柏井壽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんなれた感じになってきた。。
パターンはいつも同じ。
そこに驚きはあまりない。
そんなうまいこといくかいな⁈と、ツッコミを入れたくなることも多々ある。
でも、その決まったストーリー展開が読みやすいのは確か。
ハラハラドキドキしないで済むから、さらっと読めるのかもしれない。
別れの原因になった親子丼。
亡き息子の優しさが詰まったシュウマイ。
妻と息子が好きだったのに、とんな味だったか思い出せないきつねうどん。
夕食を家でとらない元夫が毎晩食べていたおでん。
遭難しかけた時に見知らぬおばあさんが食べさせてくれた芋煮。
一目惚れをした彼が完成させたかったハヤシライス。
いろんな思い出がつまった料理たち。
いくつかを読んで思うのは、素直に生きた方が良い。っていう生き方。
覆水盆に返らず。後の祭り。後悔先に立たず。
分かってはいるけれど、それをうまくできないのが人間なのかもしれないけど。
探し出した食。
味だけではなく、必ず分かることが一つ。
その食を通して、その人の優しさを知る。
食事って、単に食べることだけではなく、その人となりがわかるものなんだよね。
そして、それは、記憶にも残る。
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Posted by ブクログ
今回の旅では、この本を1番使うと思っていた。まさに今回は「おひとり京都」だったからである。この本の1番のオススメは冒頭の章だと思い、2日目は下鴨神社周りの散策を最初にした。そこから延々と歩いて北野天満宮まで行った。
結局この日の歩数は3万5千歩ほどになったのだが、ものすごく役に立った部分と、歩いた割には残念な部分が半々だったと言っていい。よって、点数低め。
よかったのは、みたらし団子発祥の店のみたらし団子を食べることが出来たこと(「加茂みたらし茶屋」)。この地域に他にみたらし団子を売っている店はなく、本家宗家を好きな日本人が自他共に認める発祥団子だとわかったし、実際食べてみて形状・味そして店の佇まい共に他と隔絶していた。下鴨神社の御手洗池のぽこぽこと浮かぶ泡を見立てて小ぶりの5つの団子を作り1つを離して頭にして人型にしていた。謂れは鎌倉時代の後醍醐天皇に至る。コレが京都という街なのである。
そこから御霊神社に行く途中に出雲路橋を渡る。ここから見る比叡山から大文字山に至る東山が「もっとも美しいプロポーションを見せる」と著者は書く。理解できなかった。比叡山を眺める『額縁門』の天寧寺にも行ったが「まあそんなもんかな」と思った。
オススメの昼食は、一つは当たり(「淡海」)、一つは見つけられなかった。夕食は、一つは食べることができて(「まんざら亭NISHIKI」)、もう一つ(二ヶ所回ったのだが)は、見つけられなかった。そのうちの一つは既に閉店しているとしか考えられない。著者がこの本の中でも熱を入れて紹介していたのに残念(発刊から10年経っているので仕方ない所もある)。しかも、この2つを探すために1時間半歩いた。少し怨みが点数に入るのも理解してもらいたい。全体的に、一万円コースの夕食は、著者はなんとも思っていないようだが、それは一般庶民の感覚とは違う。もちろん「カジュアル」と表現しているのは、その半額でもOKだ。まだまだ行き損ねた所や、行きたい所は多い。また来たいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
はじめに
第1章 丸太町通から御池通まで~丸・竹・夷・ニ・押・御池~
第2章 姉小路通から錦小路通まで~姉・三・六角・蛸・錦~
第3章 四条通から五条通まで~四・綾・仏・高・松・万・五条~
番外 正面通
<内容>
京都の歯科医柏井さんの新刊。もうネタは尽きたでしょう、と思ったら、京都の碁盤の目を横に貫く通りを散策しながらの本。「なるほど」と手を打ち、実行したくなる。
柏井さんなので実際に歩いているようだが、ちょっと中途半端な感じ。寺社や名跡の紹介と食事処や菓子処を混ぜて紹介しているのだが、もうちょっとどちらかにシフトしてよかったかも。ただ、どちらにシフトしても、それなりの書き手がいるはず(ただし食事処・菓子処については、柏井さんは自分の目や舌にこだわるので、情報として不足するのはしょうがないが…)。後者は雑誌が強いかな…。この通り編で京阪神エルマガジン辺りで書いてほしいな。