柏井壽のレビュー一覧

  • 京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋

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    サヨがひとりで切り盛りする「小鍋茶屋」は、昼はおにぎり屋、夜は1日1組限定の鍋料理屋。ごはんがとにかく美味しそうだし、おにぎり、お鍋とジャンルを設定することで他の作品と差別化できている印象。エピソードの合間に噺家さんのパートがあるのも面白い。京都の言葉や地名がいっぱい出てくるのもうれしい。

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    2023年04月22日
  • 京都 奥の迷い道~街から離れて「穴場」を歩く~

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    京都は歩く街という点は同意。でも、この著者の方のような京都の楽しみ方をするにはまだ若いのかもしれないと思いました。たくさん京都に行って自分なりの楽しみ方をし尽くした後に再読したい本です。この本に載っていたお店にも行ってみましたが、良いお店でした。

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    2023年04月13日
  • 鴨川食堂ひっこし

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    鴨川親子のリスタートの物語。
    ホテル開発の影響で、大家さんから退去を申し入れられてしまい、上賀茂へ引っ越すことに。
    いつも通りお客さんの食探しをするのではなく、今回は流自身の食探し、ずっと親子の馴染み客だった妙さん、こいしが一緒に食堂を開くことになった料理人の浩さんの食探しのお話だったのが面白かった。
    登場人物たちの背景がよくわかって、ますますこれからが楽しみになった。

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    2023年04月06日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    Audibleにて。
    深く考えずほわわーんと聴けて良かった。

    再現してくれた食事で、コレコレーってなれるのかは置いといて、鴨川食堂の料理は食べてみたい。

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    2023年03月25日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    ネタバレ

    今回はいつもよりイレギュラーな感じだった。例えば流さんが最後まで帰って来ず食事は依頼飯と一緒のディナーとか、食が見つからず当時のガイドブックで作るとか、おまかせ料理を容赦なくぶった斬って鱧のフルコース作らせる客とか。だからなのか新鮮でいつもの感じなのに新しさがあってより楽しめました。

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    2023年03月21日
  • 鴨川食堂もてなし

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    今回の作品は誰もかなり好きだったなぁ。食べたくなったのは小樽の五目焼きそば。いつも料理に合わせるお酒にも興味はあるんだけど初めてメモった「伊根満開」飲みたい…!!

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    2023年03月18日
  • 京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋

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    京都の四条で小鍋茶屋1人で切り盛りする月岡サヨの物語。昼はおむすび屋夜は、お客を1人だけ取って商売をしている.前に強盗に来た2人組にお金を貸して、その2人が成功し、多角のお金を返し利息もずい分付けそのお金を全部お寺に持っていき、お寺さんがお店を改装するお金を出してくれる。楽しみ。

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    2023年03月11日
  • 鴨川食堂はんなり

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    今回は非科学的な話とかもありいつもと少し風味が違う、それもいい。芋煮の話も良かったけど最後の書き下ろしのハヤシライスは涙腺緩みっぱなし。すごくすごくいい話だった。

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    2023年02月22日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    鴨川食堂続編がこんなに刊行されてると知らずひさしぶりに続編を手にしたけどやっぱり面白い…こんなにお腹空く話あるかな。流さんのご飯が食べたすぎて…日本酒もいっちゃいたい。内容もほっこりするものから少しピリ辛なものもあって終始面白く読んだ。

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    2023年02月19日
  • 祇園白川 小堀商店 レシピ買います(新潮文庫)

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    ゴリゴリの京言葉でやり取りしつつ、食材や料理を繊細に表現していて、二つの異文化を体験している気持ちになれて楽しかった。ストーリーは人情物で水戸黄門や大岡忠相を連想させる。

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    2023年02月09日
  • 鴨川食堂いつもの

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    推理の裏側や客以外の心情、その後の出来事など、食堂外の出来事には一切触れないところが、雑音がない感じがして好きです。

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    2023年02月01日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    ネタバレ

    父の鴨川流(かもがわ ながれ)が食堂の担当、娘の鴨川こいしが探偵の担当、鴨川食堂シリーズ第九弾。

    このシリーズ、たまに腹の立つ男が出てきますが、今回もかなり突出した奴が出てきます。
    そして、まるで口直しのように真逆の人物も登場するのは作者の優しさか。
    貧しい子供にもたくさん食べさせてやりたい、そういう動機で料理を作る人を天使だと思いました。
    さまざまなお客さんたちに、こいしがいちいち感情むき出しで(もちろん、お客さんの前では少し押さえていますが)怒ったり涙したりするのを、最初の頃は大人げないなあと思っていましたが、これはもしかすると読者目線なのかなと気づきました。
    お父ちゃんの、忘れたふりし

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    2022年11月22日
  • 鴨川食堂

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    初の柏井さんでした。
    ちょっと京都弁(関西弁?)が気になりましたが、
    1話1話楽しめました。
    とんかつ が特に良かった!

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    2022年11月09日
  • 下鴨料亭味くらべ帖 料理の神様

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    京都下鴨なぞとき写真帖の八代目当主・朱堂旬が引退!跡を継いだのは??? そして謎の料理人登場。まあ、私らには縁のない料理やけど、うまさは伝わる。で、当然のごとく続刊へ続くか・・・

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    2022年10月16日
  • 下鴨料亭味くらべ帖 料理の神様

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    ネタバレ

    京都は下鴨にある老舗料亭『糺ノ森山荘(ただすのもりさんそう)』の九代目を継いだ朱堂明美(すどう あけみ)の一年。

    先に、明美の夫であり、入り婿で八代目を継いだ朱堂旬(すどう しゅん)が主人公の「京都下鴨なぞとき写真帖」という作品がある。
    そこに、若女将の明美の名前は出るのだが、いっかなご本人が出てこないので、謎だった。
    今度は明美が主役の物語。

    主人が家族にも店にも隠し事って、どんな夫婦やねん、二人とも「外商」と理屈つけてそれぞれ勝手に外出ばかり。
    と思っていたら、自宅で食卓を囲む二人は、なかなか良い夫婦で安心した。
    夕食にはワイン傾けて、ね。
    明美は、八代目の旬にいろいろ相談するのだが、

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    2022年10月16日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    シリーズ物と知らずに読み出したけど問題なかった。

    京都にある食の探偵、鴨川食堂。
    人ではなく食を探すというのが面白い。
    依頼人は食につながる人や人との思い出を見つけてもらうことになる。

    京都弁がいいなぁ。
    ちょうど秋に入ったことだし、京都行きたいなぁ。
    料理担当の父、流がつくる京料理が食べてみたい。

    でも料金は決まっておらず、依頼人の気持ちに見合った金額を支払うのが、ちと恐ろしい。

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    2022年10月04日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    心地のよいワンパターンな流れ、好きです。京都弁も心地よく、料理の深さも堪能出来す。それぞれのエピソードは多少強引な展開はあるものの、食探しのその先の精神的な解決を出しゃばりすぎない程度に後押ししてくれる。
    個人的には最後のお好み焼きが好みです。人生、人それぞれの生き方があり、それを尊重するべき時もある。

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    2022年10月01日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    ネタバレ

     今回は、いつもよりも料理より人物の方に偏っているかな。それでもストーリーの構築の仕方には感心するのだけれど。

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    2022年08月29日
  • 京都スタアホテル

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    ホテルの食事って特別だから。
    以前母と2人でホテルディナーを予約して、母の日だからとサプライズでカーネーションをくれたうえに写真まで撮っていただいたことを思い出しました。私は母の日なんて忘れていたのに…。
    記念日には予約してホテルディナーをしたくなりますね。

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    2022年07月17日
  • 鴨川食堂もてなし

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    すっかりおなじみのパターン。だけどなぜか飽きない。全くバラバラの短編のお話かと今まで思ってたけど、なんか、この巻では出版社の人とか、繋がりが出てきた!

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    2022年06月12日