【感想・ネタバレ】紅狐の初恋草子のレビュー

あらすじ

翻訳家の千明(ちあき)は業界一の超絶クール・ビューティで、実は呪術師一族の生まれ。だが、特別な力はなく、年齢=恋人いない歴。ごく平凡に暮らしていた千明はある日、偶然手にした呪具の指輪で、美しい紅(くれない)色の妖狐を召喚してしまう。一目で気に入るも、彼にはすでに主がいた。慌てて契約を解こうとするが、呪具が外れず……? イケメン妖狐と不運な翻訳家に空飛ぶ子猫が加わって織りなされる、極上のもふもふロマンス。

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禁じられた恋

他人のものだと思うと欲しくなくなる千明。しかし、紅葉のような赤い狐のことは別だった。他人の式神だと分かっても、欲しいと思ってしまう。可愛らしい猫宮ちゃんが随所で良い味を出して、たまらない。ぶーん!って可愛すぎる!さて、鳥谷作品の攻さまは変態、いえ、独自のツボを持っているのですが、今回も!楽しかった。

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2018年04月01日

Posted by ブクログ

翻訳家で呪術師一族の生まれでクールビューティな千明。ひょんなことから召喚したのは美しい妖狐だった。
式神である紅葉が、まだ見ぬ主に仕えるために現世で会社を興して千明以上に潤っていたりと、普通のモフモフものと一味違うのが面白い。そして、超絶可愛い猫の猫宮…!猫宮の出番はこの作品の癒し。そんなファンシーな設定に入り込むのはつゆだくエロ。まさに盛りだくさん。楽しかったです。

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2018年02月10日

Posted by ブクログ

呪術師の一族だけど特別な力のない千明と間違って召喚された紅葉。紅葉の態度は悪いけれど、何だかんだと世話を焼いているのが楽しかった。紅葉と猫宮がじゃれているのも可愛いし。奥手な千明と不器用で素直ではない紅葉。進展するのにとにかく時間のかかりそうな2人だけど、一旦自分の気持ちを認めたら、甘々なカップルになりそう。

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2019年10月08日

Posted by ブクログ

初めての鳥谷先生でした。手に取ったきっかけは、もちろん笠井先生のイラスト。

笠井先生のイラストはいつ見ても美麗ではあるのですが、それ以上に、小説の挿絵や表紙を拝見するたび、小説の内容をしっかりと表されていることに感動します。イラスト内に散りばめられたアイテムが、決して美的センスを満たすためだけに描かれているのではなく、ちゃんと小説の内容とリンクしているのが、笠井先生すごいなープロだなーと毎回感動&感心します。

地の文が綺麗で、主人公が相手に惹かれていく過程が丁寧に書かれているのが好きでした。
廊下が揺れたり、四季がぐちゃぐちゃになって花が咲き乱れる庭、勝手に部屋と部屋がくっついてしまったりする家、というのがとても面白くて、またそれを「そういうものだ」と納得してしまっている主人公が可愛かったです。

本当に細かいことなのですが、小説に動物が出てくる場合、セリフとして擬音語を書かれると妙に気持ちが冷めます。猫宮が「にゃー」とか「にゃう」とか言うたびに、どうして地の文がここまで美しいのに、わざわざ擬音語を書かれるんだろう?と不思議でした。
後半、猫宮が話し出すので、なるほどこれの伏線だったのかと思いましたが、それでもやっぱり、擬音語はそこまで使わなくても良かったのでは…と思ってしまいました。

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2018年09月05日

Posted by ブクログ

途中千明の恋心に泣きそうになりました。ハッピーエンドだけど途中が切なくて良かったです。
猫宮がめちゃくちゃ可愛いです。

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2018年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!設定が面白かったですね。翻訳家で呪術師の一族だけれど能力はほとんどない千明と赤い狐。主がいる妖狐に恋をしてしまう千明。冷たいんだよ。かわいい子猫の猫宮がたまらない!

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2018年01月12日

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