柏井壽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
外国人にとって京都は日本を「象徴」する都市かもしれない。
そこには日本の伝統が息づいていて、人間の営みの普遍性
が感じられる。
個人を重視する西洋思想にはない、その普遍性が彼らには
新鮮に映るのだろう。
でも伝統は単に古いことを尊ぶという単純な話ではない。
私たちに与えられた時間には限りがある。
その短い時間の間に受け継いだしきたりや感じ取った情緒と
かいったものを、自己消化して次の世代へと橋渡しをしていく
といったような、気の遠くなるような作業を連綿と続けてきて
やっと築きあげた、伝統というものの重みを感じ取っているの
ではないだろうか。
一人では成しえない何かを。
そんな京都をひとり歩いて -
Posted by ブクログ
楽しく読めました。
個人経営の旅館の大変さや心意気など興味深かったです。
最後の展開はちょっと唐突で、しっくり来なかったけど。智也より宮大工の冨久山さんの方が、個人的には好ましかったなぁ。
伊東温泉は行ったことあるけど、川奈に泊まったことはないので、行ってみたくなりました。
洞窟の神社・姥子神社や桜寺・松月院も惹かれます。
章ごとに紹介されている全国のオススメ旅館も素敵!
智也のお寿司が松鮨のお寿司と似ている件とか、解き明かされないままのものがあるので、もしかしたら続編がある予定なのかな?
【オススメ旅館一覧】
オーベルジュ花季(静岡県伊東市)
旅館すぎもと(長野県松本市)
洋々閣( -
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Posted by ブクログ
Audibleで。
歩きながら。伊東温泉は遠いけど伊東温泉辺りを歩いてるような気分で。
1泊2食、お部屋でご飯。贅沢だなあ。
昔は確かに私の田舎の海の民宿もそんな感じだった。必ず舟盛のお刺身があって、翌朝は魚のアラでお味噌汁。
料理が想像できて、懐かしかった。
いまはなかなか、そういう経営も難しく後継者もなく、そういう処も減ったから、有名温泉地であっても厳しいだろう。
この「海近旅館」も厳しい状況ではあったが、母から受け継いだ精神をもったミサキには、神が2人も舞い降りる。奇跡、ではなく、一生懸命さが呼び込んだんであろう。
こんな温泉に本を持って行って連泊したい(笑)
追記。
他に8つの旅館の案