柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂ごちそう

    Posted by ブクログ

    本読みたい熱がすごくて(せやろな)昨日は雨やしひたすら読書した
    どうしようもない依頼人(失礼)のときもあるのに、今回の話はどれも刺さったなあ…

    個人的には甘すぎるおいなりさんが気になる。まさかの弘前。わたしは東北地方にだけは行ったことがないなあ

    沖縄も行ったことなかった(どうでもいい)

    0
    2022年12月18日
  • おひとりからのひみつの京都 カリスマ案内人が教える48の歩き方

    Posted by ブクログ

    p.214 <嵐電>沿線のみどころを東から順にいくつか紹介しましょう。まず最初に降り立つのは『蚕ノ社』駅。難読駅名のひとつで、カイコノヤシロと読み、『木島坐天照御魂神社』の別名です。<続日本紀>の大宝元年、すなわち西暦701年4月の条に、この神社の名前が記されていますから、奈良時代以前からあった古い神社です。今は痕跡しか残っていませんが、この神社には<元糺の池>という池があり、そのなかに三本脚の鳥居が建っていることに目を引かれます。<三柱鳥居>と呼ばれ、京都三珍鳥居のひとつに数えられていますが、なぜ三本脚なのかは諸説ふんぷんで、謎とされています。
    → 京都三珍鳥居の残り2つは、厳島神社の「唐破

    0
    2022年08月08日
  • 京都のツボ 識れば愉しい都の素顔(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    柏井先生の本は2冊目です。
    語り口調のようで読みやすいです。
    観光としてではなく、生活の中の京都を感じます。京都人から見た京都、興味深いです。

    0
    2022年07月31日
  • おひとりからのしずかな京都

    Posted by ブクログ

    本書は、明確にガイドというようなことでもなく、人々の暮らしや文物に纏わる研ぎ澄まされたエッセイや、勿論“小説”ということでもない。本書は、永く京都に在って活動をした経過を有している著者による、「一部にガイド的内容を含む場合も在る、著者が愛する人々の様子や文物に関して綴ったエッセイ」とでも呼ぶべき、なかなかに多面的な内容の一冊であると思う。
    何時の頃からか「京都」は「とりあえず来訪者が溢れて…」という様子であったと思う。ハッキリ申し上げて、関西方面へ出る場合に「混んでいる京都は一寸避けて…」というような発想にさえなっていたかもしれない。そういう状況が、何やら“感染症”の問題で様相が変わったという

    0
    2022年06月21日
  • 鴨川食堂しあわせ

    ネタバレ 購入済み

    良いなぁ

    良いなぁ。どの話にも、余韻が有って。
    その人の料理に纏わる思いが有って、その料理を食べた所で、話は終わる。わざと、書かないけれど、なんとなく想像できる。心憎い演出(笑)

    0
    2022年06月08日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    鴨川食堂第7弾!続いているなぁ。こいしちゃんの将来とか気になるけど、この物話が続いていってほしい気もする。
    いよいよ大道寺さんも鴨川食堂のお世話に?お父様の病気が思い出の味で一瞬クリアに?思い出はいいものもあれば後悔もある。人の一面だけで判断してはいけないか、依頼人から学べる流さんはえらいな。

    0
    2022年06月06日
  • 鴨川食堂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思い出の食を探す探偵事務所、事務所は食堂の奥の部屋。
    目立たない看板を掲げる食堂の、積極的に宣伝をしない探偵事務所。
    強い意志と縁が無ければ行き着けないが、それでも依頼人が訪れる。
    人情味あふれる親子が探し出す味にホッとする物語。
    続編もあるようですね。

    0
    2022年06月03日
  • 鴨川食堂しあわせ

    Posted by ブクログ

    いつものごとく流さんの作るご飯はおいしそう。今回の食の探偵の依頼人たちは、心温まるエピソードの人もいたけど、いつも以上にどこかダークな人が多かったような…
    コロナ禍を表す言葉もちらほらと。
    やっぱりこのシリーズ好きです。

    0
    2022年05月31日
  • 鴨川食堂

    Posted by ブクログ

    警察官を退職した父とその娘が二人でひっそり営む京都の食堂。看板も暖簾もないそんなお店に、思い出の味を求めてお客さんがやってきます。料理を通して思い出を辿るお話しです

    0
    2022年04月07日
  • 鴨川食堂ごちそう

    Posted by ブクログ

     今回は、話の運びのルーティーンをわざと少し変えたようなところはある。しかし、話は、いつもの「ええ話」。

     最後の書き下ろしの一話は、コロナ禍の風俗を取り入れている。これも当世のならい。

    0
    2022年02月13日
  • 鴨川食堂もてなし

    Posted by ブクログ

    前巻を読んでからちょっと間があいたな~。
    このシリーズは、見事にパターンが同じなので(いい意味で)続けて読むとさらっと読み飛ばしてしまうな、と、思ったのでゆっくり読むことにした。

    結果、今回もめちゃくちゃ面白かったな~…。
    茜さんが登場するのはちょっと意外^^
    この人は、なんか、まぼろし的な存在なのかと。笑

    どの話もよかったな。みんな、過去がなかったことにもならないし、望む形にやりなおせないかもしれなくても、きっかけが生まれる瞬間っていうのがそれだけでいいなと思う。

    なかなか、普通に生きてたら、変わろうと思うためのきっかけすらないもんね。
    変わろうって思わなくてもいいくらい現状に満足でき

    0
    2022年01月23日
  • 鴨川食堂ごちそう

    Posted by ブクログ

    シリーズ最新作。今まで読んだ中で一番良かったと思う。描かれる食事は相変わらず読んでいるだけで匂い立つ程美味しそうなのだが、それ以上に食事がなぜこれほどまでに人の心に残るのかをしみじみと感じさせてくれる内容だった。
    大事なのは、何を食べたかよりも誰と食べたかなのかもしれない。

    0
    2021年12月31日
  • 鴨川食堂まんぷく

    Posted by ブクログ

    今日も鴨川食堂には迷える人がたどり着く。
    今回のお話の中ではカツ丼が一番意外だったな。若気の至り的なお話、家族の濃い物語など、どれもおいしそうで、前向きでよかった。

    0
    2021年10月04日
  • 鴨川食堂ごちそう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鴨川流(かもがわ ながれ)と娘のこいしのシリーズ、第8弾。
    もうそんなになる、驚きです。
    今回の「ごちそう」に込められた意味とは?

    鴨川食堂・探偵事務所に依頼人たちが持ってくる「食さがし」は、どれももう、自分では探しようのないほど時間が経ってしまっているものが多い。
    その長い時間の間、依頼人の頭の片隅に、あるいは奥底に埋もれるようにして、思い続けてきた物なのだろう。
    その間にも生活はあり人生はあり、思いは変化し、あるいは熟していく。
    それがどうにも抱えきれなくなった時に、鴨川探偵事務所にめぐりあうのだろう。
    それは、今こそ知るべき時を迎えた、ということなのかもしれない。

    たとえば、第一話。

    0
    2021年09月11日
  • 鴨川食堂はんなり

    Posted by ブクログ

    切ないお話が多かった。家族や親しい人が亡くなって探したい食のお話。これからまた歩き出すための思い出。
    ちょいちょいこいしと依頼者がかみ合わない場面があるな。物語だからそういう細かい設定のことまで自分の中で考えてなかったからの違和感で、普通に仕事をしていたら、そういうしっくりこない感じは往々にしてあるのだろう。

    0
    2021年08月31日
  • 鴨川食堂おまかせ

    Posted by ブクログ

    今回も難儀な相談ばかりだったなぁ。もう会えない人との思い出は切ない。でも前を向いて歩くきっかけになったのならよかった。

    0
    2021年08月25日
  • 祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二作。美味しそうな料理、人情、そして京都弁が満載です。本作のなかでは、もみじ揚げの話が一番良かった。レシピ買取価格が知りたくなりますが、知らないままの方がいいのでしょうね。

    0
    2021年08月23日
  • 鴨川食堂もてなし

    ネタバレ 購入済み

    う~~ん、やられた。

    美味しいもの、懐かしく思い出す料理、心震える話。食に纏わる人の想いが、心に、しみじみと染みる。高知の人が、訪ねてきて、高知のお酒です。って、亀泉が出てきた!これこれ、亀泉は、私も、一押し。話とは、全然、関係ないけど……(笑)

    0
    2021年08月03日
  • 鴨川食堂まんぷく

    ネタバレ 購入済み

    涙が……

    思い出の料理。それを口にした時、心は、その料理を食べた時に戻っていく。そして、作ってくれた人の思いを感じて、涙する。一緒に、ほろりとしてしまう。

    0
    2021年08月03日
  • 鴨川食堂はんなり

    ネタバレ 購入済み

    良いなぁ。

    良いなぁ。どの話も、深くて良い。料理と一緒に、心に染みる。他人との関係が、上手くいく、いかない。ほんのちょっとした、ボタンの掛け違い。そのきっかけとなった、料理に、再び巡り会う事で、こんがらがった糸がほどけるように、気持ちもほどけていく。皆のその後の人生に、幸有れと、思わずにはいられない。

    0
    2021年08月02日