野地秩嘉のレビュー一覧

  • サービスの裏方たち(新潮文庫)

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    野地さんの文章を読んだ後、
    必ず爽やかな気持ちになるのは、
    なぜだろう。

    苦労の汗や、
    時には苦渋の呻きさえも聞こえるのに、
    そしてそれらに共感しているにもかかわらず、
    わたしは爽やかな気分になる。

    それは、
    泣いたあとの爽やかさに似ているかも。

    野地さんの緻密な取材と、
    野地調ともいえる筆致は、
    本著でも存分に楽しめる。

    しかも、本著は「裏方」を取り上げている。
    野地さんがどの文章でも、
    光でもなく炎でもなく、
    でも暖かな何かを照らしてきた分野、
    まさに野地作品の真骨頂である。

    真摯に生きること、
    それは誰のためでもなく、
    自分のためであること。

    そうして自ら搾り出した「自分のため」は、
    必ず「人のため」になることを、
    この作品でも教えられた気がする。

    もう拗ねない。
    もう怒らない。
    もうグレない。

    ただ目の前を生きること。

    野地作品からいつも教えられることである。

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    2012年05月28日
  • ニューヨーク美術案内

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    画家・千住博の芸術論炸裂。
    これまで10年以上もアートに携わっているのに、目から鱗の視点ばかりでした。

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    2012年04月28日
  • 一流たちの修業時代

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    さまざまな分野の一流な人々からのインタビュー。
    分野がちがっても、全力で働き続けること、客観的に自分を見つめることが大切だと思った。日本画家の千住さん、山さきの山崎さん、エルメスの斎藤さんが気になった。クレイジーケンバンドの横山さん目当てで買ったけど、すんなり読めてよかった。

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    2012年02月16日
  • サービスの達人たち 日本一の秘書

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    博多の中州にある「天下の焼き鳥 信秀本店」に行ってみたくなった。横浜の「ホテルニューグランド」に行ってみたい。年末年始に妻の実家に行った際に、横浜のホテルには行ってみよう。

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    2011年10月18日
  • 一流たちの修業時代

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    ファーストリテイリングの柳井社長などの若いころのエピソード集。1人1人は短いが、深く描かれている。それぞれ歩んでいる道は異なるものの、やはり目標に対して貪欲に誠実に生きてきたことが窺える。

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    2011年07月25日
  • 接待は3分 仕事ができる人のもてなし術

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    得意先に媚びを売り、高級店で派手に騒ぐのが接待じゃない。
    酒の席を借りたセールス、プレゼン、そして情報収集が真のねらいだ。
    その目的を果たすためには、相手をどう誘い、どんな店に連れていき、いかなる会話をするのが効果的なのか。
    あなたの素顔や日ごろの生活ぶりがはからずも露呈する。
    いっしょに仕事をしたいかしたくないか、3分もあれば相手は判断するのだ。
    「騒がしい店は意外と使える」「家族についての質問はやめる」「二次会はメンバーを分ける」―。
    達人たちに学ぶ、相手の心を一瞬でつかむ作法。

    [ 目次 ]
    第1章 接待の会食(事前の準備と店選び;料理の注文は型破りで攻めよ! ほか)
    第2章 接待の「たしなみ」(歯・爪・髪の毛―ビジネスリーダーになるためのお手入れ;ファッション―ビジネスリーダーになるための身だしなみ ほか)
    第3章 接待のコミュニケーションスキル(スピーチ―ビジネスリーダーになるための話す力;手紙・メール―ビジネスリーダーになるための書く力 ほか)
    第4章 接待のおもてなし(ホテル・旅館―ビジネスリーダーになるためのおもてなし術1;接待ゴルフ―ビジネスリーダーになるためのおもてなし術2)
    エピローグ―接待の達人になるために

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月23日
  • ニューヨーク美術案内

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    メトロポリタンやMOMAに早く行きたくなる。「えっ?なにこれ」な現代美術の見方のヒントがあるのは楽しい。

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    2010年12月14日
  • 一流たちの修業時代

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    やはり成功した人、特に苦労して成功した人の考え方を学べる本はとてもよい。
    有名な、柳井さん、伊那食品の塚越さん、COCO壱番は初めてしりましたが、宗次さん、ほかにもアーティスト、職人、コンサルタント、エルメスの役員等々
    とても勉強になりました。
    自分もまだまだ修行がたりないし、いつまでも学ぶ意識があるが。
    良い言葉、
    修業とは、客観的に自分を見つめること。
    この本から学べることは多かったです。

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    2010年10月11日
  • ニューヨーク美術案内

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    メトロポリタン美術館の歩き方から、難解な現代美術の鑑賞方まで、ニューヨークのアートシーンを舞台に楽しく学べる本。
    まるでニューヨークのギャラリーを見て回っているように、肩の力を抜いて楽しく読める。
    「現代美術って・・ちょっと・・」という人には、是非オススメ!

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    2009年10月07日
  • ニューヨーク美術案内

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    とても読みやすくて、読み終わった頃には、きっと絵に対する見方が変わります。
    N.Y.の美術館へ行くのが、とても楽しみになりました。
    そして、ホットドッグとパパイヤジュースを食べることも!

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    2009年10月04日
  • 企画書は1行

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    企画書を1行でまとめるためのノウハウでもなく、良い企画書を書くためのハウツー本でもありません。
     伝えたいと思う考えや自分の中の漠然としたフツフツとした思い。自分は何を伝えたいのか、自分は結局どうしたいのか、それと対峙し、見つけ出していく大切さを様々なカテゴリーの方を通して、訴えかけてくれる大変良い本だと思います。
     文章も読みやすく、またわかりやすく。内容もバラエティー豊かであきさせません。お説教じみたところがなく、自分に響くことから取り入れよう、と思わせます。とても参考になる本でした。

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    2009年10月04日
  • 企画書は1行

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    一行で表現するということに対して、いろいろな事例を挙げて説明している本。
    最後のまとめとして、「一行にまとめる」ことが重要なのではなく、「ビジュアルイメージを1行で伝える」ということが大切であると訴えているところは、日頃企画書や提案書を書くときに漠然とではあるが大切にしてきた自分としては、とても共感を覚えた。
    ある意味、頭の整理やひとの取り組み姿勢などで客観的に「1行」について考えることができた良書。
    売れているのは題名のおかげもあるかもしれないが、内容もしっかり楽しく学べたと思う。

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    2009年10月07日
  • 図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事――変わり続けるトヨタの変わらない仕事術

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    著者はノンフィクション作家。
    トヨタを支える幹部と現場の働き方を描く。それによれば「自分にとってはこのやり方が一番だ」を探すことらしい。カイゼンやカンバン方式などは結果に過ぎず、他者が表面的にマネしようとしても容易に定着しないのは、何となく想像がつく。
    色々と勉強になるが3つ挙げれば
    1.成果発表の会議、即ち「こんなに頑張った」と自慢する場はダメで、問題は発表の会議、つまり「こんな問題がある」と相談するのは生産的
    2.わかりやすい書類は、真ん中に十字を引き4つのスペースを作り、左上に①現状把握、左下に②目標設定、右上に③要因解析、右下に④対策立案。備忘で②目標設定の例は「過電流が流れた真因を見つけ、対策を施す」など。
    3.新しいものをすぐに導入するのではなく、導入前に現状の修正点を考える。設備カイゼンの前に動作カイゼン。
    これまで読んだトヨタの仕事本とは少し異なる良書。

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    2026年09月27日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    総合商社は商売の仲介だけでなくさまざまな事業分野に投資をしている。このようビジネスモデルは日本特有で、日本の経済成長を支える象徴的な存在ともいえる。

    この本は伊藤忠商事の商いの心得を岡藤さんのインタビューを中心にまとめたものだ。財閥系と比較して規模が小さいものの、岡藤さんの時代に時価総額などで財閥系を抜き、今では就職人気ナンバーワンの企業となっている。そんな華やかな実績とは対象的に、商いの心得に派手さはない。目標は身の丈にあった設定としコツコツとそれを達成すべきだとか、データに頼らず現場に足を運び客のニーズを把握するとか泥臭さがあって、一般的なビジネス書に書かれていることとは一線を画す。実際に非常に基本的なことを現場で泥臭くやっている商人のほうが信用できるように思う。なんだか伊藤忠が好きになってしまう。

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    2026年07月14日
  • 伊藤忠―――財閥系を超えた最強商人

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    伊藤忠の歴史、創業者の想いから、どんな形で今の就活生から大人気、社会的にも存在感のあるいわゆる「総合商社」になったのか、それがよくわかる本でした。
    「か・け・ふ」や「マーケットイン」という今の伊藤忠が伊藤忠たらしめる結果の原因が散りばめられた本です

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    2026年07月09日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    聞こえのよい言葉やエピソードが続くので、昔話と自慢話と説教といった不快3トップのオーラを漂わせるが、説得力があるので勉強にななった。
    本人の自伝とかではないので、筆者が奉り上げている感からオーラを感じてしまうのかもしれない。アンソロジーなのかも。だから短いスパンで奉り感が連打されるのかも。その点が好みでなかったので星を1つ減らしました。
    何でも自分がやったように話す人は、組織の中で、特に地位の高い人に多い印象。もちろん実績もあるだろうし。けど、話がうまい人も多い、というのもあると思うわけで、ここはどうなんだろうね。

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    2026年06月13日
  • トヨタ物語 強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ

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    戦後、トヨタがどのように成長していったのかがわかる本です。
    トヨタの一番の功績は、トヨタにしか出来ない「トヨタ生産方式」を確立したところで、大事なのはシステムであることを痛感させられました。
    今はEV化が進んでいますし、海外の企業から遅れている様に思います。
    ただ、日本の企業の底力に期待しています。

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    2026年05月12日
  • トヨタ物語 強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ

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    今や日本を代表するエクセレント・カンパニーとなったトヨタ。創業当時のベンチャー企業だった時代から、どうやって倒産危機を乗り越え今日まで歩んできたのか。

    「トヨタ生産方式」を通じて、創業者の想いが連綿と受け継がれていく。それがトヨタであり、トヨタの強さ。その強さが分かる一冊。

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    2026年04月05日
  • ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー――食べログ、クックパッドを育てた男

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    穐田さんという経営者を通して、ネットビジネス初期の時代を感じられる本。
    そして、ユーザーファーストという穐田さんのビジネス感覚も知れる。
    個人的には「ホール・アース・カタログ」のお話は、別の扱いでもよかったかもなと感じました。

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    2026年02月22日
  • 伊藤忠 商人の心得(新潮新書)

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    商社の中でも歴史ある伊藤忠商事をどう繋いでいったのか、岡藤会長の考え方ややってきたことが記されている。
    もともと私はマネジメント志望ではなかったのと、事業会社に勤めているためあまり参考にならないと思っていた。
    が、サラリーマン社長の若手時代からの考え方・取り組み方、部下(直属や、会社全体という意味も含む)への働き方の指示が今日から生かせるほど参考になった。

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    2026年02月22日