柏井壽のレビュー一覧

  • おひとりからのしずかな京都

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  しずかな京都の歩き方
    第2章  しずかな寺社仏閣をめぐる
    第3章  京の言葉遣いを知る
    第4章  しずかな京都を味わる

    <内容>
    「しずかな」は、コロナ禍の京都を示したものであり、それは20世紀までの京都であった。著者は、コロナ後もその”しずかな”京都が戻ることを願って、このタイトルにしたそうだ。有名な所とそうでないところが3:7くらいかな?「床もみじ」の岩倉実相院。JR東海のCMから、圧倒的に有名になったが、近年は落ち着いてきたらしい(写真が撮れないのがいいのかも?)。そして著者の真骨頂は京都の食べもの。今回もハズレはなさそうだ。

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    2022年06月10日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    シリーズ第九作。もはや定番と言えるグルメ人情、ちょっとミステリー小説。いつも美味しそうなランチとともに出てくるアルコールが魅力的でしたが、今回はアルコール分控えめでした。気になったのは、芋焼酎『だいやめ』。ネコのひるねがレアキャラになってます。

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    2022年06月07日
  • 鴨川食堂いつもの

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    相変わらず、読むだけで美味しい気分が味わえる本です。食探し・再現についての面白さもさることながら、この食堂で出てくるおまかせ料理が本当に美味しそう。
    食を探してほしいという依頼主の食は、ごく普通の料理ばかり。
    しかし、その普通の料理の中に、育った地域だったり、好物が入っていたり、ダシが違ったり。いろんな思いが込められ、色んなドラマが含まれているんです。
    ごちそうさまでした!と言いたくなる本です。

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    2022年05月08日
  • カール・エビス教授のあやかし京都見聞録

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    和菓子が、美味しそう….….

    鴨川食堂を彷彿とさせる、お料理の描写も、素晴らしいし美味しそうだけれど、一番は、朝、葵さんが点ててくれるお抹茶と出てくる和菓子。出てくるお料理以上に、美味しそう。食べてみたい….….というより、見てみたい。

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    2022年04月21日
  • 鴨川食堂もてなし

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    このシリーズ、好きです。
    ホンワカしていて、美味しくて、サラリと読める。
    次はどんな食のお話が読めるのかと、いつも楽しみにしています。

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    2022年03月23日
  • 祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ(新潮文庫)

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    30鴨川からずっと進化して作者がホンマに言いたいことを表現したいというのが伝わってくる。京都の柔らかい言葉も、出汁や仕込みの手順も、残すべきものと一時の流行りは区別できる人でありたいですね。

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    2022年03月16日
  • 京都スタアホテル

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    架空の京都の老舗ホテルを贔屓にしている客とホテルのレストランとの心温まるエピソード。ホテルが自らを律しながらも、お客様の人生をそっと後押しする。
    色々と趣向を凝らした料理の数々も登場する。食べてみたい。
    コロナ禍の社会を描いた小説を初めて読んだ。

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    2022年03月13日
  • 鴨川食堂はんなり

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    いつものパターンなのに、どの話を読んでもいつも心が温かくなる一冊。
    食べ物にはそのときの人の感情を思い出させる力がある、というのをひしひしと感じさせられる。

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    2021年12月30日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    シリーズ第八弾。お決まりお約束が続くが、今回は依頼時のおまかせ食事無しの話あり。今回の日本酒は、奈良の篠峯、丹後の玉川、伏見の琥珀光。ひるねの出番が少ない。

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    2021年12月14日
  • 海近旅館

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    今はコロナ禍で旅が難しいから、小説の中で楽しみたい。読みやすくて、気持ちが温まる。続編が読みたくなります。

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    2021年09月22日
  • 鴨川食堂

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    京都の風景と心のこもった美味しい料理の鴨川食堂、思い出の料理を探してくれる鴨川探偵事務所。
    私の思い出の味も探してもらいたくなりました。

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    2021年09月17日
  • 京都スタアホテル

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    ネタバレ

    京都スタアホテルの様々なレストランを舞台にした短編。鴨川食堂のキャラも出てきて嬉しかった。鴨川食堂と同じ世界なんだ。
    どのお話もやさしくてあたたかくてとても素敵なお話だった。

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    2021年09月14日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    京都の小さな食堂、ひっそりとした佇まいのお店、元刑事鴨川流と言う人はこの食堂で料理人をしてる。思い悩む思い出の料理の事で流が料理をし娘が話しを聞き料理の再現する。期待を裏切ら無い話、本当に切ない話しだけど最後は心温かく成る

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    2021年09月12日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    安定のシリーズ。

    依頼時のおまかせ料理の豪華?さに比べて依頼される料理は質素、庶民的だが、そこに付随する物語にやられてしまう。

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    2021年09月03日
  • 京都スタアホテル

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    ホテルの館内レストランバーの支配人北大路直哉が案内したお客様が、美味しい料理と細やかな心遣いで笑顔になっていく。スタッフとお客様の距離感が絶妙な京都スタアホテルのお話の続きが読みたい。

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    2021年09月01日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    前作を読んでから約1年。このシリーズにもコロナ禍が現れてきた。でも、そこは特に関係なくいつもの流とこいし。今回も6編のハートフルストーリーが綴られる。どの話も深い愛情が伺える。話が起承転結、コンパクトなのも好み。相変わらず流さんの造るとりあえずの料理のうまそうなこと。未だにショーケンにしか思えないわ・・・

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    2021年08月11日
  • 鴨川食堂ごちそう

    ネタバレ 購入済み

    う~~ん

    今回の話は、悲しくて、少し不思議な感じだった。全体に、コロナの影が、色濃く影響しているのも、暗く感じる理由かとも思うけれど、次は、明るい話が良いなぁ。

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    2021年08月04日
  • 鴨川食堂いつもの

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    今回も難儀な問題ばかり。仕事は食を探すこと。それ以上のことは、当人にお任せ。そんな感じが強く感じられた巻だった。
    どのお話もその人ならではの思い出があって、事情で自分では探せなくて。カレーライスに出てくるお父さんは頑張っているなぁ。娘さん、この後はどうするんだろ・・
    流さんとこいしちゃんのお仕事、すごいなぁといつも思う。どれも自分も食べてみたいお料理ばかり!

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    2021年07月31日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    流さんの作るごはん、おまかせはいつの回を読んでも美味しそうで一度食べてみたい。

    今回は明記はされていないけれど、作中もコロナ禍であることが背景に描かれている。
    そして、流さんの作るおまかせも、お重の形を取ることが多かったり、食材が話ごとに重複している部分があったような気がした。
    食材探しのミステリー、流さんのおまかせは健在ではあるけれど、どこか暗い雰囲気が背景に流れている気がした。

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    2021年07月23日
  • 鴨川食堂もてなし

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    まず表紙を見て「こ、こいしちゃんの目がっ!」と驚く(@_@)そして食事の前に食捜しの話をしたり、こいしちゃんが流さんの食捜しに同行したり等々…いつものパターンと微妙に違う(-_-;)これは何かの前触れなのか?気になる~(゜゜;)でも最後に私の好物のばら寿司と笹寿司が登場して、嬉しくて気になっていた事を全部忘れた( ̄▽ ̄;)もう今はどうやって寿司を手に入れるかしか考えていない(*゜Q゜*)

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    2021年07月06日