柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂おかわり

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    鴨川食堂シリーズ第二弾。
    短編集なんだけど、読者の知らぬ間にあっという間に解決し過ぎてて流さん凄すぎ!こいしさんの知人が依頼主としてやってくるのならば、こいしさんの魅力が増すようなエピソードを絡めてくれれば良かったのに。
    第一弾と特に変わり映えしない展開には飽きてきたかも…。父娘喧嘩や恋愛ネタ、ひるね失踪とか…なんか変化が無いとツマラナイ。

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    2016年01月17日
  • 鴨川食堂おかわり

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    第二弾というより第一弾の延長。読みやすいし進展も早いのだが単調な物語に飽きてしまった。何か飽きさせないもう一味あると良かった。
    あらすじ(背表紙より)
    忘れられない、でも二度と味わうことのできない一皿。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂では、そんな記憶の中の味を再現するという。確執がある父のレシピを知りたいシングルマザー、恋人に過去を告白するため、子供時代の焼飯を捜すモデル、故郷に帰る決意を固めようと、かつて味わった天丼を求める一発屋と呼ばれた歌い手…。元警察官で料理人の鴨川流、娘のこいし、トラ猫のひるねのもてなしは、人生に迷える人々の背中をやさしく押し出す。心もお腹も温まる、美味しいミス

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    2015年12月29日
  • 京都 奥の迷い道~街から離れて「穴場」を歩く~

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    <目次>
    第1章  洛北大原里歩き
    第2章  金閣寺からの洛中歩き
    第3章  嵐電沿いの道歩き
    第4章  嵯峨野歩き
    第5章  京都駅の南と西歩き

    <内容>
    最近多作している柏井さんの京都シリーズ。今回は、無名の(三千院や東寺、祇王寺など有名どころもあるが)寺社を巡りながら、その周りの飲食店やスポットを紹介。まあ、ネタが尽きた感じだが、教とは奥深いことはよくわかるし、市井の飲食店にも美味しいものがあるのもわかる。また、柏井氏の「観光観光したところばかり廻っても、京都の良さはわからない」の気持ちもよくわかる。けど、出版社の売らんかな、はちょっと…。と言ってもそれに乗って買ってるのは自分だけど…

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    2015年10月25日
  • ぶらり京都しあわせ歩き 至福の境地を味わえる路地や名所、五十の愉しみ

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    <目次>
    はじめに
    第1章  「洛北」でしあわせを見つける
    第2章  「洛中」でしあわせを見つける
    第3章  「洛東」でしあわせを見つける
    第4章  「洛西」でしあわせを見つける
    第5章  「洛南」でしあわせを見つける
    おわりに

    <内容>
    PHP新書で新しく始まった「京都しあわせ倶楽部」の1冊。監修の柏井壽さん自ら書いたもの。さすがに柏井さんだけあって、「しあわせ」と謳っていても単なる「パワースポット」をなぞったものとは訳が違う。”ダイワロイネットホテル八条口”が「しわあせ」に入るなんて他の本や雑誌ではできないものだろう。京都に精通した著者だけの視点も多い。

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    2015年10月10日
  • ゆるり 京都おひとり歩き~隠れた名店と歴史をめぐる〈七つの道〉~

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    ネタバレ

    京都の名店と呼ばれるお店ではなく、地元のひとが贔屓にするお店。世界遺産ではないけれど由緒はある神社仏閣。京都の町並みと言うと平家物語の世界を思い浮かべてしまうけど、秀吉によりデザインされた京都と言うのは初めて知りました。方広寺は行ってみたい。餃子の王将がリストにあり、京都にしかないミニ餃子が気になりました。のんびりと京都を訪れて、本にあるような色々なお店や神社を回ってみるのも楽しそう。お金はかかりますが。

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    2022年03月21日
  • 日本百名宿

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    ちょうど泊まった松田屋ホテルも百宿のひとつ。かなり、好き嫌いがありそうだ。
    湯河原の石葉とか、万平、あさば、山口の部屋一つの小屋場只々と渋い。リッツ沖縄、ラグナガーデン、宮古のシギラ。行ったことのある宿もあって、改めていいところだったなぁと思い出した。宿の大切さ、宿を楽しむのは旅の目的でもある。昔は、宿なんて寝られればOKだったけど、それがいつの頃からか変わる。本書もまたそうだ。

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    2015年07月20日
  • 憂食論 歪みきった日本の食を斬る!

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    柏井さんがいまの食事情をぶった切る!って感じの本です。
    いつもは京都全般のお話ですが、これは食に限定して書かれてます。
    私も結構古い人間なので「そうそう!」と思う所が多々ありました。
    言うとご批判が多いと思うので控えますが。
    批判なさる方は一話目から合わないと思います。
    全部警鐘を鳴らされてるので。

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    2014年12月20日
  • 憂食論 歪みきった日本の食を斬る!

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    何事にも節度が必要なことは重々承知のつもりなのですが、素面のときは気を付けていても、せっかくの酒と肴を目の前にして遠慮している場合ではなく、食べるわ飲むわでピッチは上がりっぱなし。もう最後の方はかなりのへべれけ状態であります。でありますから、私は食に関して一言たりとも偉そうなことは言えないのであります。とどのつまりは、楽しければ少々のことには目を瞑って頂戴とお願いするしかないのであります。でも、やはり京都の料理屋で食事をするとなると、普段のようにはいかないでしょうね。

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    2014年12月13日
  • 極みのローカルグルメ旅

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    地方のグルメリポート。私も出張したときは、地元のご飯が楽しみの1つなので興味をひかれ手に取る。
    店の選び方やお店に対する気遣いは共感でき、行ってみたいなと思う。カレーうどんは「子供の食べ物」「せっかくのうどんなのに」と言う思いがあったが、著者が凄い推してくるし、私もすきは好きなので、食べる機会を増やしても良いかなと思う。


    【食べてみたいっ】
    松本市 山賊焼き
    山口 山賊焼き
    京都 柳園 カレーラーメン
    新潟 イタリアン
    愛知県豊橋市 カレーうどん
    横浜崎陽軒の横濱チャーハン
    九州鳥栖駅 中央軒、焼麦弁当
    岡山 だてそば カツ丼、中華そばセット
    熊本ラーメン
     桂花、味千
    青森
     田酒、マグ

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    2014年11月25日
  • ゆるり 京都おひとり歩き~隠れた名店と歴史をめぐる〈七つの道〉~

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    <目次>
    第1章  洛北から西陣へ歩く
    第2章  洛中を歩く
    第3章  洛東から洛南へ縦横歩き

    <内容>
    著者の柏井さんは京都の歯医者であり、食通でもある。京都の主だった場所のガイド(”いわゆる”ものではなく、京都人らしい紹介で)を書いてしまったので、かなりマイナーな(したがってどんな人が読むのだろうか?って感じの)京都紹介を著した。
    まあ、通的な寺社の歴史的な謂れはわかった(もう少し詳しくてもいいかも…)。グルメも京都の市井のお店の紹介で(なんせ"餃子も王将"まで登場)、わざわざ京都行って、そこいくかな?という感じはする。でも、文からは京都愛が溢れているので、まあいいか

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    2014年10月25日
  • 京都の路地裏 生粋の京都人が教えるひそかな愉しみ

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    メジャーな京都ではなく、マイナーな京都についての本。

    神社仏閣から食に至るまで観光化されていないスポットに当てています。由緒あるのだけど、観光客が立ち寄らない神社を見るのも面白そうだと思いました。食に関しては、観光地化していなくても、地元の客で行列ができていたりと、決して知られていないお店ではない様子。すき焼きや、うなぎ、そばなどバラエティー豊かな情報はそれでも惹かれるものがあります。 路地裏の京都も本片手に当たってみたくなりました!

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    2014年10月13日
  • 日本百名宿

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    クライテリアがよく判りませんが、
    ありがちなガイド本とは一線を画した
    宿ガイドであることはよく判ります。
    高級宿から、チェーン店まで網羅されており、
    場合によっては、結構な参考になりそうです。

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    2014年07月18日
  • 日本百名宿

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    20130706 日本は広い。自分なりの名宿はみな持っていると思う。行った事が無い場合、信用できる人の情報は貴重。試してみるか。

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    2013年07月06日
  • 京都 夏の極めつき

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    色々と散策的に紹介されていて、参考にはなった。しかし、点の紹介でしかないため、地元の人にとっては良いかもしれないが、観光客にとっては物足りなさを感じる…

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    2013年04月30日
  • ふらり 京都の春

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    桜の季節に京都へ出かける参考にと、読んでみた。
    読み物としては楽しめたが、あまり参考とはならなかった、

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    2013年03月27日
  • 極みのローカルグルメ旅

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    著者は京都で歯科医をしながら京都関連のエッセイや小説も書いている人だが、京都のイメージとはちょっとばかりかけ離れた全国各地の普通の食べ物に関するエッセイ。

    大体がグルメ本というと各地で無理やり名物に仕立てた食材を必要以上に大袈裟な調理方法で絶賛するタイプが多く、読んでいると食傷するものが大半であるが本書は全く趣が異なる。所謂「食通」に向けたものでも無ければ「B級」でもないごくごく普通の食べ物に関するエッセイだ。

    著者が大のカレー好きというのはまさに食通とB級の中間という姿勢を良く現している感がある。兎に角、カレーが好きでしょうがないようだ。普通のカレーは言うに及ばずカレーそば、カレーうどん

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    2012年03月11日
  • 極みのローカルグルメ旅

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    ネタバレ

    ≪目次≫
    第1章 美味しい<食>の見つけ方
      1、これぞローカルグルメー長崎の朱いカレー
      2、信州松本の<山賊焼>と『山賊』の<山賊焼>
      3、金沢『グリルオーツカ』と『ラッキー』のハントンライス
      4、ふらりと見つける行きつけの店ー小樽『籔半』の江戸蕎麦
    第2章 全国ご当地麺を求めて
      1、京都『五楽』のカレーラーメン
      2、名古屋<駅きしめん>と<あんかけスパゲッティ>
      3、近江長浜<のっぺいうどん>と<イタリアン>
      4、熊本の<太平燕>-『紅蘭亭』
      5、瀬戸内周南『第二スター』と『スター本店』の中華そば
      6、極みのカレーうどん
      7、京都『おやじ』の焼きそ

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    2012年02月25日
  • ふらり 京都の春

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    京都の四季シリーズの完結。やはり京都は春がいいですね。
    結構、マイナーなところも拾っていて混むといやだなと思ったりして。
    京都工芸繊維大学の美術工芸資料館は「京都手帳」にも載っていません。

    日向大神宮から南禅寺への道は天岩戸から京都1周トレイルの山道から南禅寺に向かうことはできますが、道が分かれていて初心者にはお勧めしません。すなおに境内からもときた参道を戻り、疏水を渡たったところで、北にインクラインに沿って歩き南禅寺に向かうのが桜の季節にはよいでしょう。このあたりP55の記述はあいまいかな。

    大津から山科へは『来てしまった』(酒井順子)と異なり歩いて逢坂山を越えています。これは評価できま

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    2012年09月17日
  • 京都 冬のぬくもり

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    京都の冬って、あまり行かないし、今年も、大阪か奈良に出かけていて京都ではご飯食べくらいでした。このシリーズは難しいなあ。食にしか蘊蓄が感じられないのでこのまま読み終わらないかもしれません。

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    2011年03月04日
  • 京都 冬のぬくもり

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    冬の京都は、環境的にもつらいので人が少なく、一番すいています。ゆえに私が一番多く訪れる時期でもあります。

    う~ん、ちょっとネタが尽きてきたかな、という印象。またしても近江が書かれています。しかも、2010年秋にあった展覧会の紹介が(もう二度と行けない…)ありました。「黄不動」見たかった(残念)。

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    2011年01月02日