柏井壽のレビュー一覧
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第二弾というより第一弾の延長。読みやすいし進展も早いのだが単調な物語に飽きてしまった。何か飽きさせないもう一味あると良かった。
あらすじ(背表紙より)
忘れられない、でも二度と味わうことのできない一皿。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂では、そんな記憶の中の味を再現するという。確執がある父のレシピを知りたいシングルマザー、恋人に過去を告白するため、子供時代の焼飯を捜すモデル、故郷に帰る決意を固めようと、かつて味わった天丼を求める一発屋と呼ばれた歌い手…。元警察官で料理人の鴨川流、娘のこいし、トラ猫のひるねのもてなしは、人生に迷える人々の背中をやさしく押し出す。心もお腹も温まる、美味しいミス -
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<目次>
第1章 洛北大原里歩き
第2章 金閣寺からの洛中歩き
第3章 嵐電沿いの道歩き
第4章 嵯峨野歩き
第5章 京都駅の南と西歩き
<内容>
最近多作している柏井さんの京都シリーズ。今回は、無名の(三千院や東寺、祇王寺など有名どころもあるが)寺社を巡りながら、その周りの飲食店やスポットを紹介。まあ、ネタが尽きた感じだが、教とは奥深いことはよくわかるし、市井の飲食店にも美味しいものがあるのもわかる。また、柏井氏の「観光観光したところばかり廻っても、京都の良さはわからない」の気持ちもよくわかる。けど、出版社の売らんかな、はちょっと…。と言ってもそれに乗って買ってるのは自分だけど… -
- カート
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試し読み
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<目次>
はじめに
第1章 「洛北」でしあわせを見つける
第2章 「洛中」でしあわせを見つける
第3章 「洛東」でしあわせを見つける
第4章 「洛西」でしあわせを見つける
第5章 「洛南」でしあわせを見つける
おわりに
<内容>
PHP新書で新しく始まった「京都しあわせ倶楽部」の1冊。監修の柏井壽さん自ら書いたもの。さすがに柏井さんだけあって、「しあわせ」と謳っていても単なる「パワースポット」をなぞったものとは訳が違う。”ダイワロイネットホテル八条口”が「しわあせ」に入るなんて他の本や雑誌ではできないものだろう。京都に精通した著者だけの視点も多い。 -
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地方のグルメリポート。私も出張したときは、地元のご飯が楽しみの1つなので興味をひかれ手に取る。
店の選び方やお店に対する気遣いは共感でき、行ってみたいなと思う。カレーうどんは「子供の食べ物」「せっかくのうどんなのに」と言う思いがあったが、著者が凄い推してくるし、私もすきは好きなので、食べる機会を増やしても良いかなと思う。
【食べてみたいっ】
松本市 山賊焼き
山口 山賊焼き
京都 柳園 カレーラーメン
新潟 イタリアン
愛知県豊橋市 カレーうどん
横浜崎陽軒の横濱チャーハン
九州鳥栖駅 中央軒、焼麦弁当
岡山 だてそば カツ丼、中華そばセット
熊本ラーメン
桂花、味千
青森
田酒、マグ -
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<目次>
第1章 洛北から西陣へ歩く
第2章 洛中を歩く
第3章 洛東から洛南へ縦横歩き
<内容>
著者の柏井さんは京都の歯医者であり、食通でもある。京都の主だった場所のガイド(”いわゆる”ものではなく、京都人らしい紹介で)を書いてしまったので、かなりマイナーな(したがってどんな人が読むのだろうか?って感じの)京都紹介を著した。
まあ、通的な寺社の歴史的な謂れはわかった(もう少し詳しくてもいいかも…)。グルメも京都の市井のお店の紹介で(なんせ"餃子も王将"まで登場)、わざわざ京都行って、そこいくかな?という感じはする。でも、文からは京都愛が溢れているので、まあいいか -
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著者は京都で歯科医をしながら京都関連のエッセイや小説も書いている人だが、京都のイメージとはちょっとばかりかけ離れた全国各地の普通の食べ物に関するエッセイ。
大体がグルメ本というと各地で無理やり名物に仕立てた食材を必要以上に大袈裟な調理方法で絶賛するタイプが多く、読んでいると食傷するものが大半であるが本書は全く趣が異なる。所謂「食通」に向けたものでも無ければ「B級」でもないごくごく普通の食べ物に関するエッセイだ。
著者が大のカレー好きというのはまさに食通とB級の中間という姿勢を良く現している感がある。兎に角、カレーが好きでしょうがないようだ。普通のカレーは言うに及ばずカレーそば、カレーうどん -
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ネタバレ≪目次≫
第1章 美味しい<食>の見つけ方
1、これぞローカルグルメー長崎の朱いカレー
2、信州松本の<山賊焼>と『山賊』の<山賊焼>
3、金沢『グリルオーツカ』と『ラッキー』のハントンライス
4、ふらりと見つける行きつけの店ー小樽『籔半』の江戸蕎麦
第2章 全国ご当地麺を求めて
1、京都『五楽』のカレーラーメン
2、名古屋<駅きしめん>と<あんかけスパゲッティ>
3、近江長浜<のっぺいうどん>と<イタリアン>
4、熊本の<太平燕>-『紅蘭亭』
5、瀬戸内周南『第二スター』と『スター本店』の中華そば
6、極みのカレーうどん
7、京都『おやじ』の焼きそ -
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京都の四季シリーズの完結。やはり京都は春がいいですね。
結構、マイナーなところも拾っていて混むといやだなと思ったりして。
京都工芸繊維大学の美術工芸資料館は「京都手帳」にも載っていません。
日向大神宮から南禅寺への道は天岩戸から京都1周トレイルの山道から南禅寺に向かうことはできますが、道が分かれていて初心者にはお勧めしません。すなおに境内からもときた参道を戻り、疏水を渡たったところで、北にインクラインに沿って歩き南禅寺に向かうのが桜の季節にはよいでしょう。このあたりP55の記述はあいまいかな。
大津から山科へは『来てしまった』(酒井順子)と異なり歩いて逢坂山を越えています。これは評価できま