柏井壽のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
タクシー会社を辞めて個人タクシーを開業したことで離婚された椿裕之が、訳ありの乗客を京都の名所を巡りながら案内することで、最後には乗客をすっきりとした気持ちにさせる。
乗客の気持ちを考えて望んでいたことを探り当てて、願いを叶えるというのもなかなか難しいと思う。
かなり久しく京都には行ってないが、観光客ばかり集まっているところじゃなくて、穴場を知るにはやはり椿のような観光タクシー運転手だろうか。
詰め込み過ぎずに、しかも美味しい食事処も知ることができて良かった。
椿が、巡りたい場所のリサーチを元妻の双子の妹が営む小料理で美味しい料理とお酒を楽しみながら常連客の梅原さんに指南してもらうというのも毎回の決まりごとのようである。
女将・紫の京言葉が、かなりクセが強くて気になった。
①正伝寺の紅葉
②祇王寺の庭園
③弓削川沿いの出逢い桜
④御池通の紫陽花
⑤東天王岡﨑神社の雪兎
-
Posted by ブクログ
老舗ホテルのレストランてこんな感じなんですね。
敷居が高いというか、住む世界が違いました。
特に披露宴前夜に翌日のお食事のリハーサルをしたいと言い出す新婦母は、迷惑な人にしか思えず、感動はおろかホテルスタッフが気の毒に思えてしまいました。
しかもコロナ禍のお話で、リモート参列してくださるゲスト向けのお料理のリハですよ!
つまり、ゲストのお宅に配達されている、冷凍などされていて、レンジや湯煎が必要な、お料理をリハしたいと言うのですよ!
私は老舗ホテルのスタッフ、とてもじゃないけどできないなと思いました。
サーブされる側なら喜んで♡ですね。
和食やお寿司屋さんのカウンターのど真ん中に座れる度胸と品位とお金が目下のところ、不足しております。 -
Posted by ブクログ
楽しく読めました。
個人経営の旅館の大変さや心意気など興味深かったです。
最後の展開はちょっと唐突で、しっくり来なかったけど。智也より宮大工の冨久山さんの方が、個人的には好ましかったなぁ。
伊東温泉は行ったことあるけど、川奈に泊まったことはないので、行ってみたくなりました。
洞窟の神社・姥子神社や桜寺・松月院も惹かれます。
章ごとに紹介されている全国のオススメ旅館も素敵!
智也のお寿司が松鮨のお寿司と似ている件とか、解き明かされないままのものがあるので、もしかしたら続編がある予定なのかな?
【オススメ旅館一覧】
オーベルジュ花季(静岡県伊東市)
旅館すぎもと(長野県松本市)
洋々閣(佐賀県唐津市)
みやじまの宿 岩惣(広島県廿日市市)
杖立温泉 米屋別荘(熊本県阿蘇郡)
和味の宿 角上楼(愛知県田原市)
円かの杜(神奈川県足柄下郡箱根町)
旅館紅鮎(滋賀県長浜市)
-
Posted by ブクログ
Audibleで。
歩きながら。伊東温泉は遠いけど伊東温泉辺りを歩いてるような気分で。
1泊2食、お部屋でご飯。贅沢だなあ。
昔は確かに私の田舎の海の民宿もそんな感じだった。必ず舟盛のお刺身があって、翌朝は魚のアラでお味噌汁。
料理が想像できて、懐かしかった。
いまはなかなか、そういう経営も難しく後継者もなく、そういう処も減ったから、有名温泉地であっても厳しいだろう。
この「海近旅館」も厳しい状況ではあったが、母から受け継いだ精神をもったミサキには、神が2人も舞い降りる。奇跡、ではなく、一生懸命さが呼び込んだんであろう。
こんな温泉に本を持って行って連泊したい(笑)
追記。
他に8つの旅館の案内がありました。
行けるか行けないか解らなくても興味津々
ネットで検索した(笑)