柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂

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    2025年5月25日
    それぞれの料理がいかにも思い出深い。
    誰しもそういう料理があるのだろう。
    題材は事欠かないということか。
    その料理を口にすることで、違う自分になれる。
    こんな探偵素晴らしい。

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    2025年05月25日
  • カール・エビス教授のあやかし京都見聞録

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    あやかし見聞録、だもんな。そりゃあやかしにまつわるエトセトラが出て当然、か。京都で有名なあやかしに出会う。優秀な助手もいる。

    柏井先生の京都舞台のお話は好き。

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    2025年05月21日
  • ふらりと歩き ゆるりと食べる京都

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    ネタバレ

    マイナーで静かな京都の裏町を紹介している。全面的にこの本を頼って移動するのも楽しいかもしれないが、ちょっと底の浅さが伺われる。
    食事処の紹介も素晴らしいが、基本は町の食堂の紹介に徹していて、そのつもりで利用すれば楽しい訪問になりそうです。

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    2025年04月02日
  • 海近旅館

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    Audibleで。
    歩きながら。伊東温泉は遠いけど伊東温泉辺りを歩いてるような気分で。
    1泊2食、お部屋でご飯。贅沢だなあ。
    昔は確かに私の田舎の海の民宿もそんな感じだった。必ず舟盛のお刺身があって、翌朝は魚のアラでお味噌汁。
    料理が想像できて、懐かしかった。
    いまはなかなか、そういう経営も難しく後継者もなく、そういう処も減ったから、有名温泉地であっても厳しいだろう。
    この「海近旅館」も厳しい状況ではあったが、母から受け継いだ精神をもったミサキには、神が2人も舞い降りる。奇跡、ではなく、一生懸命さが呼び込んだんであろう。
    こんな温泉に本を持って行って連泊したい(笑)
    追記。
    他に8つの旅館の案

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    2025年03月22日
  • 鴨川食堂

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    料理の描写は細かくて、読んでいてお腹がすきました。

    ただ、会話の書き方が私には合いませんでした…
    セリフ→喋った人の行動 という流れで会話が進むので、今誰が喋ってるのか??が分かりずらかったなという印象です。

    例えば、
    「ありがとう」
    〇〇が言った。

    などのように、セリフの後の文?が単調で、テンポは良いですが私は読みづらいと感じました…

    あと、娘(こいし)の性格が若干悪いのが気になりました。依頼者相手にイライラしたりしないでよ…と思ってしまいました笑

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    2025年02月22日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    どれも食べたい。ただ活字の上だけど、本当においしそうな料理が並んでいる。前回とは場所が変わり、1人福村浩さんが新入りした。それとこいしと流は、今まではほとんど流しだったけど、少しずつこいしも、食探しに出るようになって、流しも少しだけ安心かも。徐々に親から子に変わっていくのかなぁ。

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    2024年12月12日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    思い出の味はそのときの強烈な記憶と
    結びついて、おいしい!と感じるもの。

    もしかして特別美味しいのではないのかも?
    思い込みが最高の調味料とも言える。

    相変わらずのセリフと
    いつもと違う依頼人だけの幸せに
    ふくれるこいし。

    そろそろ新展開がある予感がする。

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    2024年12月01日
  • 鴨川食堂おかわり

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    食を探してほしい人が来店→とてつもなくおいしそうな「おまかせ」を食べる→こいしちゃんに探してほしい食について説明→二週間後に再来店し思い出の味を流さんの解説付で食す

    1巻に引き続き、どの話もこのパターンで進むので、一気読みより何かの合間にほっとするために読むほうが合ってるかなと。

    いろいろな背景を持つ人が訪れるけれど、嫌~な気持ちで終わる話はひとつもないので食って偉大だ。

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    2024年10月20日
  • おひとり京都の晩ごはん

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    <目次>
    第1章  「ひとり和食」を愉しむ
    第2章  「ひとり鮨」「ひとり天ぷら」などを愉しむ
    第3章  「ひとり洋食」を愉しむ
    第4章  「ひとり焼き肉」「ひとり中華」などを愉しむ
    第5章  「ひとり飲み」を愉しむ

    <内容>
    2017年刊「おひとり京都の晩ごはん」(光文社新書)を加筆・訂正したもの。読んではいるのだが、ほとんど覚えていない。行きたい店がつらつらと書かれている。

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    2024年10月18日
  • 鴨川食堂

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    食を探してくれる鴨川食堂。
    娘のこいしちゃんが依頼人から話を聞き、父の流さんが探している料理を再現する役割。
    昔一度だけ食べたあの料理、大好きだったのにどうしても再現できないあの味、いろいろな食を求めて依頼人がやってきます。

    ひとつひとつのお話は短いのでさくっと隙間時間のお供にも。

    鴨川食堂で出されるお料理がどれも本当に美味しそう。食を探してもらうかは別として、こんな食堂が身近にあればいいのに。

    ちょくちょく差し込まれる常連の浩さんの存在が気になりつつ、ぺろりと読めました。

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    2024年10月16日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    食を探す鴨川食堂と鴨川探偵事務所シリーズ第四弾!

    母の味を探す「味噌汁」
    昔の恋人の味を探す「おにぎり」
    愛人の味を探す「豚のしょうが焼き」
    祖母の味を探す「冷やし中華」
    人生を振り返る味を探す「から揚げ」
    二度と会えない息子との思い出の味を探す「マカロニグラタン」

    四作目も安定のワンパターン。
    いよいよ慣れてきて、物足りなさも心地良く思えてきた。
    しかも、常に気になっていた「自分で探せばいいのに」の部分についてはこいしがちゃんと毎回補足説明してくる。
    今回は初めてこいしが調査に出かけたり、少しの変化あり。
    そして、依頼人のドラマが今までで一番グッときた。
    でもこれはミステリーではない。

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    2024年09月29日
  • 鴨川食堂いつもの

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    食探しをしてくれる探偵「鴨川食堂」物語。

    父との思い出の味を探す「かけ蕎麦」
    娘の味を探す「カレーライス」
    昔の恋人の味を探す「焼きそば」
    二股していた彼女の実家のアジを探す「餃子」
    同級生のお母さんの味を探す「オムライス」
    子供時代の万引きの味を探す「コロッケ」

    だんだんとパターンに慣れてきて、まあ、これでいいか、という気にもなる。
    今回は食探しはしても人探しはしないという流のはずが、食探しの裏に隠れている人間関係を紐解いて、人探しもしている。
    ただ、その後のことは依頼人任せということで語られず。
    短編ならではの終わり方。

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    2024年09月29日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    11作目。前作で引っ越してちょっと感じが変わったかと思ったけど、また元に戻った感じ。京都駅から遠くなって、行く人、大変・・・

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    2024年09月25日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    鴨川食堂を書いた方なので、食の描写はやはり美味しそうで食べたくなるものだった。しかし推理としてはイマイチのように思えた。京都のなんだか偏った部分が見えたかな?

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    2024年09月11日
  • 京都スタアホテル

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    ネタバレ

    こういうごはん小説がたくさんある中で、出てくる食事も人間ドラマもピカイチでした。お寿司も中華もカツレツも美味しそうだったなあー!
    こいしちゃんが出てきて嬉しかったですが、ドラマしか見たことないので小説も読んでみます。

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    2024年08月31日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    ネタバレ

    移転してからどうなっちゃうんだろうと
    思っていた「鴨川食堂」なんですが、
    ふつうに本屋で新刊が売っていたので
    あと後どうなったんだと思いながら読んだら
    普通に美味しいご飯と食探しのストーリが
    描かれていました。途中浩さんどうすんねん!
    なんて思いながらも読み進めていましたが
    落ち着くところに落ち着いたようでよかった。
    食探しについては子供時代に食べたお弁当の
    記憶と大人になって改めて思い出した
    記憶の中のお弁当の味がこうも違うものかと
    思ったんですが、人間の記憶ってあいまいだし
    逆に母親の心遣いにぐっときた「牡蛎フライ」
    の話や、昔の淡い思い出をいつまでも
    持っている事って普通のことだと思うの

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    2024年08月23日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    食、捜します。

    もし捜してもらうなら何にしよう
    と思えた心温まるお話。

    鴨川流(ながれ)お父さんとこいしさん(娘)のペアの巧みな食捜し動線
    流さんが作る心ときめく京都料理
    こいしさんの温かい聞き取り

    京都の言葉なのんで関西弁なんですけど
    決してキツイ印象がない。

    相談者みんなそれぞれに物語と結末が待っている。

    あらすじは短編小説だからこんな感じだけど
    特に流さんのお料理、美味しそうな描写が多くて食べたくなった!

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    2024年08月22日
  • 鴨川食堂

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    依頼人のわずかな記憶を頼りに京都の料理屋の父娘が思い出の料理を探して作る話。
    料理の描写が丁寧で美味しそうなのが良かった。
    ただ、娘が作中で三十路超えてるというけど、読んでてまだ二十前半の少し生意気な女性な感じしか見えなかったのと、客商売なのに新規の客に対して不貞腐れたり無愛想になるのはどうかなぁと思った。
    娘、ほぼ食探ししないし…

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    2024年08月13日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    料理上手の元刑事・鴨川流と娘・こいしが、依頼者の思い出の料理を探し出し、実際に作って提供するグルメ小説。シリーズ第十一弾。上賀茂神社近くに引っ越してからは二作目。引っ越す前の町屋にあった多くの写真はどうなったのかな?今回は酒の紹介が少なかった。

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    2024年07月31日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    上賀茂神社の近くで元刑事の父・流と娘のこいし、
    料理人の浩が営む「鴨川食堂」は、どんな思い出の
    味も捜し出し、食べさせてくれて…。美味しくて
    心温まるミステリー。

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    2024年08月12日