あらすじ
ランキング本は、百害あって一利なし!/野菜がそんなにエライのか/客が料理人に媚を売ってどうする/“遅い、高い、少ない”蕎麦屋が人気の理由/“塩信仰”が、料理人を鈍らせる/正月三が日、和食以外は禁止!/ラーメン崇拝主義に喝/やわらかいは、食の褒め言葉ではない/「一見さんお断り」の本当の意味/それは、褒め言葉ではない/錦市場が屋台市場に成り下がった日/“大丸さんの紙袋”が教えてくれたこと
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Posted by ブクログ
最近のTV食番組のレポーターのコメントや、食べ方にまで口を出す店など日頃思っていたことを、改めてずばりと斬り捨ててくれた本です。さらに最近の料理店のあり方にも言及している。事実なら、ネットの仕掛人が新たな店を紹介→TVが取り上げる→味もわからないレポーターが取材し褒める。→このような構図でできあがった店に喜んで出かける人たち→繁盛店が出来上がる→新たな店がネットに現れる。これは職人を含めた食世界のバブルです。ブームが去った後に何が残るのか。
Posted by ブクログ
柏井さんがいまの食事情をぶった切る!って感じの本です。
いつもは京都全般のお話ですが、これは食に限定して書かれてます。
私も結構古い人間なので「そうそう!」と思う所が多々ありました。
言うとご批判が多いと思うので控えますが。
批判なさる方は一話目から合わないと思います。
全部警鐘を鳴らされてるので。