柏井壽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鴨川食堂の原作者であり、京都の穴場などを多く紹介する著作も多い柏井 壽氏の、少し変わった作品。
写真家の主人公が京都の名所で撮影するところに、ちょっとした小芝居が入る。そして、近くの小洒落たお店に立ち寄る。
章末には、そのエリアの簡単な解説とお店の紹介が入るというちょっとした観光案内になっている....というコンセプトはよく分かるんだけど、小芝居が本当に小芝居になっており、深みがない。また、観光案内もほんのさわりだけ、お店の紹介もかなり内容が薄い。
それでも星三つにしたのは、本書で紹介されている名所とお店のうち、わたしが行ったことのあるお店だったこと。それが、ちょっと嬉しかった。
小説か観光案内かのどちらかに寄せた方が、より面白いのではないかなぁ? -
Posted by ブクログ
小説「鴨川食堂」シリーズや、数々の京都のガイドブック、エッセイを出版している、柏井壽氏の長編ミステリ。
以前、「柏木圭一郎」名義で出版されたものを改題・加筆・再編集したもの、ということです。全然知りませんでした。
カメラマンであり美食家の星井裕が探偵役のシリーズものだそうで、ところどころにそれをにおわせる描写はありました。
ドラマ化もされたそう。
小説が土台で、章の合間に小説の内容とシンクロした、京都文化や観光についてのエッセイが入っている変わったつくり。
巻末には地図が載っており、実在するスポットと、作中に出てくるスポットの両方が記号で示されている。
作中でも、参照する地図がカッコ書きされています。
小説を読みながら、スマホで地図を確認するのが好きな私にとっては、まことにありがたいつくり。
ただ、間にエッセイが挟まるのは、ややストーリーに集中できない感もありましたが、面白い企画だと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ家を出た、あの日の味噌汁
プロポーズのおにぎり
未練を残す彼女の豚のしょうが焼き
祖母の冷やし中華
学生時代のから揚げ
息子を想うマカロニグラタン
流さんの作る「おまかせ」の手の込んだ繊細なお料理に対しての、依頼人が探す料理の定番ぶりに毎回ちょっと拍子抜け。
でも、その定番料理が曲者で、どれもダタモノではないアレンジにお腹がグーとなる。
「味噌汁三百六十五日」ほしい。。。え?そんな隠し味?
ケイハン冷やし中華、ザンギから揚げ!
食べたい。家で作れるかな。
今回はこいしと流の感情がジトリと流れ出る場面もあり、よかった。
常連さんの元気そうな姿やこいしと浩さんもいい感じでホッとしたし。