柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    鴨川食堂第7弾。
    ビフテキ、春巻、チキンライス、五目焼きそば、ハムカツ、ちらし寿しの6編。

    チキンライス、五目焼きそばの話が良かった。
    おばちゃんの懐の深さが沁みた。他人とこういう温かい関係を築けるっていいよね。

    0
    2021年02月13日
  • 祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。今回はカレーうどんならぬうどんカレー、鯖寿司ならぬ鯖飯茶漬けとか。時には足を延ばして明石の魚之棚商店街、さらには佐賀の唐津まで。行動範囲が広がった。ちなみに柏木さんのこれまでの名探偵・星井裕の事件簿や京都下鴨なぞとき写真帖と違って、このシリーズの店は架空だそうなので、探しに行かないように!

    0
    2021年02月10日
  • 祇園白川 小堀商店 レシピ買います(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    柏井さんの新しい京都グルメもの。京都市郊外に住んではいるが、全く縁のない食べ物なんだけど、つい読んでしまう柏井さんの本。これも鴨川食堂に続いてドラマ化して欲しいものだ。メインはグルメなんだけど、それにまつわる話がうまいんだよな、柏井さん

    0
    2021年02月08日
  • 祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    小堀商店。百貨店相談役の小堀善次郎ら、非凡な
    舌を持つ4名が後世に伝えるべきレシピをここに
    集めている。ある日、小堀が見知らぬ男に
    刺される。その背景には明石焼きをめぐる過去が…。

    0
    2021年07月24日
  • 鴨川食堂おかわり

    Posted by ブクログ

    前作同様、依頼人が「鴨川食堂」を
    探して訪れ食事をし、依頼の食の記憶を
    たどりながら説明し後日再現した食を
    提供される・・・お決まりな流れ。
    それでも毎回依頼人にまつわる話が
    多岐にわたっていてどの話も面白かった。
    個人的には父親が作る「海苔弁」の話や
    けじめをつけるための「クリスマスケーキ」の
    話がよかったかな。前作から読んでいるので
    流やこいしの話し方にも少し慣れてきた・・・
    そしていつかひるねが鴨川食堂の中に入る
    日が来るのか!続刊が沢山出ているので
    そこも気にしながら読んでいきたいです。

    0
    2021年01月27日
  • 京都スタアホテル

    Posted by ブクログ

    老舗ホテル「京都スタアホテル」の自慢は
    フレンチから鮨まで、全部で12もある多彩な
    レストランの数々。レストランバーの支配人を
    務める北大路直哉は、今宵も様々な迷いを
    抱えるお客様たちを出迎える…。

    0
    2021年01月09日
  • 海近旅館

    Posted by ブクログ

    今はなき女将の教えが若女将の中でしっかり生きているのが素晴らしいなと思いました。合間に入る実在の旅館の紹介もよくて、泊まりに行きたいなと思いました。

    0
    2020年12月05日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    安定のフォーマット。

    当てはめる物語を考えるのは簡単ではなさそうで、いくつかのエピソードに若干の無理を感じる。

    お任せで出す料理は今回もとても美味しそうで、そんなお店があれば行ってみたいと思わせる。

    0
    2020年10月15日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    シリーズ7作目になると完全に安定。今回の6作も、それぞれの依頼人のバックグラウンドが面白い。ただ、ここまで続くと目新しさがなく、惰性的になっている。ショーケン亡くなったので、もうドラマはないんだね。でも、脳内では今でもショーケン

    0
    2020年10月14日
  • 鴨川食堂

    Posted by ブクログ

    思い出の料理を探して、再現してくれる食堂の話。料理にはその人の人生が反映されているんだなと思った。食べることは生きること。人には思い出の味が必ずあって、それがあるから、生きていけるんだろうなと思った。

    0
    2020年10月07日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    再読2回目。
    これだけシリーズが続いてるのに、作品の質が落ちないのって、すごい。やさしくて穏やかで、基本的に誰も傷つかないので好き。

    0
    2020年09月17日
  • 京都に行く前に知っておくと得する50の知識 - 初心者からリピーターまで、京都に行くならどっち!? -

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたいなーと思っていた本。

    文体が自分に合っているのか、すらすら読める。

    中身的に「得した」かというとか、自分が京都に対して思っていたこと、実践していたことが「こっちの方が良いよ」の方ばかりだったので、「ああ、やっぱりそうよね」という感じ。
    そう思うのは、筆者と感覚が似ているからかもしれない。

    でも、結局、「食べたいものを食べる」「見たいものを見る」「泊まりたいところに泊まる」。
    それが一番の旅の醍醐味で、本人がそれで良しとしているのであれば、「損」などではないと思うところ。

    ただし。。
    移動手段の「地下鉄」「バス」?は、筆者の言う通り実践した方が、有意義な旅になると思うよ。

    0
    2020年09月12日
  • 鴨川食堂おかわり

    Posted by ブクログ

    京都にある一見料理屋とはわからないお店「鴨川食堂」。そこは絶品の料理を出すだけでなく、思い出の料理を探しだし、再現してくれる店でもある。口コミでやって来るお客達の要望に元警官の店主とその娘が答えてくれる。ほっこりする物語。

    0
    2020年08月27日
  • 京都下鴨なぞとき写真帖

    Posted by ブクログ

    京都の観光と食の案内を小説仕立てにした短編集。
    軽く読むにはこのライトな内容でも良いと思いますが、ただでさえ字が大きくて文字数が少ないのに、毎回繰り返される同じようなシーンに多くの行を使っているのがいただけない。
    もともと雑誌に掲載していたようなのでそれも納得できますが、一冊の本にまとめるのなら改稿して欲しかった。

    0
    2020年07月29日
  • 京都のツボ 識れば愉しい都の素顔(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    京都に行く前に読むことをおすすめします。
    大学生の頃、京都に住んでいたのだけれどその頃にこんな本と出会えてたら良かったなぁと思いました。

    作者の柏井壽さんは鴨川食堂という小説を書かれています。そっちは読んだことないんだけど、今度読んでみようかな。

    ただ、やはり我々京都以外の人間と京都で生まれ育った人とはやはり感覚が違うのか、ちょいちょい京都人らしいなと思うところも。
    あくまで私個人の感想ですが、観光客向けのナンチャッテ京都らしいお店とかそのお店に並ぶ観光客を上から目線で語られているところもあるなぁと感じました。
    観光で潤っている都市なのだから、そういう部分もあるのは仕方ないよね。

    そうい

    0
    2020年07月19日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    いつもよく歩くところにある(多分架空の)食堂が舞台なので、京都駅からのルートの描写を見てると面白い。ミステリーのような謎解きの要素と、本当によだれが出てきそうになる料理の描写で、すごく豊かな物語になってる。

    0
    2020年07月13日
  • 鴨川食堂まんぷく

    Posted by ブクログ

    鴨川食堂第6弾。
    たらこスパゲティ、焼きおにぎり、じゃがたま、かやくご飯、カツ弁、お好み焼きの6編。

    恋愛色のあるもの、恩人のくれた思い出の味など、登場する話はバラエティに富んだ安定の読み心地。
    お代を払おうとするところのお客さんと流のやり取りが、台詞まで同じでマンネリ感。こんなに誰もが同じ事言うかなぁと思ってしまう。

    0
    2020年06月20日
  • 鴨川食堂まんぷく

    Posted by ブクログ

    幼馴染が成人式に作ってくれたたらこスパゲティ、
    罪の意識と引き離せない焼きおにぎり、亡き妻の
    じゃがたま…。鴨川食堂には、今日も人生の
    迷い人が訪れる。

    0
    2020年06月30日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    認知症の父が母と一緒に食べたいというビフテキ、
    亡き夫が食べたがっていた五目焼きそば…。
    鴨川食堂には、今日も人生の迷い人が訪れる。

    0
    2021年01月30日
  • 鴨川食堂まんぷく

    Posted by ブクログ

    料理を扱った小説が読みたくて手に取った。
    舞台は京都。
    学生時代を含む10年近くを過ごしているから、懐かしい。

    探偵が料理を探す、という設定。
    たらこスパゲティ、焼きおにぎり、かやくご飯など、どれも美味しそうだけど、一番懐かしく印象に残ったのは「じゃがたま」。読み始めて、あ、いもねぎ!と思い出した。「別のソース」というのは複雑な気持ちになったけれど。

    そしてそして、思い出に彩られた依頼の料理とは別に、最初に振舞われる食事のなんて品があっておいしそうなことよ。
    シリーズ化されていて、ドラマ化もされているそうです。たしかにドラマ向きなストーリー。
    いもねぎ、久しぶりに作ってみよう。

    0
    2020年05月13日