柏井壽のレビュー一覧

  • 祇園白川 小堀商店 レシピ買います(新潮文庫)

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    ネタバレ

    レシピを買う、そんな不思議な小堀商店のお話。鱧の源平焼き、小袖くずしのような和のものだけでなく、オムライスや焼肉まで、ステキなストーリーとともに料理をつくる。
    最初の源平焼きのストーリーが衝撃、その後同じパターンで話が進む。面白いのは、京都ならではの文化も匂いを纏っていること。
    例えば、草履片々、木履片々。黒田官兵衛が、本能寺の変で動転している秀吉に、慌てると片方に草履、もう片方に木履を履く。それでも走れる。落ち着いてゆっくり迷っていたら潮はすぐに引いてしまう。それを聞いて、秀吉は飛んで行った。そんな話しを、差し込みながら人間模様とレシピを繋げていくところが非常に面白い。

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    2019年07月06日
  • 鴨川食堂はんなり

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    シリーズ第5巻もええ話がいっぱいでした。もうショーケンでの続編(ドラマ)があり得ないのが悲しい・・・

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    2019年05月19日
  • 京都の路地裏 生粋の京都人が教えるひそかな愉しみ

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    京都の旅から帰ってきました。今回柏井さんの新書を4冊持って行ったのですが、結果的に1番役に立った(旅途中、最も鞄から取り出した)本がコレでした。食べ物も、旅スポットも、そんなにテーマが統一されているわけでは無いのですが、所謂観光旅をしない私の好みに合った場所がたくさんあったということなのでしょう。実は、約40年前の受験で兄貴の下宿に宿泊しながらこの時ばかりとまるまる一週間京都を観光しました。そこで銀閣寺、清水寺、金閣寺、嵐山等々の観光スポットは回り尽くしたという自覚があって、その時の旅スタイル、歩き通す旅が最も楽しい発見のある旅として私の身に染み付いたのです。だから、京都に来たらもう有名な場所

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    2019年04月24日
  • せつない京都

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに  「美しさ」はせつない
    第1章   せつない神社せつないお寺
    第2章   せつない京都百景

    <内容>
    京都を語らせたら、今第一人者かもしれない著者の本。今回は、さまざまな伝説や歴史を「せつなさ」でまとめたもの。学術書ではないが、なかなか読ませてくれる。著者らしさは、ときどき「食べ物屋」が登場すること。旨そうな話である。

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    2019年04月04日
  • 鴨川食堂はんなり

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    私は今のところ探して欲しい食べ物はないですが、
    そのうち出てくるのかもしれませんね。
    今回は、ウルウルくる場面もあって、電車で読むのは厳しかったです。

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    2019年02月03日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    今回も定形フォーマットに依頼人の個性に合わせて少しだけ改変してあてはめるような流れで、とても読みやすいです。料理の奥深さを感じさせる描写や鴨川食堂の2人による魅力的なキャラ設定による定番の掛け合い、必要に応じてごくたまに出現する常連客の妙さんも活きてますね。
    「冷やし中華」と「マカロニグラタン」にやられました。親が子を思い遣る内容に個人的に弱いようです。次回作も読みます。

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    2018年12月02日
  • 鴨川食堂おかわり

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    毎回どうしてこう美味しそうなんだ!

    文章なのに料理が目の前にあるみたい。すごい。それでいてどうしてその料理を再現できたのか、その説明も読みやすく納得できるものばかり。
    読み終わったあと、美味しいご飯食べたみたいにほっとできるのもいい。
    何度でも読みたくなる作品。

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    2018年11月26日
  • 鴨川食堂はんなり

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    「鴨川食堂」シリーズ第5弾!
    今回も、様々な地方から、食に対する複雑な思いを抱えたお客様が訪れる。
    求められるものも、ただ懐かしいというものではなく、今までにないような変わった依頼もあって、流さんも二週間が期限ではだんだん難しくなってきた。
    こいしは相変わらず、つけつけと思ったままのことを口にするが、ずいぶんとお客様の気持ちに寄り添うようになったなあと感じる。
    謎解きも詳しく描かれるようになり、流が依頼人にかける言葉も温かい。


    第一話 親子丼
    外食はインスタ映えが大事!
    並んででも名店で食べたかったのに、フツーの食堂に連れて行った彼氏とは別れたが…

    第二話 焼売
    気難しい老女が、自分基準

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    2018年06月28日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    いつもの決まった
    ①食探しの話の前に鴨川流れの料理を味わい驚愕する
    ②探偵事務所に向かう途中の廊下に飾ってある料理写真
    ③こいしが依頼内容のヒアリング時に書くイラスト入りメモ
    ④依頼人が帰った直後の掬子の仏壇拝み
    をルーティンにストーリーが進む。
    食には作り手の魂が宿る「巻き寿司」とフィアンセが残した「フィッシュアンドチップス」が感動した。
    今巻を読んでいて、私の最期の晩餐は何だろうとふと思った。やはり幼い頃に食べた、太巻きあるいはお好み焼き?
    それとも近頃食べることがなくなった、家人のシーフードカレーだろうか。

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    2026年01月17日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    はいりの1話と2話、更に締めの6話が泣けた。思い出に残る料理とは、味だけでなくその時点の状況や心持ちが大きく左右されるのだと思う。私の最後の晩餐料理は、母が作ってくれた太巻とお好み焼きにしたい。貧しい暮らしの中でハレの日に食べられたご馳走だったから。
    ところで、探偵事務所の広告に連絡先を掲載しないのは何故なんだろう。

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    2026年01月17日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    鴨川食堂シリーズも4冊目になる。ストーリーは毎回同じでも感動してしまう。
    探偵事務所を訪れると必ず供されるおまかせ定食を一度は食べてみたいものだ。ところで、今回読みながら考えてみた私の思い出の味は、
    ?太巻き
    ?お好み焼き
    ?おはぎ
    ?かた焼きそば になる。
    因みに、???はおふくろの味だ。

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    2026年01月17日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    今回は、第3話「豚のしょうが焼き」が良かった。
    依頼人の不倫相手が作ってくれたしょうが焼は、当人の健康を気遣って一手間掛けた料理であった。この事を鴨川流は依頼人には敢えて伝えなかったことで、不倫相手の愛情が期待外れであったと理解し、気持ちの整理が出来たんだろう。
    こういう気配りができて、美味しい料理を出してくれる馴染みの店を持ちたいものだ。

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    2026年01月17日
  • 鴨川食堂いつもの

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    愛すべきマンネリと予定調和が安心できます。
    季節感のある依頼前の料理と人情味溢れる謎解き、探す料理に込められた意外なひと工夫。
    軽く読める短編集なので、寝る前のリラックスタイムに最適です。

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    2018年01月29日
  • 鴨川食堂おかわり

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    ミステリーというほどのものじゃないけど、読んでいるとお腹が温かくなって、休みの日の午後の読書にはぴったりだと思う。

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    2017年11月07日
  • 鴨川食堂おかわり

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    やっぱりベタベタな方言に、主要な人物は酒飲みばかり
    食にも器にもこだわりがあるのに、季節が飛んだりします

    話の流れはおんなじで、悪人もでてこなくて、刺激のある話ではありません

    しかし、見つけてくるのは食だけでなく、ほっこりさせられます
    探す過程、依頼人のその後はなど、余計なことは語らず読み手に委ねられています

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    2017年09月05日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    料理がおいしそう、と、人間ドラマがすてき、が、ちょうどいい塩梅で描かれているところが好き。
    第2話のおにぎりがよい話だった。何気ない料理だけど、誰かが握ってくれたおにぎり食べたくなった。

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    2017年08月13日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    第四弾でした。第三弾と間違って購入してしまった。「味噌汁」「おにぎり」「豚のしょうが焼き」「冷やし中華」「から揚げ」「マカロニグラタン」の6篇。今回はこいしも食を捜しにいったので、少し雰囲気違うものもあったかな。

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    2017年07月16日
  • できる人の「京都」術

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    <目次>
    第1章  「できる」人はなぜ京都が好きなのか
    第2章  「できる」人は京都をこう歩く
    第3章  「できる」人はこんな店で食べる
    第4章  「できる」人はここに泊まる
    第5章  「できる」人の一歩先行く京都の愉しみ方

    <内容>
    毎度おなじみ柏井さんの京都本。「できる」人とくすぐっているので、どんどん読み進められる。ちょっとずらした観光地案内、京都にいるからわかる飲食店情報(値段は度外視だけど…)。宿は最近の宿状況を踏まえた他府県を紹介する周到さ。いいですね。

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    2017年04月21日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    食探偵シリーズ第4弾。
    今回も美味しい料理がたくさん並ぶ。相変わらず物語が大きく動く事は無いが今回はちょっと違う顔も見えた。お父さんが静かに怒っていた。嘆いていたという方が正しいのかもしれない。旨さを感じるのは舌でもなければ胃袋でもなく心なのだと。こういう事をちゃんと言える人に憧れる。
    最後のマカロニグラタンはちょっとハラハラした。都合よく美化した過去よりも今を生きる事に意味がある。心を込めた料理は食べる人の心に届く。素敵連鎖。
    それにしてもふだんお店ではどんな料理を出しているのだろう。お昼に1万円。おまかせの料理を見ていれば安く無い事は解るけれど。おいそれとは行かれないお店なのが辛い。
    そう

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    2017年03月25日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    4巻目。いやあ、とりあえずのランチを食べてみたいものだ。でも、1万は出せんなあ~
    鴨川親子が忽那汐里と萩原健一にしか思えなくて、困ったものだ。元々のイメージは違ったのに・・・

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    2017年02月25日