柏井壽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ探している<食>を見つけます。
鴨川食堂・鴨川探偵事務所は知る人ぞ知る食堂。ここではもう一度食べたいものを探してくれる。心温まる京都の物語。
京都が舞台の小説はたくさんあるが、これは少し毛色が違うかもしれない。いわゆる京都らしい要素である舞妓さんや寺社などは前面には出てこない。食堂で出てくる料理は京都らしさを感じるが、探す料理の方は鯖寿司はともかく、とんかつ、肉じゃが、鍋焼きうどん、ビーフシチュー、ナポリタンなど、ザ・京都の料理というわけではない。
しかし京都らしい小説である。ご縁を大切にするところ、さりげない気配り、本物を妥協しない、など京都らしさが散りばめられている。さすが京都生まれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ全6品6章からなる今作品、毎度のことながら
訳ありの食探し・・・・子供のことは
なんだかんだとお見通しなんだとわかる
コロッケの話や餃子の意味が深かった話も
よかったですが、自分が訪れたことのある
カレー屋さん「いんでぃか」の話が
出てくる「カレーライス」は読んでいて
当時を思い出しました。
"食"ってその当時のこともひっくるめて
記憶に残っているものだと改めて実感。
話自体はちょっと切ないながらも頑固な
父が少しずつ変わっていけばいいなと・・・
あとは共通で思うことですが各話の話の続きが
すごく気になる形(読者に想像させる?)で
終わるのでちょっともやっとするwwww -
Posted by ブクログ
ずっと読みたいなーと思っていた本。
文体が自分に合っているのか、すらすら読める。
中身的に「得した」かというとか、自分が京都に対して思っていたこと、実践していたことが「こっちの方が良いよ」の方ばかりだったので、「ああ、やっぱりそうよね」という感じ。
そう思うのは、筆者と感覚が似ているからかもしれない。
でも、結局、「食べたいものを食べる」「見たいものを見る」「泊まりたいところに泊まる」。
それが一番の旅の醍醐味で、本人がそれで良しとしているのであれば、「損」などではないと思うところ。
ただし。。
移動手段の「地下鉄」「バス」?は、筆者の言う通り実践した方が、有意義な旅になると思うよ。