柏井壽のレビュー一覧

  • 鴨川食堂

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    母の手料理が食べたくなりました。味に思い出が宿る、まさにそれを体現したような小説でした。最近は一風変わったミステリーが多いですが、あったかくてほっこりして、料理がしたくなる、オススメの一冊です。
    出てくる依頼人にそれぞれ事情があり、思い出がある。私も自分の思い出の味はなんだろう、と読みながら思い出していました。
    あっさりしているのに何度も読みたくなる良作です

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    2025年09月25日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    前作で引っ越して「前のお店のがよかったな~」と思っていたのに、今作では「こっちもなかなかいいんじゃないか?」とまた楽しく読めた。
    ストーリーは六作ともよかった。

    やっぱり料理の描写が好きだな。
    ふと今更思ったんだけど、探偵料(食事代込み)はいくら振り込めばいいんだろうか…?
    京都市内なら5万くらい?いや、それじゃみみちっちいと思われるから10万くらい?
    遠方はそれに交通費とホテル代を追加って感じかな。
    この辺を依頼者に任せるあたりが京都人ぽいと感じるのは偏見かな。

    こいしちゃんが相変わらずちょっと鼻につくんだよね~笑
    レギュラー人の中では妙さんが好き。

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    2025年07月06日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    今回も美味しいご飯と感動のお話がたくさん!
    ここに出てくるご飯、被ったりしていないのだろうか。
    食べてみたいなー。
    かやくご飯好きだったなー、

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    2025年06月03日
  • 鴨川食堂おかわり

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    2025年5月12日
    食を探す❓
    職の間違いじゃない❓と思ったが食で正解だった。
    気になって仕方ない食の記憶を探し求める探偵。
    心に残る一品には、やはりそれぞれいわくがある。心に残すだけの手間ひまと心がこもっていることに気づく。
    依頼人も探偵事務所(食堂)も満ち足りる。
    お代は依頼人任せの振り込み、依頼人みんなが善人っぽいけど、私だったら安くしたくなりそう。
    でも手の込んだ食事と出張旅費と探偵料、その場での検食とお土産の食事。
    実費を考えただけでも相当高額になる。
    きっと依頼人は高額でもモヤモヤを解決したいのだろう。
    こんな探偵事務所が本当にあってほしい。
    実在してほしい。

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    2025年05月12日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    崖っぷちアイドル、
    大家さんからお金をすくねた学者、
    人気小説家、
    雑誌編集部の女性、
    余命半年の女性、
    沖縄からはるばるきた男性…

    色々な人が
    色々な思いを抱えて

    それを流さんとこいしちゃんで掬っていく物語

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    2025年04月10日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    大好きな鴨川食堂シリーズ。誰かにとってはただの一食でも、その人にとっては忘れることのできない思い出。探したかった食に再会した時、人は何を思うのだろう。

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    2025年02月03日
  • 鴨川食堂はんなり

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    どんな人でも心を開いてしまう鴨川食堂。
    相変わらず美味しそうなお料理の数々!
    季節ごとに食べに行きたくなっちゃうな。
    シュウマイの話,最初はイケすかないと思っていたけど,泣けてしまった。

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    2025年01月31日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    面白かった~!
    「ひっこし」からの展開が早い…!

    (いや、刊行は結構日にちが立ってたのかもしれん。わからん)

    流さんファンとしては、料理探しまでの流れはこちらのほうがいいな~!

    今回はゲストのみなさんもよかったしなあ。
    こういうの…。こういう、ちょっと心が疲れてても過去に背中を押してもらえるハートフル小説、最高っす…!

    (あと、とにかくおいしそう)

    天龍寺い行きたいな、そういや行ったことなかったな、と、思った。メモ。

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    2025年01月13日
  • 鴨川食堂いつもの

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    流さんの作る再現料理がいつも美味しそうでお腹が空く一冊。

    1話目:ダンサーをしている、実家が能楽家の男性
    2話目:捕まってしまった娘の事が心配な男性
    3話目:元ピアニストでオーストリアでピアノ教師をしている女性
    4話目:二股したことに後悔してる男性
    5話目:頭が良かったのに運がなかった男性
    6話目:ひもじい思いをしてきた小説家の女性

    それぞれがそれぞれの想いを込めた「食」を捜してもらうお話。
    私だったら何を頼もうかな…?ってなる。

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    2025年01月08日
  • 鴨川食堂はんなり

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    鴨川親子がなす、ほっこり温まる美味しい物語。

    1話目…情報に振り回される女性
    2話目…息子を不慮の事故で亡くしたおばあちゃん
    3話目…身内を次々と亡くした男性
    4話目…完璧な主婦になりたかった女性
    5話目…超論理的な男性
    6話目…美しい未亡人
    がそれぞれ思い出の食を捜してもらう物語

    流さんの料理が本当に美味しそう!

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    2024年12月30日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    シリーズ4作目。もう会えない人が作ってくれた「おにぎり」の話に感動。

    新潟のかんずりについての描写を見た後に、たまたま2日後にかんずりを食べる機会があり縁を感じた。

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    2024年09月29日
  • 京都スタアホテル

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    ストーリーテラーが印象的で、ホテルや登場する人物を予め知ることで、物語にスッと馴染んでいけました。
    コロナ禍での不安な日々とそれぞれの暮らしに与えた影響、それでも良い方向へ繋いでいけるという希望があり、前向きな気持ちで読み終えることが出来ました。

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    2024年08月13日
  • 鴨川食堂ごほうび

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    相変わらず優しいお話でした。料理も食べたくなるものばかり。一度この書いてある通り食べてみたい。鴨川食堂はそんなお話ばかりの本です。

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    2024年07月10日
  • 京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋

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    舞台は幕末の京都。
    15歳で故郷の近江を離れ、清水寺境内で働き始めたサヨ。
    清水寺の妙見さんに気に入られ、料理の腕を認められ、伏見の菊屋旅館の女将フジに助けられながら、清寿庵の境内で昼はおにぎり屋、夜は一組限りの小鍋茶屋を始める。
    そこには、幕末のあの有名人達が訪れて、サヨの鍋料理に舌鼓を打ち、サヨとの会話からひらめきをもらっていく…
    料理もさることながら、サヨちゃんの潔さが、素敵だ!

    幕末の有名人との一見の関わりが面白いし、何よりサヨの料理が美味しそうで、お腹が空いてくる。

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    2024年03月02日
  • 京都スタアホテル

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    柏井さんらしい、人の人情が味わえる作品。
    鴨川食堂のこいしちゃんが出てくるのも、柏井さんの作品を読んでる人なら、面白さも倍増します。
    ホテルという限られた空間の中で様々な人間模様がこんな形で物語として語られるのはとても良いですね!

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    2023年09月24日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    ネタバレ

    ドラマ化もしやすいようにと考えられた、お馴染みの展開。
    パターンが決まっているので飽きるっちゃ飽きるけど、定番だと思うと安心感があるし、面白い。
    どのお話も、ほっこりするなあ。

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    2023年07月08日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    いつもどおり旨そうなもんがズラズラと…( ̄¬ ̄)今回、第六話2の書き出しで「遂にこの時が来たか?(゚д゚;)ドキッ」と思ったけれど、心配無用だったわ~(^o^;)

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    2023年06月29日
  • 鴨川食堂しあわせ

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    今回は純粋なこいしちゃんがぷりぷりしてしまうような依頼が数件あった。もちろん依頼人なのだから、流さんがいうように仕事をするだけなのだけど。想い出がどのように作用するかは人それぞれだな。

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    2023年04月27日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    今回の依頼も難儀な食からまぼろしのお店、世界的デザイナーまで。お客様の幅が広い。そして、流さんのお料理は自分も食べてみたいっ!

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    2023年03月15日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    久しぶりに鴨川食堂シリーズを探してみたら思いのほかたくさん出版されていたので、慌てて読んでいなかった分を購入。
    こちらはその一冊。

    鴨川食堂シリーズは、食べ物にまつわるストーリーがとても素晴らしくて、よくこれだけ異なるたくさんの話を毎回書けるのだと感心しながら、また読み終わるごとに感激しています。

    今回もどれも素敵なお話でしたが、鰻丼のお話が人の凝り固まった心を優しく溶かせてくれるお話しで、とても良かったと思います。

    豆腐飯のお話を読んでいて、おでんの豆腐と、麻婆豆腐丼が食べたくなりました(笑)

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    2022年12月23日