柏井壽のレビュー一覧
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購入済み
真実は?
始め、京言葉に馴染めなくて、ずいぶん読み辛く感じましたが、徐々に慣れてきて、なんとか、読み終えました。何となく、真実に近付いているようで、それを、はっきりさせないのが、京都風?続巻で、はっきりさせるのかな?
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Posted by ブクログ
予約して購入。楽しみに読みました。柏井先生の作品を読むと、大体いつも京都弁を喋りたくなり(喋れないけど)、京料理を食べたくなる。
この話は、京都にある老舗料亭における、2人のそれぞれ持ち味が異なるプロどうしの料理対決とお店の経営というメインストーリーを、季節を織り成す美しい京都の景色、風情、そして料理がより華やかに彩る構成になっている。そこに日本人ながらの人情が加わり思わずホッコリしてしまう1冊である。
「糺ノ森山荘」九代目女主人、朱堂明美を見守る神社の神官と、なんとも不思議な予言、そしてご縁。料理対決を審査する個性豊な審査員の方々も含め、みな優しく、それぞれの世界で真剣に生きています。こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ父の鴨川流(かもがわ ながれ)が食堂の担当、娘の鴨川こいしが探偵の担当、鴨川食堂シリーズ第九弾。
このシリーズ、たまに腹の立つ男が出てきますが、今回もかなり突出した奴が出てきます。
そして、まるで口直しのように真逆の人物も登場するのは作者の優しさか。
貧しい子供にもたくさん食べさせてやりたい、そういう動機で料理を作る人を天使だと思いました。
さまざまなお客さんたちに、こいしがいちいち感情むき出しで(もちろん、お客さんの前では少し押さえていますが)怒ったり涙したりするのを、最初の頃は大人げないなあと思っていましたが、これはもしかすると読者目線なのかなと気づきました。
お父ちゃんの、忘れたふりし