野地秩嘉のレビュー一覧
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古き良き昭和の時代に活躍した人の生き様を描いたルポ。
解説にもあるように、社会の裏側をあぶり出すルポはあるけれど、
善良な人に焦点をあてたこの本はとても魅力的です。
儲けるためとか出世のためではなく、
そうせずにはいられないからする。
サービスの真骨頂ですね…。
サービス業を、仕事、義務としてではなく、
その人の生き様として、そう行動する。
素敵な生き様がたくさん詰まっています。
好きな章は、
ロールスロイスを売り続ける男
ヘップバーンも虜にした靴磨き
です。
前者は、高級車を売る仕事をしているからといって、自分もお金持ちになったような気にならず、一線を引いてお仕事をすること。
若いお -
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Posted by ブクログ
昭和の、古き良き、もう息も絶え絶えの、幾つかのサービス業のプロにスポットを当てたルポタージュ。
コツコツと一つの仕事をやってきた人の人生が書かれていて、こんなところにスポットが当たるのはとても好ましいと思うし、記録として残しておきたいと私も思った。ただ、私には筆者の情緒的な文章が、随分と鼻についたけれど。
さて、何年か前に読んだのなら、私も同じように違う場所で、ともすればスポットのあたりにくいところでコツコツと一つの仕事を極めたいと、大きく共感したと思うのだけれど、今の気分では大きな共感はなかった。むしろ、それでいいのかと疑問に思った割合の方が多かったように思う。取り上げられているいずれの -
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ニューヨークは美術館の宝庫だ。
本書を読む限り、その拝見には美術作品は時代の最先端の象徴だから、であるらしい。
日本人的感覚からすると、納得はできてもいまいちピンとこない。
しかし、本書を読むと、日本人とニューヨーカーでは美術作品とのふれあい方に違いが在るようだ。
日本人が美術館に行く目的は、教養を高めるだとか、少なくとも文化的で非常に高尚な目的である。それに対して、ニューヨーカーは美術作品を楽しむことが生活の一部なのである。
本書の前半は、日本を代表する画家である千住博氏によるプロフェッショナルの目線での美術作品の楽しみ方の紹介となっている。
ニューヨークの2大美術館であるメトロポリタン美 -
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