【感想・ネタバレ】五条路地裏ジャスミン荘の伝言板のレビュー

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Posted by ブクログ

時代小説の長屋物の現代京都版。
柏井壽さんらしく食もちゃんと出てくる。柏井さんは、食をメインにした方が面白いけど、こうやって、サブで食を出してくる物もある。食べ物好きとしては、小堀商店や鴨川食堂は、言うことなく面白いけど、今作もキャラがたっていていい。特にとんでもない鬼塚さんがどんどん好きになってくる。

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2020年08月31日

ネタバレ 購入済み

残念

一度読んだけれど、内容を忘れていて、再読した。読み始めて、納得。面白くなかったからだ。さっと読み飛ばしたんだった。作者の他の作品が、面白かったので、つい購入したが、残念な結果だった。

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2021年07月30日

購入済み

不思議な独白調

地の文が、主人公の独白調で書かれているのですが、謎の自信というか男好きというか、でも本人の様子は変わり者だし、不思議な雰囲気を感じ続けて読み終わりました…

事件の解決とかは、何となく意外だけどあっさり、という感じで、どこがクライマックスか分からんというか、特にグワッと盛り上がる感じは無いです。

こういう雰囲気が好きな人は好きかも。

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2021年07月12日

Posted by ブクログ

思いがけず、なかなかよかった。続編出ないかなー。まりちゃんの超能力設定はいらなかったんじゃないかと思う。この作家さんは初めてだったんだけど、京都のほんとにおすすめしたいお店を発信するために書いたんじゃないかと思ってしまう

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2021年05月30日

Posted by ブクログ

居酒屋や喫茶店が軒を連ねる京都路地裏の
ジャスミン荘。摩利が大家になってから、
住人は路地入り口の伝言板に毎日メッセージを
書く約束なのだが、ある朝、ひとつ空欄が。
部屋を訪ねると、中に死体!?
摩利が謎解きに挑む!

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2019年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 京都にある古き良き長屋「ジャスミン荘」を舞台に、最近新たな大家としてベトナムから日本に来た 摩利が長屋で起こる奇妙な事件に取り組む本作。全ての事件に共通するキーワードは「親子」である。

個人的に摩利の過去についての描写が不明瞭で、人物像を上手く捉えられなかった。またこの描写いるのかと感じる部分もいくつかあった。しかし登場人物の一人である鬼塚の言動は好ましく、おいしいところをいつも持っていくなと感じた。

残りの部屋の話も読みたいので次回作を希望。

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2018年01月05日

Posted by ブクログ

京都の路地裏に叔父が遺してくれた長屋の大家を、とりあえず三年間、頑張って務める事になった、ベトナム帰りの若宮摩利。
店子は商店街のように、飲食店を営むものも多い。
新米大家の摩利を、次々に厄介な事件がおそう。

柏井さんの京都本なので手に取りました。
鴨川食堂みたいな人情物なのかと思ったら、まあ人情物ではあるのですが、やたら惚れっぽい摩利(しかも思い込み激しい)に、キテレツで個性派過ぎる警察官の鬼塚のやり取りにとまどう…

バ…バカミス?
掴みはそんなところでしたが、鬼塚は意外に鋭いところもあり、事件は職人ならではの親子や弟子の思惑や関係が絡んで、ちゃんとしたお話でした。
そして、観光客の知らないところに存在する京都かな。

まだ描かれていない店子もあるので、続きを待っていいのでしょうか。
ただ、京都の冬にホットパンツは絶対無理!
若いおなごはんが下半身冷やしたらあきまへんえ。

第一話 『モンブランの涙』
この本唯一の犠牲者にして悪い男だった…

第二話 『幽霊コーヒー』
夫婦漫才みたいな会話が面白い。
鬼塚、粋な計らいなのか、公私混同なのか…

第三話 『奇跡のこしぬけうどん』
観光ガイドって、そうなのか…
いい話と、そうでないことと。

第四話 『哀しき茶碗』
この先は、納得する焼き物を目指して行けたらいいですね。

エピローグ
え?
いきなり、この茶の間は…?(笑)

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2017年01月25日

Posted by ブクログ

新作はちょっと変わったベトナム育ちの女の子。初作なので、まずは一通りの人物紹介が主って感じ。相変わらず、食べ物の描写はほんと美味しそうです。とりあえずシリーズになりそう。

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2016年09月18日

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