笠井あゆみのレビュー一覧
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美しい世界
メジロ(作中では漢字表記)という世にも美しい人種を巡る闇世界との闘い。捜査官の白井は鵙矢という伝説の鳴かせ屋と組んで、黒幕と対決していく。ハラハラドキドキの展開。美しくて哀しいメジロの世界に夢中になりましたよ。続編を強く希望します。
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もはや自分の中では恒例になってきた、笠井あゆみ先生のイラスト探し。これは特に表紙が硬質で美麗で、ぜひカラーで見たかったので紙媒体で。
そういうシーンもてんこ盛り(というか、そういうシーンから始まる)なのに、その他のお話の部分に気持ちが傾いてしまって、読み終えるとそういうシーンの印象はあまり強くないです。
受けは小さい頃に自分の不注意で強盗を家に招き入れてしまい、そのせいで両親を亡くします。この犯人を見つけてやろうと虎視眈々と狙っているのですが、こちらのお話が面白くて、特に最後、犯人と対峙しているシーンがドキドキもので、BLだということを忘れてしまいそうになりました。
そのあとの剃毛シーンで、 -
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禁じられた恋
他人のものだと思うと欲しくなくなる千明。しかし、紅葉のような赤い狐のことは別だった。他人の式神だと分かっても、欲しいと思ってしまう。可愛らしい猫宮ちゃんが随所で良い味を出して、たまらない。ぶーん!って可愛すぎる!さて、鳥谷作品の攻さまは変態、いえ、独自のツボを持っているのですが、今回も!楽しかった。
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解放される主人公
それまで自分を縛り付けていた何かから、解放される・・・。素晴らしく爽快感溢れる出来事。西野先生の作品によく見られることです。悲愴感がないのがよろしい。
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思いがけず大当たりを引いてしまったかのような。
元々は、笠井あゆみ先生のイラストの小説を漁っていたときに発掘した本です。丸木先生の小説も、この時点では読んでいて、端正な文章を書かれる方だなと思っていたので、軽い気持ちで。
いわゆる年下攻めで執着系、なのでしょうか。非凡な才能を持つ攻め(でも本人は、そこまで自分の才能に執着していない。そしてそれが受けをさらに苛立たせるし、憧れさせる)と、攻めが持つ才能を渇望している(けれど、表面的にはそう見させない)、お育ちの良い受け。
じれじれと距離が近づいていくのが良かったです。前半、攻めがただの可愛いわんこかと思いきや(目が合っただけで顔を赤くしたり -
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泣けた泣けた
弓月先生の作品には、出だしで心をつかまれてしまいます。淋しいけれどどこまでも美しいシーン。胸がつまります。読み進めるうちに主人公がどこまでも心清らかな少年だとわかります。孤独な二人の出会いと再会に、涙をぬぐいながら読みました。
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『人魚姫の弟』『白雪姫の息子』に続く、官能童話BLシリーズ。今回はタイトルからもわかるとおり、シンデレラがテーマになっていましたが、さすがセンセでしたね~
攻様の方がシンデレラなのです!このひとひねりが素晴らしいです。ぱっと見、表紙からはシャロンの方が相応しいと言えそうだけどそこはストーリーを読めば読むほど納得できる筋立てになっていて、ハマりました。
相変わらず美麗でえっちな笠井あゆみセンセのイラストで、妄想が広がりまくりでした。エロ的には、濃厚であるけれど品性すら感じさせる美しい交わりで…!
特に馬上Hは、その昔衝撃を受けた山藍紫姫子氏以来の官能的場面でした。
しかも、ただ単にエロいだけじ -
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どストライク!
足フェチ受!靴職人英人は、客の姫澤の足を見た途端に落ちた!もうよだれを流さんばかりにうっとり。寝ても覚めてもあの完璧な足に焦がれてしまう。こんなことは初めて。姫澤はそんな英人を気に入ってしまう。エロの一方で、ご町内の平和を守ろうとする姫澤の優しさ、新入りの英人と町の人との交流など、人情溢れるエピソードに心温まる。
もう一度見返したくなる、いい塩梅のお話でした。
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竜人の世界が楽しい
文庫本も持っているけれど、このシリーズが好き過ぎてこちらでも購入。
竜人の世界で生まれ育ったカイと、第1巻では人間だったけど→カイから輸血→水棲竜の血→キメラの血、と体内に取り込むことによって変化した潤。二人の苦悩、その果ての喜びをこの巻では描いている。未知の事柄に直面した畏れ、踏み出すに至るまで。勇気の源は、愛!!!!楽しかった!
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軽いタッチのゴーストバスターズ
シリーズもの第1作。繰り返し読める楽しいものです。主人公が負けん気が強く努力家で割と熱血。小柄で身軽な、憎めない男の子です。彼の持つ雰囲気が作品を支配しています。
お祓いものといいますか、ファンタジーです。怖さは全くありません。
カワユイケモミミも出てきます。新米討魔師けいちゃんが兄を助けるために猪突猛進!うるさいほど元気に頑張ります。凄腕の先輩・有生さんはけいちゃんをからかいながらも助けてくれます。しっかり報酬はいただきますがね。この二人の関係性がどう変化していくか、楽しみながら次の巻へどうぞ! -
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凛と品のあるビッチ受!
好きな作家さんです。基本的に育ちの良い受さんのお話ばかり手にしてきたので、里村のビッチっぷりには驚きました。でもそれも出だしだけで変化していきます。それに、会社経営者として覚悟を決めて資金繰りに奔走する様子に根本的にまじめな、責任感のある人間だとわかります。側近の青柳、援助者の長谷(攻)にあれこれ守られながら両親の敵討ちをしようと頑張る様子が可愛くさえ思えてきます。要は大変好感の持てる主人公だということです。読んでいて楽しいお話で、続いて欲しいですね。
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残酷で美しい世界にどっぷりと
本当に美しかった。犬飼さんのお話も笠井さんの絵も、どちらも!! グリム童話の本来の残酷さや淫靡さをたっぷりと練りこんだストーリーで、白雪姫の2人の息子たちがままならぬ恋情に苦しみ悶える様がお話の世界をより深めているように感じました。また、あとがきにもあったように、色んなお伽話のエッセンスがてんこ盛りのエロティシズムとグロティスクが作中のいばらのように絡み合っていて、そんな厳しい境遇に負けずに咲いた一輪の可憐な花のような2人の純愛が、実に大変に美しい物語でした。誰がなんと言おうと2人は幸せ手に入れたんです。良かった。
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犬飼のの先生の文章が大好きです。
そして、笠井あゆみ先生のイラストが大好きです。
絵画のような表紙が美しく、細部まで描き込まれているので、ついつい表紙をピンチしてズームアップしたくなりますが、もちろん紙媒体なのでできません。残念。
表題作のほかに、ヘンゼルとグレーテルをモチーフにした連作短編が3つおさまっていて、どっぷりとファンタジーの世界に浸かれるのが楽しいです。
輪シリーズの方の攻が、青髭公みたいな大男で、彼が登場する一枚目の挿絵が、毛むくじゃらの脚が大盤振る舞いされていて大変興奮しました。笠井先生の耽美なイラストで見る「モサモサ攻」はインパクトがすごくて、一気にフェルナンのことが好 -
Posted by ブクログ
西洋版おとぎ話BLに引き続き、待望の日本昔話BL。
キャラ設定が色々な意味で面白かったです。
平安調とSFがミックスされたファンタジーもので、センセの作品としては以前のラブコメものに近い雰囲気でした。
過酷な試練もありながら、甘さはてんこ盛り!
特に攻の輝夜が注目キャラでした。…すごい俺様なんだけど愛すべき人物。浦島や一寸(彼らとのやりとりが笑えましたww)が、輝夜のことをすごく大事に思ってる気持ちが理解できます。
そんな輝夜がシロと出逢い、愛する事を学んで、どんどん男として成長していく姿に惚れました…
イラストが笠井あゆみセンセですしね~もう溜息しか出ませんでした。
シロは辛いことがあって