柏井壽のレビュー一覧

  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

    ネタバレ 購入済み

    残念

    一度読んだけれど、内容を忘れていて、再読した。読み始めて、納得。面白くなかったからだ。さっと読み飛ばしたんだった。作者の他の作品が、面白かったので、つい購入したが、残念な結果だった。

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    2021年07月30日
  • 京都嵐山 桜紋様殺人事件 長編京都旅情ミステリー

    ネタバレ 購入済み

    う~~ん。微妙。

    微妙……一度読んだけれど、内容を、すっかり忘れていて、再読した。私にしては、とても珍しいことなので、不思議に思って読み返していて、納得。京都旅行のガイドマップなんだか、ミステリー小説なんだか、どっちつかずで、多分、どっちの内容も、頭に残って無かったんだ。

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    2021年07月30日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    毎回、依頼人が鴨川食堂を探して訪れ、
    食事をして依頼人の食とその食に対する思いの
    説明を聞き、後日板前の流がその食を
    再現して依頼人にお出しする・・・
    このマンネリなストーリー展開は
    正直嫌いじゃないですwww。今回の作品は
    「おにぎり」に込められた思いと依頼人の
    思いにほろっとし、「豚のしょうが焼き」の
    依頼人には流れもこいしもいつもと違う対応に
    にまっとし、「マカロニグラタン」では
    母と子の繋がっていないようでつながった
    感じがした話にほっとしました。
    流と一緒に食探しに行ったのはあった記憶が
    あるのですが今作はめずらしくこいしが一人で
    食を探しに行ったのが新しかった。
    (前作までにも一人

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    2021年07月30日
  • 鴨川食堂

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    ネタバレ

    食を捜してもらうという今まであまり
    読んだことのないジャンルの作品。
    依頼人が「鴨川食堂」を探して訪れ
    食事をし、依頼の食を記憶をたどりながら
    説明し後日再現した食を提供される・・・
    どの話もこのパターンで進められて
    いくのですが、それぞれの依頼人が
    捜してもらった食にまた出会うことで
    これまでよりまた違った思い出の食に
    関する感じ方になっていくのが
    食ってすごいもんだなと改めて思いました。

    ただ文体が京都の訛りのせいが読みづらく、
    「鴨川食堂」の世界にあまり
    入り込めなかった気がします。
    「鴨川食堂」はシリーズ化され続刊も
    たくさん出ているので数冊読んだらどっぷり
    「鴨川食堂」の世界にはま

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    2021年07月30日
  • 京都力 人を魅了する力の正体

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    ネタバレ

    第1章 京のブランド力-虚像でできた街の強さ
    ・なぜ人は京都に惹かれるのか→ブランド力→希少性があってこそ、ないものをあるように見せる力
    ・しかしブランド力に翳り。ずかずかと京都に入ってくる=観光客誘致の結果
    ・錦市場での食べ歩き、本来の錦は観光ではない。
    ・京都の店は火曜日と水曜日に休むのか?「か」「み」→かみ、といったこじつけ。水曜日は中央市場が休みだから。
    ・おいでやす、と おこしやすの違い。おこしやすぅ、おはようおかえりやすな

    第2章 イケズの本質-京女の言葉力 京男の伊達力
    ・「えらいええ腕時計してはりますな。うちみたいな店には似合いませんで」といいながら、普段づかいの器で料理を出

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    2021年07月25日
  • 鴨川食堂おかわり

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    美味しそうだけど、推理描写があまりにさらっとしててホントにそんだけで突き止めれるかーっ!!って突っ込みたくなってしまう(笑)。
    あと昔の食の記憶って美化されがちな気がしてそんなに思い出せるもんかなぁと。
    美味しそうだから良いけども(笑)。

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    2021年07月21日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

    購入済み

    不思議な独白調

    地の文が、主人公の独白調で書かれているのですが、謎の自信というか男好きというか、でも本人の様子は変わり者だし、不思議な雰囲気を感じ続けて読み終わりました…

    事件の解決とかは、何となく意外だけどあっさり、という感じで、どこがクライマックスか分からんというか、特にグワッと盛り上がる感じは無いです。

    こういう雰囲気が好きな人は好きかも。

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    2021年07月12日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    ネタバレ

    鴨川食堂を読むたびにわたしがもう一度
    食べたい食って何だろうと思ってしまうくらい
    毎回探す「食」について出てくる登場人物の
    思いが詰まっていて面白い。思い出なのか
    罪の後悔なのかどちらが本当に食べて
    知りたかった事なのかが最後にわかった
    「焼きおにぎり」の話や、
    若い時にはわからなかった思いの詰まった
    「カツ弁」の話、おばあちゃんのごほうびの
    「かやくご飯」の話が面白かったかな?
    色んな食べ物が出てくるけど最終的には
    作る人が食べる人の気持ちを思って
    作る料理ってどれも美味しいものなんだと
    当たり前のことだけど改めて思った。

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    2021年06月28日
  • 京都スタアホテル

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    京都スタアホテルは12もにもある。その総支配人の行き届いたサービスは本の中では素晴らしいが実際にこんなホテルがあるかなぁ。全てに気遣いが出来素晴らしいホテル、もしあるのであれば1度は行ってみたいメイドの土産として。

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    2021年06月21日
  • 鴨川食堂はんなり

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    ネタバレ

    基本的なストーリーの展開は一緒なんですが、
    毎回少しずつ変化をつけているので安心して
    読みつつも読者に飽きさせない感じに
    してくれているのかな?今回探す食材は
    「親子丼」「焼売」「きつねうどん」
    「おでん」「芋煮」「ハヤシライス」
    今回はちょっと不思議な話の「芋煮」には
    おやっ?と思いまいたがその話も基本的には
    ほっこりする話でした。「おでん」の話に
    出てくる元夫・・・わたしも奥さんに
    言われたら同じように外で食べてたかもwww
    「焼売」に出てくる依頼主はちょっと頑固
    だったんですが、息子が生きた証明というか
    そういったものを確認したかったのかも・・・
    毎回思うことですが、鴨川食堂みたいなお店

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    2021年06月19日
  • 鴨川食堂ごちそう

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    家で前日に食べた甘すぎる「いなり寿司」、
    恩師との煮貝思い出が詰まった「タマゴサンド」…。
    鴨川食堂には、今日も陣瀬の迷い人が訪れる。
    美味しいミステリー第8弾。

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    2021年07月15日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    思いがけず、なかなかよかった。続編出ないかなー。まりちゃんの超能力設定はいらなかったんじゃないかと思う。この作家さんは初めてだったんだけど、京都のほんとにおすすめしたいお店を発信するために書いたんじゃないかと思ってしまう

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    2021年05月30日
  • 鴨川食堂

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    ネタバレ

    探している<食>を見つけます。

    鴨川食堂・鴨川探偵事務所は知る人ぞ知る食堂。ここではもう一度食べたいものを探してくれる。心温まる京都の物語。

    京都が舞台の小説はたくさんあるが、これは少し毛色が違うかもしれない。いわゆる京都らしい要素である舞妓さんや寺社などは前面には出てこない。食堂で出てくる料理は京都らしさを感じるが、探す料理の方は鯖寿司はともかく、とんかつ、肉じゃが、鍋焼きうどん、ビーフシチュー、ナポリタンなど、ザ・京都の料理というわけではない。

    しかし京都らしい小説である。ご縁を大切にするところ、さりげない気配り、本物を妥協しない、など京都らしさが散りばめられている。さすが京都生まれ

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    2021年05月24日
  • 京都スタアホテル

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    伝統と格式を持った京都のスタアホテルをコロナ禍のもとで訪れるお客様たちを支配人の北大路や料理長たちがもてなす。

    5話のショートストーリーからなりますが、2話目の「綾錦」のひとり鮨が、親子の分かり合えないもどかしさを語る女性の話を、寿司を食べながら親方が聞いてくれる話が良かったです。
    行きつけの寿司屋でひとり語らいながらなんて、憧れだったりします。

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    2021年05月12日
  • おひとりからのひみつの京都 カリスマ案内人が教える48の歩き方

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    作者が愛情たっぷりに京都の魅力を発信している。
    京都はやはり街歩きするのが楽しそうな街だと思ったし、飲食店に関しては参考にしたい。
    紹介されている場所や飲食店は、ガイドブックより専門的?なので、何度も訪れたことがある人向け。

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    2021年04月29日
  • 鴨川食堂まんぷく

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    ここまで惰性で読んできたものの、幾つかの違和感が無くならない。
    例えば、看板もなく近所の人しか来れない食堂なのにいつもあんなに凝った料理を出しているのか、食事代は探偵料と一緒に依頼者が決めるという方式もかなりプレッシャーをかける方法だなとか、常連さんは幾ら支払っているんだろうか、など。
    毎回さまざまな背景と解決に人情があり、最初に出される料理の工夫も良く、短編であっさり読めるところも良いのだけれど、どうもこの違和感が消えないせいで心から楽しめない。

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    2021年04月25日
  • 京都力 人を魅了する力の正体

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  京のブランド力~虚像でできた街の強さ
    第2章  イケズの本質~京女の言葉力、京男の伊達力
    第3章  京のイメージ力~京都はイメージでできている
    第4章  京の美食力~なぜ京都の食は天下無敵なのか
    第5章  京の厄除力とリセット力

    <内容>
    柏井さんの本はもう何冊読んだだろうか?ちょっと苦みのきいたコーヒー。ディスるようで褒めている感じ。今回は京料理や井上章一の『京都ぎらい』の批判など、さらりと書きつつ、落として持ち上げている感じがいい。

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    2021年04月24日
  • 京都スタアホテル

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    よかった!いい話やねんけどうまくいきすぎて、小説やな〜って感じはした。短編集やもんね。シリーズ化してほしいなあ〜。こんなホテル行きたいなあ。全部このコロナの時代を描いてて想像しやすかった。全部良かったけど風花のたそがれごはんが1番好きかも。イタリアンの話もぜひ読みたいし、他にも料飲部門あるやろし読みたい。

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    2021年03月11日
  • 鴨川食堂いつもの

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    ネタバレ

    全6品6章からなる今作品、毎度のことながら
    訳ありの食探し・・・・子供のことは
    なんだかんだとお見通しなんだとわかる
    コロッケの話や餃子の意味が深かった話も
    よかったですが、自分が訪れたことのある
    カレー屋さん「いんでぃか」の話が
    出てくる「カレーライス」は読んでいて
    当時を思い出しました。
    "食"ってその当時のこともひっくるめて
    記憶に残っているものだと改めて実感。
    話自体はちょっと切ないながらも頑固な
    父が少しずつ変わっていけばいいなと・・・
    あとは共通で思うことですが各話の話の続きが
    すごく気になる形(読者に想像させる?)で
    終わるのでちょっともやっとするwwww

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    2021年03月03日
  • 祇園白川 小堀商店 いのちのレシピ(新潮文庫)

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    小堀商店の第2弾。短編好き、シリーズ物好きのわたしには必読のケース。でもちょっと、うーん、という感じ。ひとつひとつのお話は面白かったのですが。シリーズ物を読んでるときの高揚感みたいなのが足りませんでした。わたしにとって、ですが。

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    2021年02月23日