柏井壽のレビュー一覧

  • おひとり京都の愉しみ

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    京都だけではなく、近江の湖東三山や草津のホテルまでがカテゴリーに入っています。近江の歴史や文化の高さを否定するものではないが、「京都」とタイトルに銘打っている以上、ちょっと反則かな、と思います。
    相変わらずの辛口批評は心地よいですが…。

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    2011年01月02日
  • 「極み」のひとり旅

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    一人旅っていうのはようするに「決意」なんだと思う。楽しむことを「決意」すること。もうひとつは、準備するということかもしれない。著者の旅は準備万端。そういう意味では僕の旅とは決定的に違う。そして、僕はこのようなスタイルを変えるときに来ているような気がする。インターネットでちょっと調べていく旅、そんなたびのスタイルがよさそうである。この本を読んでそう思った。

    一人旅は楽しいのだ。

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    2010年11月14日
  • おひとり京都の愉しみ

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    『おひとり京都の愉しみ』という内容では悪くない。
    が、京都の人である著者が観光客向けの本を書くというのは無理があるのかなぁと感じた。やっぱり保守的で、東京のもの、外国のものをよく知らずにただ批判していて良い気分ではない。一番のやり玉に挙がっていた『ミシュラン』についてもなんでそんなに目の敵にする必要があるのだろう、という感じ。しかも、自分が良いと思って褒めちぎったお店がミシュランで星をもらっていた事実について何のコメントもせずに、ミシュランの人たちに本当の店の価値が分かるはずはない、と言うあたり、どうなのかと。メディアに載ったお店に訪ねる人たちを馬鹿にしつつ、こういう本を書いている時点で矛盾し

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    2009年11月13日
  • 食い道楽ひとり旅

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    2008/3/2
    本の冒頭で「食道楽」と「食い道楽」の違いについて述べられている。「食道楽」は食通や美食家で食に対して限りなくこだわりを持つ人のこと。「食い道楽」とは,食べることが大好きで,あれもこれも食べたいと思うが,強い信念などは全くなく,どうせ食べるものなら美味しいものを食べたいと思いながら妥協もできる人。こういうスタンスはいいなと思う。この本に載っていた「たこ初食堂」には足を運んでみた。

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    2009年10月04日
  • 食い道楽ひとり旅

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    食べることへのこだわり。よりもなによりも著者が嬉しそうな顔で旅と食を満喫しているのが浮かんでくるのがたまらない。
    ウンチクたれる前に笑顔が見たい私としては、なかなか共感できる点も多かった。そう行列ができるからといって美味しいとは誰も保障しておらず、声高らかに宣伝しなくても美味しいものを出すお店には人は来る。

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    2009年10月04日