野地秩嘉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
楠木建の「戦略読書日記」で、「プロフェッショナルマネジャー」のハロルド・ジェニーン氏とは好対照にあるものとして紹介されていた。マクドナルド創業者のレイ・クロックの自伝である。
元々マクドナルド兄弟が経営していたレストランを全国展開していき、最後はプロ野球チームのオーナーになったり、3度の結婚をしたりと波乱万丈な人生がつづられている。
それにしても、マクドナルドの店舗経営のスタイルは当時としては画期的で、筋がよいものだと思うのだが、これだけの良いものを持っていても、事業を急拡大する局面においては、肉食系のゴリ押しスタイルの著者でも相当苦労しているのが本書を読むとよくわかる。ちなみに、「プロフェッショナルマネジャー」も本書も柳井正氏のコメントが添えられている共通点がある。創業者にとっては、プロフェッショナルマネジャーも本書もバイブルなのだろう。自分にとっては到底バイブルにはなりえないけど…。 -
Posted by ブクログ
人と顔を覚えて、親身に話を聞く。
これがサービスの極意。
業界なんて関係ない。
パチンコも評価されるべきところはたくさんある。
【ココメモポイント】
・それでいいんじゃないか。遊びも文化なんだ。
P.40
・知りたいという気持ちはすべての欲の根源だ
P.44
・企業が周りから好意を得ようと思ったら、(中略)取引先、下請け業者に大きな態度をとらないこと。
P,114
・最大の接客サービスは負けた人の話を真剣に聞くこと、つまり、客の気持ちに寄り添って共感すること
P.191
・常連さんの顔と名前を覚えて、話しかけること
P.213
・生活に必要な産業になれば、親しみが増す。親しい存在にさればそのうちに自然とイメージは向上していく。
P.246
・人に賭けて、負けたことはほとんどありません。勝ってます。
P.259 -
Posted by ブクログ
さまざまな困難を不屈の精神で乗り越え、会社を成長させた9人の社長の自身の考えや経歴について書いた一冊。
タイトルは奇抜なものですが、9人の経営者の信念や思いが強く伝わってくる一冊だと感じました。
星野氏や堤氏を師事し、薫陶を受けた井手氏や林野氏、継いだ家業を自身の考えでさらに発展させた福島氏や桜井氏や田中氏、ひょんなきっかけから今の業態での起業をした大倉氏や入沢氏などキャラクターも個性的でストーリーとしても興味深く読むことが出来ました。
紹介されている企業の経営はそれぞれの業界でも独自性の強い特色のあるものですが、軌道に乗るまでの苦労は並々ならないものだとも感じました。
本書では経営の根幹に関わる部分を勉強でき、9人の方に共通して言えることは全員ぶれない信念を持たれていることだと感じました。不遇の時期でも自分を見失わず、自分の信念を信じて突き進んだ結果が現在の確固たる地位を築いた要因だろうと感じました。
本書から学ぶことのできた苦労を乗り越えるための心構えを持ってこれから自分の人生を歩んでいきたいと感じました。 -
Posted by ブクログ
宴会から打ち合わせへ。
著者自身の経験談からくる提案はリアルに感じられる部分も多々あり。
真面目に読んでいると、「確かに、でもそれは当たり前では」と思ってしまう部分もあるが、「打ち合わせ」を細かく見ていくと考えるべきポイントはたくさんあることがわかる。
最後は打ち合わせをしようとする本人の想像力が要となってくる。
相手を不快にさせないおもてなしをする、つまり「喜んで打ち合わせをしていい結果を出していく」ということ自体が自分の喜びや欲求、目標を満たすものであることが大切と。
いつかこういう場を経験するかもしれない(仕事場そんなに無いはず)のでその時はまた読み返すのかも。