柏井壽のレビュー一覧

  • 祇園白川 小堀商店 レシピ買います(新潮文庫)

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    食べ物も工業化している今、その人にしか作れない料理のレシピも本当に遺産になっていくのかもしれないと思いながら読んだ。

    詳細にレシピを残しても作り手が変わると、少しずつ何かが変わるような気もする。

    それにしても、買い取ったレシピはこれからどうなっていくのかしら。

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    2018年12月28日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    居酒屋や喫茶店が軒を連ねる京都路地裏の
    ジャスミン荘。摩利が大家になってから、
    住人は路地入り口の伝言板に毎日メッセージを
    書く約束なのだが、ある朝、ひとつ空欄が。
    部屋を訪ねると、中に死体!?
    摩利が謎解きに挑む!

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    2019年01月10日
  • 鴨川食堂はんなり

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    今回は思い出の食捜しというより、思い出の人の食捜し?(^^;)まぁ私の好物ばかりだから良い♪でも食捜しの依頼前に流が作ってくれる「おまかせ」の方を食べたいな~(^q^)こいしは食捜しの聞き役なのに、相変わらず いけず な気がする(--;)

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    2018年12月14日
  • 祇園白川 小堀商店 レシピ買います(新潮文庫)

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    美味しいものが食べたくなる。食べた気分にもなる。そして、ほっこり。けど、わたしは「鴨川食堂」シリーズの方が好きかもです。

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    2018年11月25日
  • 京都嵐山 桜紋様殺人事件 長編京都旅情ミステリー

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    広沢池の畔で、日本画壇の重鎮・植山小堂の死体が
    発見された。なぜ植山は殺されたのか。京都取材を
    得意とするプロカメラマンにして美食家、名探偵の
    星井が、元妻で京都府警の美雪と共に謎解きに挑む!

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    2018年11月29日
  • 鴨川食堂はんなり

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    別れが原因になった親子丼、亡き息子の優しさが
    詰まっていた焼売、妻と息子が好きだった
    きつねうどん…。鴨川食堂には、今日も人生の
    迷い人が訪れる。美味しいミステリー第5弾。

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    2018年12月01日
  • 鴨川食堂いつもの

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    まさに“いつもの”の構成。
    京料理を感じつつも、もう少しひねりがほしいと物足りない感を感じつつも、構成がワンパターンなのでホントさらさら読めて気楽な一冊。

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    2018年11月02日
  • 京都下鴨なぞとき写真帖

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    鴨川食堂の原作者であり、京都の穴場などを多く紹介する著作も多い柏井 壽氏の、少し変わった作品。
    写真家の主人公が京都の名所で撮影するところに、ちょっとした小芝居が入る。そして、近くの小洒落たお店に立ち寄る。
    章末には、そのエリアの簡単な解説とお店の紹介が入るというちょっとした観光案内になっている....というコンセプトはよく分かるんだけど、小芝居が本当に小芝居になっており、深みがない。また、観光案内もほんのさわりだけ、お店の紹介もかなり内容が薄い。
    それでも星三つにしたのは、本書で紹介されている名所とお店のうち、わたしが行ったことのあるお店だったこと。それが、ちょっと嬉しかった。
    小説か観光案

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    2018年10月30日
  • 鴨川食堂おかわり

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    今回も盤石のパターンで展開される食探し短編集。京言葉で風情を味わい、京料理を想像する楽しみ方が根底の楽しみ方ですね。
    会話主体の文書でさらさら読めて読みにくい小説の箸休めにピッタリです。
    今回も警察官上がりの流が料理達者の謎やこいしの恋愛事情は脇役に徹が如く封印されている。食探しと言いつつ、依頼人からの手かがりで当時のお店周りの取材で現物をつけ止めるのがパターン化しており淡々としてます。
    中華そばのエピソードは深い内容で好みでした。

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    2018年10月21日
  • 京都下鴨なぞとき写真帖

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    ストーリー性はあんまり無くて、森見登美彦作品ほど京都を魅力的に描いてるわけでもないんだけど、美味しいお店の紹介があるのが良い。京都旅行前とかに読むと参考になるかも。あと頭を使わずにぼーっと読めるので時間つぶしにも◎。

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    2018年10月07日
  • 二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く

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    ネタバレ

    <目次>
    <二十四節気の言葉が目次となる>省略

    <内容>
    季節感を出しながら、その節気ごとの京都の風物詩を見開き2ページに。次に散歩道などを。最後に食べ物を並べたもの。べたなネタもあれば、マイナーなものもあり、京都をよく知るにはいいのでは?

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    2018年06月14日
  • 鴨川食堂おかわり

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    20180504 毎回、同じパターン。慣れてくると飽きてしまいそうに思ったがテーマの選択が良いのか、飽きさせない。そろそろ、こいしのロマンス話とかも期待したいのだがそこまでの変化は望まれてないのだと思う。次も楽しみにしたい。

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    2018年05月04日
  • 鴨川食堂はんなり

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    再読3回目。
    このシリーズの安定感。これだけ続いても、ほとんど劣化してなくて、本当によろしいですね。美味しくて、温かくて、ほっこり。

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    2018年05月04日
  • グルメぎらい

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  「グルメ自慢」ぎらい
    第2章  モンスター化するシェフ
    第3章  「食」を知らない困った客
    第4章  どこかおかしい、グルメバブル

    <内容>
    京都の食を中心にたくさんの本を出されている歯科医兼作家。年齢的なこともあるのか、世の中の「素人グルメ」とそれに迎合している若いシェフ、グルメ周りの人々を描く。基本的に著者の考えに賛成である。「食べログ」も読むが、いつも話半分にしていたので。タイトルだけがちょっと書きすぎかな?という感じ。

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    2018年05月03日
  • 鴨川食堂はんなり

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    20180414 エッセイはよく読んでいたが小説は初めて。食にまつわる人生の一場面を再現する事でクライアントの生き方まで伝ってくる。さりげなく京都のガイドブック的な記載も四季で楽しめる様になっている。息抜きに良い本。

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    2018年04月15日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    流とこいしの、依頼人と食に真摯に向き合う姿勢が好きだ。
    探していた食を食べて、前を向く依頼人にも心が励まされるような気がする。
    今回もあたたかな話だった。

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    2018年03月28日
  • 五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

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    ネタバレ

     京都にある古き良き長屋「ジャスミン荘」を舞台に、最近新たな大家としてベトナムから日本に来た 摩利が長屋で起こる奇妙な事件に取り組む本作。全ての事件に共通するキーワードは「親子」である。

    個人的に摩利の過去についての描写が不明瞭で、人物像を上手く捉えられなかった。またこの描写いるのかと感じる部分もいくつかあった。しかし登場人物の一人である鬼塚の言動は好ましく、おいしいところをいつも持っていくなと感じた。

    残りの部屋の話も読みたいので次回作を希望。

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    2018年01月05日
  • できる人の「京都」術

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    京都は見る所を二つ決めて、その間をじっくり見て回るのが良い。オススメのお店もたくさん紹介されており、ガイドブックに匹敵する。

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    2017年12月24日
  • 鴨川食堂おまかせ

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    シリーズ4冊目もお腹が空きました。おまかせが美味しそう、と、こいしぶっきらぼう、はいつもと同じ感想です。ぶたのしょうが焼きと、からあげの依頼者への、流さんの対応は好きでした。どんな事情があっても変わらず食を探す、というスタンスでも、流さんのこういうところはいいなと思いました。さらっと出された、こいしと浩さん付き合い始めたの?みたいな描写にびっくりしました。鴨川親娘の情報、ほとんどないからなぁ。妙さんも好きなのですが。あまり、ほっとするお話でもないのですが、読んでしまうシリーズです。

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    2017年09月10日
  • 鴨川食堂いつもの

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    父との思い出のかけ蕎麦
    娘の作ったカレーライス
    初恋の焼きそば
    かつての彼女の実家の餃子
    友達のお母さんのオムライス
    罪の思い出のコロッケ

    うっかり4作目を先に読んでしまい、慌てて読む。
    今回はなにやら説教くさいお話が多い。
    というか、お客さんもさまざまというか。
    最後の話がほんわかと終わってホッとする。
    それにしても、おまかせの料理が美味しそうで、美しそうで。
    香りとパリッとする音、お酒とどう合うのかな、なんてそこは悶々とする。
    ご飯とお汁、締めのお茶まで。
    やっぱり一度は行きたいなあ。

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    2017年09月10日