柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂いつもの

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    シリーズ3冊目も、流さんのおまかせが美味しそうでした。いろいろなお酒も美味しそう。でもここまで読んできて、こいしの物言いが鼻につくようになってしまい、そこがちょっと残念です。お客さんに対してその話し方はどうなんだろう、と思って。流さんの謎解きに救われています。これからも、流さんのおまかせを求めて読んでしまうのだろうな。京都行きたいです。

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    2017年09月07日
  • 京都嵐山 桜紋様殺人事件 長編京都旅情ミステリー

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    小説「鴨川食堂」シリーズや、数々の京都のガイドブック、エッセイを出版している、柏井壽氏の長編ミステリ。

    以前、「柏木圭一郎」名義で出版されたものを改題・加筆・再編集したもの、ということです。全然知りませんでした。
    カメラマンであり美食家の星井裕が探偵役のシリーズものだそうで、ところどころにそれをにおわせる描写はありました。
    ドラマ化もされたそう。

    小説が土台で、章の合間に小説の内容とシンクロした、京都文化や観光についてのエッセイが入っている変わったつくり。
    巻末には地図が載っており、実在するスポットと、作中に出てくるスポットの両方が記号で示されている。
    作中でも、参照する地図がカッコ書きさ

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    2017年08月30日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    ネタバレ

    家を出た、あの日の味噌汁
    プロポーズのおにぎり
    未練を残す彼女の豚のしょうが焼き
    祖母の冷やし中華
    学生時代のから揚げ
    息子を想うマカロニグラタン

    流さんの作る「おまかせ」の手の込んだ繊細なお料理に対しての、依頼人が探す料理の定番ぶりに毎回ちょっと拍子抜け。
    でも、その定番料理が曲者で、どれもダタモノではないアレンジにお腹がグーとなる。
    「味噌汁三百六十五日」ほしい。。。え?そんな隠し味?
    ケイハン冷やし中華、ザンギから揚げ!
    食べたい。家で作れるかな。
    今回はこいしと流の感情がジトリと流れ出る場面もあり、よかった。
    常連さんの元気そうな姿やこいしと浩さんもいい感じでホッとしたし。

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    2017年08月29日
  • 鴨川食堂おかわり

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    シリーズ2作目もお腹が空きました。1作目と流れは同じなのですが、安定して読めます。やっぱり、お探しの料理より、流さんの作るおまかせの方が美味しそう。ちょっと、深夜食堂を思い出します。続きも読みます。

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    2017年08月06日
  • 鴨川食堂おかわり

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    食を捜す探偵、第二弾。「海苔弁」「ハンバーグ」「クリスマスケーキ」「焼飯」「中華そば」「天丼」の6篇。今回もほのぼのしてました。

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    2017年07月16日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    ネタバレ

    シリーズ第4弾も安定の展開ぶり。徳島祖谷の蕎麦米雑炊、津山のホルモンうどん・・・、味が想像できるものが出てくるとなんだか嬉しい。五行歌なるものに少し興味湧く。

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    2017年04月03日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    探してほしい料理、私だったら何だろうなぁと思いながら4作目も読む。ぱっと思い浮かばない私は幸せということなのかな。

    それにしても、調査・料理代はお気持ちにあう金額でって…
    私的にいちばん困ること。どのくらい振り込んでいるのだろうと野暮なことが毎回気になる(笑)

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    2017年02月16日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    再読3回目。
    今回も美味しそうなお料理に満足。
    ただ、少し飽きてきたかも。こういう連作ものは、何を目指してはるかにもよるとは思うけど、何かしら、新しい展開とかがないと、と思ってしまうのはわたしの読書体験が浅いからなのか...。

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    2017年02月05日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    京都の路地裏に叔父が遺してくれた長屋の大家を、とりあえず三年間、頑張って務める事になった、ベトナム帰りの若宮摩利。
    店子は商店街のように、飲食店を営むものも多い。
    新米大家の摩利を、次々に厄介な事件がおそう。

    柏井さんの京都本なので手に取りました。
    鴨川食堂みたいな人情物なのかと思ったら、まあ人情物ではあるのですが、やたら惚れっぽい摩利(しかも思い込み激しい)に、キテレツで個性派過ぎる警察官の鬼塚のやり取りにとまどう…

    バ…バカミス?
    掴みはそんなところでしたが、鬼塚は意外に鋭いところもあり、事件は職人ならではの親子や弟子の思惑や関係が絡んで、ちゃんとしたお話でした。
    そして、観光客の知ら

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    2017年01月25日
  • 京都の定番

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    京都生まれの著者に寄る、リアルな京都本。

    著者は、ブームに依らない京都、本当の京都の紹介を目指していて、一般のガイドブックとは一線を画した見どころや、食べ物・飲食店が多く上げられています。確かに、『○○ぶ』とか『まっ○○』とかでは見ない所が紹介されることが多く、参考になる。ただ、紹介される食べ物は、美味しそうなんだけど予算的に・・・。そんな事を言うと、本当の京都を知ることが出来ないということなんですかね?

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    2017年01月22日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    思い出の「食」を捜してください…。
    上京する日の朝に飲んだ味噌汁、大事な約束と
    一緒に贈られたおにぎり…。
    鴨川食堂には、今日も人生の迷い人が訪れる。
    美味しいミステリー第4弾。

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    2017年03月02日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    新作はちょっと変わったベトナム育ちの女の子。初作なので、まずは一通りの人物紹介が主って感じ。相変わらず、食べ物の描写はほんと美味しそうです。とりあえずシリーズになりそう。

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    2016年09月18日
  • 鴨川食堂おかわり

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    前作から続けて読んだ「おかわり」

    読んでいくうちに 簡単にたどり着く 味の謎に慣れて来て、心地よい。

    ただ 毎回思うのだが・・・
    「探偵料は (お客の)気持ちに見合う分 お振込みください」って 優しいようで なかなか悩む。
    味を探して京都から 相談者の思い出の地に行ってたり、調理人を探しまくっているようだし。

    初回のお食事つき(時にお酒も) さて みんないくら払う??

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    2016年09月14日
  • 鴨川食堂いつもの

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    まさに「いつもの」鴨川食堂。

    ほとんど水戸黄門なみの定型フォーマットとなっているが、安定度はあなどれない。

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    2016年08月30日
  • 鴨川食堂おかわり

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    このシリーズの1番のオススメポイントが分からない。最初に出てくる料理の季節感なのか、依頼者の食を伴う思い出の本質なのか、鴨川家父娘の絆と成長譚なのか。
    どれにも絞れないような中途半端な印象を受けてしまいます。別名義の星井カメラマンのシリーズの方が好きかな。

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    2016年08月23日
  • 今様 京都の値段

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    ネタバレ

    「ゑり善」の風呂敷
    風呂に入るときに脱いだ衣服を包んでおき、風呂から上がると、足ふきマット代わりにしたので、風呂敷。

    「満月」の阿闍梨餅 100円
    「有次」抜き型 1000円~
    「進々堂 京大北門前」カレーパンセット 830円
    「細見美術館」入場料 700円
    「河井寛次郎記念館」入場料 900円

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    2016年04月30日
  • 鴨川食堂いつもの

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    思い出の味を再現してくれる
    不思議な食堂。
    父と食べた料亭のかけ蕎麦。
    親友の母が振る舞ってくれたオムライスなど、
    食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、
    人は明日への一歩を踏み出していく。
    鴨川食堂の第3弾。

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    2016年04月11日
  • 鴨川食堂いつもの

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    夜中に読んではいけない。

    上品で豪華なおまかせの描写は、それはそれは美しいのだけれど、猛烈に食欲を刺激するのは、カレーとか、餃子とか、表題のメニューです。
    危険危険。

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    2016年04月08日
  • 京都の定番

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    ここ数年、ツアー会社企画のバス旅行で京都へ行く機会が多くなった(来週にも行く予定)。ただこの種の企画は定番というよりも穴場やオタク狙い的なものが多いので、京都へ行くといっても自分の場合、定番といったら50年前の修学旅行くらいになってしまう。

    そういう意味で改めての再発見を求めて・・・でしたが、何やら奥深い魅力が随所で語られていたものの、読んだ後にまで残ってくれませなんだ。実際の風景を見ながらガイドさんに解説してもらえたら、格別だったんでしょうなぁ・・・


    (2016/3/10)

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    2016年04月04日
  • 鴨川食堂いつもの

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    再読3回目。
    食探しの第3弾。だんだんマンネリ化しそうなものなのに、けっこうギリギリ踏みとどまってる感じ。おなかの空く一冊。

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    2019年07月21日