちの魂
    第4章  トップ営業マンの頭脳
    第5章  異なる環境に飛び込んだ者たち
    修業時代とは何か(あとがきの代わりに)

    ≪内容≫
    15人の一流の人々へのインタビュー集。よく知っている人から私の全然知らなかった人まで、自分たちは一流とは言っていない。修業も終わったと言っている人もいない。その中で共通するのは、人とは違うことをしていること、誰かときちんと話をして(聴いて)いること、実行力があること。
    こういう本は何かの時に役に立つと思う。

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    2013年07月21日
  • 企画書は1行

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    たった1行に言いたいこと集約する。
    それは本質を理解しているからこそできること。

    この企画書(とは限らないのだけど)で伝えたいことを1行で表すとしたら、
    何と書くべきか?
    それを考えることは、企画を考え抜き本質を見つけることと同義と感じた

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    2013年06月27日
  • ニューヨーク美術案内

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    ニューヨークは美術館の宝庫だ。
    本書を読む限り、その拝見には美術作品は時代の最先端の象徴だから、であるらしい。
    日本人的感覚からすると、納得はできてもいまいちピンとこない。
    しかし、本書を読むと、日本人とニューヨーカーでは美術作品とのふれあい方に違いが在るようだ。
    日本人が美術館に行く目的は、教養を高めるだとか、少なくとも文化的で非常に高尚な目的である。それに対して、ニューヨーカーは美術作品を楽しむことが生活の一部なのである。

    本書の前半は、日本を代表する画家である千住博氏によるプロフェッショナルの目線での美術作品の楽しみ方の紹介となっている。
    ニューヨークの2大美術館であるメトロポリタン美

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    2013年05月26日
  • サービスの達人たち(新潮文庫)

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    サービスの極意というよりも、一つの時代を描いたノンフィクションだと思った。進駐軍のゲイたちも通った伝説のゲイバー「やなぎ」のお島さん、「松の湯」の三助いっちゃん、モハメド・アリを日本に読んだ興行師康芳夫・・・今の時代を生きることができなくなった人間たち。しかし彼らは時代が必要としなくなったにもかかわらず、今もっとも求められるような技術と心を兼ね備えた「職人」たちだ。彼らを現代に蘇らせた本書は、現代に古くて新しい風を吹き込む。個人的には「ヘップバーンも虜にした靴磨き」が白眉。

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    2013年05月03日
  • サービスの天才たち

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    職人が選ばれる理由、それは全員を対象にするのではなく、自分もお客さんを選んでとことんこだわっているから。キャディ、タクシー運転手、床屋、それぞれに居心地の良さが最高のサービスを作ってる。

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    2013年04月05日
  • サービスの達人たち(新潮文庫)

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    ロールス・ロイスを売り続ける達人、靴磨きの達人、ブレンダーの達人、興行師の達人、その他サービスの達人達の素晴らしき話。今までモノ作りの達人などの本は多々あったが、サービスに関する本は初めて読んだ。どの物語も達人と呼ばれる人は努力や感性などを磨くことで養われているのが解る。

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    2013年04月04日
  • サービスの天才たち

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    このシリーズを逆順で読んでいる感じになってしまっている。
    こちらで紹介されている中では北海道のタクシー運転手さんが注目ですね。自分でも乗ってみたいなぁと思う。あ、もちろんゴッドハンドも。
    営業数字という結果でのメトリックはあるけど、それ以外の数字で現れない部分のすごさがこういう達人たちにはなにか潜んでいるのでしょう。
    自分もその領域に達したいです、分野は違えど…

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    2013年03月10日
  • 企画書は1行

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    明確で壮大なビジョン。
    まず、これが大切。
    企画書で重要なのは文字の量ではない。
    どれだけ、簡潔に伝えイメージを起こすことが出来るか。
    知識、語彙、文章力などが必要なのはもちろんのこと。

    理想論を持つことはとても大切。
    相手にどれだけ熱をもって伝えられるか。

    ここに登場する17人の方々に共通するのが、端的で明確なビジョンということ。

    手段が目的になっている人がいかに多いことか...

    さらっと、読めて中々身のある一冊でした。

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    2013年02月07日
  • サービスの達人たち 日本一の秘書

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    野地さんのノンフィクションはよく調査されているので読み応え十分。
    そのへんの軽薄なレポートものとは違って自分で取材対象者にぶつかっている感じが見て取れる。
    これは有名無名にかかわらずサービスの達人と呼ばれる人についてそのルーツから働きぶりまでを紹介する。経営者でもなんでもない人でも読んだだけで会いたくなるような気分になる点は感無量。
    しいて言えばそのサービスの素晴らしさがテキストだけでは伝わって来なかったこと。版権の問題かあえてそうしなかったのかはわからないけど…

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    2012年12月30日
  • 高倉健インタヴューズ

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    健さんが感動した映画。デニーロの「ディア・ハンター」「レイジング・ブル」どちらも未見。◆◆僕は本格的な演技の勉強をしたことがないんです。監督さんに教わったり、自分で演技書を読むくらいのことしかやっていない。だから僕の芝居は自分が好ましいと思う俳優さんとか監督さんの映画を見て、それを真似しているようなもんです。(p20)◆◆お手本はジャン・ギャバン。派手に笑うわけけでも、涙を流すわけでもない。◆◆気。◆◆出る仕事を選んでるのではない。待っている。◆◆抑制された演技で感情を伝えることができる(降旗監督)◆◆イ

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    2020年07月27日
  • 高倉健インタヴューズ

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    やっぱりかっこいい人だと思いました。NHKのテレビでやっていたインタビューの番組と内容はほぼ同じでしたが。
    えりチエミと等々力での話が一番
    好きかも

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    2012年09月14日
  • 一流たちの修業時代

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    いろんな分野の著名人の"修行時代"のエピソードをコンパクトにまとめた1冊。ビジネス界だけでなくアカデミックな分野や芸術界、職人まで幅広い取り上げ方が好感を持てる。何人かはすでに他の雑誌や自著で内容を知っていたものの、こうやってまとめてあるのはそれはそれで面白いし、なにより本人に親しみを感じる。でも、一流と言われる人たちは、やはり下積みなときでも前向きだったり高い目的意識を持って仕事や人生に取り組んでいる姿が印象的だった(こういう本なのでそういうふうな書き方をあえてしているという部分はあろうかと思うが)。
    それでも十分、価格以上の価値はあります。

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    2012年08月14日
  • サービスの天才たち

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    ネタバレ

    世の中に出回る、出世術だとか仕事の極意だとか書いている本とは違いまる。
    サービスとはなにか。今、何が必要か。お客さんが何を感じているか。
    押しつけではやっていけない職業もある。
    自分が受ける側になることを真剣に考えている人たちだと感じた。

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    2012年08月12日
  • サービスの天才たち

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    ネタバレ

    天才たちっていう本のタイトルだから人が対象かと
    思いきや、種牛が出てきちゃったよ!!

    牛もマスターベーションするらしい
    1メートルぐらいにもなるブツを前足にさしこんで
    腰を使うらしい。

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    2012年07月17日
  • キャンティ物語

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    六本木から東京タワーへ向かう途中、外苑東通り沿い、伝説のレストラン、キャンティの前を通りかかったことがきっかけで、この本を手に取りました。女優加賀まり子さんが、昔、トーク番組でキャンティーの話をしていたことから、昔、有名人が集ったレストランということは、知っていましたが、あまりにもこじんまりとした店構えに、これが…有名なキャンティ? と驚きました。キャンティは、皇族から文化人、六本木で暇をもてあましていた若者まで出入りする店でした。そこで才能を見いだされ、世に出た人も多いといいます。どのような出自であれ、その後の環境により、挽回はいくらでも可能だと私は信じます。人生を階段に例えるなら、その踊り

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    2012年05月11日
  • サービスの天才たち

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    「5日から一週間でなじむようになって、そのスタイルがなるべく長持ちするように切るんです。髪の毛は一日に約0.3ミリ伸びると言われています。ですからその人が次に来るのが三週間先なのか、それとも一ヶ月先なのかを考えて、それに合わせて切るんです。」
    彼のスタッフも相当な技量は持っているのだが、佐藤さんとは決定的に鋏の音が違うのだ。一体どこが違うのか。
    違いは一つだった。佐藤さんは鋏の先端を大きく開いて、ばっさり、ばっさり、切っていく。鋏を大きくゆっくり動かしていく。それに対して他の人は鋏を少し広げてしゃきしゃき切っていく感じだ。鋏を動かす回数が多いから神経質な動きに思えてしまう。
    それにしても、鋏を

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    2013年12月29日
  • サービスの天才たち

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    店舗改装で喫煙席がなくなってしまったので最近では立ち寄ることも
    なくなったのだが、仕事へ行く前にファスト・フードで一服していた。
    そこの店員さんは早朝の常連客の注文品をよく覚えてくれていた。

    夏場はアイスコーヒー、冬場はホットコーヒーを頼んでいた。砂糖は不要。
    それをきちんと覚えていてくれて、いちいち言う必要がなかった。スマイル
    0円だけど、こんなサービスも0円なんだよな。

    本書で取り上げられているのは、床屋・キャディ・マッサージ師・タクシー
    ドライバー等、客に心地いいサービスを提供している人たちだ。

    相手の立場になってみる。サービスの極意はここにあるのだと思う。
    しかし、これはなかなか

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    2017年08月16日
  • サービスの達人たち 日本一の秘書

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    サービス業の一流の方への密着記事。
    取り上げられているのはTV出ている有名人というわけではなく、どこにでも居そうな方々ばかりだが、共通しているのはプロ意識の高。
    そしてそこからくる技術の高さ。
    ホテルのドアマンの方の意識の高さはとても興味深かった。

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    2012年04月01日
  • 一流たちの修業時代

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    シゴトもそうだし、いろいろうまくいかないというか、
    停滞感がごっつい漂っていた2011年初頭。(←もちろん自分の話。)

    壁を突破する、踊り場を抜けるには。
    本屋で見つけたこれ。

    ユニクロ柳井社長、溝畑観光庁長官、そして
    クレイジーケンバンド横山剣(これに惹かれたっす)…
    いろいろな人が語っているのですが、人がたくさん載っている分
    一つ一つが若干薄かったような。
    もっと深層が知りたかった…でも、すごくよかったです。

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    2012年02月06日
  • 企画書は1行

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    「1行から生まれた体験エピソードが詰まった一冊」
    トヨタやキリンなどの企業からスポーツの組織の代表や動物園の園長の方々のエピソードが書かれている。
    それぞれの生き方は様々であり、成し遂げたい想いが文章に綴られている。たった1行だが、1行に詰まった想いは大きい。

    企画の作り方などは書いてない。

    ちょっと、がんばりたいときに読む一冊。

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    2012年02月01日